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『ぼくたちは勉強ができない』137話 感想:乙女たちの聖戦と5年越しの想い!バレンタインで恋模様はどう動く!?

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ぼく勉 問137 感想「乙女の甘い想いは時に[x]に連なるものである」

ぼくたちは勉強ができない』 最新話 感想 ネタバレ注

 

今週の『ぼく勉』を読了。

 

先週の予告でも示唆がなされていた通り、ついに『ぼく勉』ラブコメワールドにもバレンタインの時期がやってきました。

 

日本では「女性」が「男性」にチョコレートを贈り、「愛」や「感謝」の気持ちを伝える日として広く知られているそのイベント。ラブコメ的に言えば、年に一度の"聖戦"にしてヒロインたちの背中を押してくれる"最大のお祭り"でもあります。

 

好きな人にチョコレートを渡したい。ありったけの"感謝"甘酸っぱい"想い"を形にするために――。2月の寒空を熱い青春でいっぱいに埋め尽くす、そんな彼と彼女たちのバレンタインデーがどのような顛末を迎えていくのか。早速、今週のお話を見ていきましょう。

 

 

 

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ぼく勉 137話:乙女の甘い想いは時に[x]に連なるものである

 

さて。そんなわけで今週はお待ちかねの「バレンタイン回」です。

 

高校3年生の春から始まった『ぼく勉』ワールドにおいては最初で最後となるこの恋愛イベント。しかし、中学一年の頃から成幸くんと親交のあったうるかには当然「計5年分(=5回分)」ものチャンスがこれまでにもあったはずで、そのあたりがどうなっているのかも今回のお話の冒頭できちんと描かれていました。

 

 

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うるかさん0勝5敗

 

直接渡すことも、机の中にこっそり忍び込ませることもできず、「0勝5敗」のまま気付けば高校三年生まできてしまったバレンタインデーの苦い思い出。

 

今の2人の関係を踏まえればまともな形で渡すことができていなかっただろうことは読者視点において明らかだったわけですが、

 

来年またがんばろ...

 

という言葉を免罪符にして今に至ってしまった点が今回のバレンタイン回における一つのポイントと言えるでしょうか。

 

高校三年生である彼と彼女らの間には、自然発生的に生じる「次」の機会などもう存在しない。だからこそ逃げるわけにはいかない。今年のうるかが背負っているのは、そういう状況です。

 

 

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今年こそは...

 

ゆえに、今回のバレンタイン回は文脈的にも「うるか」をキーパーソンにして物語が展開されていくことにはなるのでしょう。

 

 

乙女の甘い想いは時に[x]に連なるものである

 

というサブタイトルに対し、各ヒロインたちを表すエプロンの文字がうるか:OTOME、理珠ちん:TOKUMORI、文乃さん:KYONYU」となっていることからも、そのようなストーリー展開が示唆されていたのかなと個人的には感じました。

 

 

甘酸っぱい青春

 

とはいえ、「理珠ちん」も「文乃さん」も成幸くんへ淡い恋心を抱く乙女であることに間違いなどあるはずもなく.....。

 

来るバレンタインを翌日に控えた2月13日、うるかの自宅で3人仲良く「チョコ作り」に励むことと相成るわけでございました。

 

 

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三人でチョコ作り

 

なるほど......。

 

まぁエプロン姿の文乃さんが最高にお可愛い...というのはこれまでにも再三申し上げてきたとおりなわけですが、真面目なお話、同じ男の子に渡すチョコレートをこうしてみんなで一緒に作るという展開になるあたりが何とも『ぼく勉』らしい作劇ですよね。

 

(心中複雑な文乃さんを除き)彼女たちがお互いの『想い人』を把握していない現状だからこそその光景が自然に成り立っていて、そのあたりの前提が崩れた時に彼女たちの関係がどうなるのか...という部分にまでは未だ踏み込んでいない。

 

バレンタインデーという特別な日に「手作りのチョコ」を作る。常日頃からお菓子作りに興じている人でもなければ、そこには当然『渡したい人』がいるわけです。理珠ちんが、

 

集まっておいて今さらですが...

お2人は誰にチョコを渡す予定なのですか?

 

と問うているように、そこを明確に共有し合う事もまた今後の彼女たちの『友情』を"本物”として描いていくためには必要なこと。

 

 

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核心に触れる

 

そうですか

私は成幸さんにあげますが

 

 

したがって、何一つ恥じることなくこの台詞が言える理珠ちんの存在は、今後の恋物語を追っていくにあたってとても重要になるのではないかと感じています。

 

そこにある「感謝の気持ち」も「甘酸っぱい恋心」も。背景やきっかけこそ違えど、きっと想いだけはみんな同じはずなんですから。

 

居心地の良い関係に終始して曖昧にぼかすのではなく、「友情」と「恋」の間で揺れ動く彼女たちの"感情"と"答え"をきちんと描き切って欲しい。

 

 

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「友情」と「恋」の先にある結末

 

そうして描かれた物語の最後に、再びこの「3人」の笑顔が見られたら嬉しいなと。

 

そんなことを改めて強く感じさせられた、問137「乙女の甘い想いは時に[x]に連なるものである」のエピソードでありました。

 

 

 

果たしてうるかたちは無事にチョコを渡せるのか

 

さて。そんな経緯でバレンタイン前日のお話が描かれ、当日の行方については次回の後編に持ち越し...となったわけですが、今回のバレンタイン回を通じて「何らかの進展」が描かれるのかどうかも気になるところでしょうか。

 

 

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大量のチョコを確保している成幸くん

 

成幸くんが朝から大量にチョコを持っていた理由に関しては順当に「あしゅみー先輩のバイト先でお客さんに配る用」とかだと思いますし、流れ的にも「うるかが本命のチョコ」を今度こそ渡すことになるのだろうと思いますが、何よりも大事なことは貰った側である成幸くんがどう思うか」です。

 

手間暇をかけて作った手作りのチョコレート。「渡せればそれでいい...」というものでもなく、そこにある想いを少しでも受け取ってもらえるのかどうかが焦点になる。

 

キーパーソンになるであろう「うるか」を筆頭に、「文乃さん」や「理珠ちん」、「真冬先生」や「あしゅみー先輩」がどんな想いを成幸くんに届けるのか。次週の後編に期待しております!

 

 

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『ぼくたちは勉強ができない』/筒井大志週刊少年ジャンプ」より引用しております。