ぼく勉 問66話 感想「祭の行方はいざ知らず[x]どもは華やかに舞う」
『ぼくたちは勉強ができない』 最新話 感想 ネタバレ注意
波乱の文化祭編3話目!
凄まじい絵面だ.....。衣装が脱げなくなってしまった前回の流れからして真冬先生が水泳部のステージに登壇することは容易に想像できましたが、よもやセンターボーカルとはね...。しかも、歌ってないし...!笑
もはや理珠ちんの驚き顔が全てを物語っているのだけど、真冬先生のフルピュア衣装なんて一般生徒から見たら普段とのギャップがヤバそうですね。教師で魔法少女でございます。少女とは一体...。(褒めてます)
もうね、真冬先生のコスプレを見過ぎて感覚がマヒしてきているのか、スク水も制服も魔法少女コスも一番似合うのは10代じゃなくて20代だと思えてくるから不思議ですよ。あぁ、真冬先生のおかげで新しい扉を開きつつあるな...。
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真冬&うるか on ステージ!
うるかわいい!
で、一方の衣装を奪われたうるかちゃんはどうなんの?と思ったら、追加衣装で参戦なり!B組のお化け屋敷で余っていた布を使い、即興で成幸くんが新しい衣装を作ったのでした。成幸くんが万能すぎる!
まぁ、真冬先生が水泳部の「思い出」づくりの邪魔をしたくないと言っていた時点でうるかが登壇しない展開はありえなかったわけですが、なるほどそこで新キャラのダークネスで3色+1ときたか。なんかToLOVEったりしそうな名前ですね!(おい)
盛大にすっ転んでお尻から顔にダイブ...なんていう奇跡の展開は『ぼく勉』の領分ではないので安心ですが、しかし!なぜ成幸くんがうるかの服のサイズを知っていたのかは気になりますのう...。(真顔)
やっぱり問34.の幕間でハロウィンコスの手縫いをしていたんで、そん時にうるかから直接聞いた説が濃厚かしら...。うるかの自己申告だと思うと胸が熱くなりますね。ということは、文乃さんたちのサイズも成幸くんは知ってるってことに...。(←それ以上、考えるのをやめた人)
一方・・・。
この先生、ノリノリでキレキレである。
うるかに歌を任せて、真冬先生はダンスで華を飾る。こういう展開にしたのはめちゃくちゃ良かったなぁ...。なんと言っても、学生時代との対比が効きまくってるのが素晴らしい。
真冬先生の高校時代の努力がこの舞台で活かされているわけですし、学生時代ずっと一人で踊っていた真冬先生にとって、4人で立つステージはきっと特別な「思い出」になるはず。
まさに、過去ではなく前を向けば青春はいつだってそこにある!な展開ですよ。これがめがっさ熱い。
やっぱり「うるか→真冬先生」のラインを63話で作っておいたのは、凄く綺麗な流れだったのかもなぁ...と。筒井先生は基本的に話の流れを重視するタイプの作家さんというイメージがありましたけれど、今回の展開でその印象がより強くなった感じです。
魅せたい展開にインパクトを与えるために、前もって別の展開でスパイスを仕込んでおく。周到に前段階を用意して話を構成している。非常に計画的なストーリーメイキングの手法で、63話でうるかが真冬先生に対して信頼を抱く展開があったからこそ、あれほど簡単に4人で踊るという提案をうるかが受け容れることが出来たわけですから。
この笑顔!(with 理珠ちんうどん)
仮にうるかが真冬先生のあたたかさを知らなければ、ステージ上でうるかがあそこまで活き活きとした笑顔を浮かべることはなかった。つまりは、真冬先生の生徒を想う気持ちがこのステージの成功を作ったとも言えるのかもしれませんね。
真冬先生の変化も尊い...
変わっていく真冬先生が熱い...!
今週のお話を見ると、この真冬先生のセリフが輝いてくるなぁと思います。だって、これ真冬先生の本音ですからね。「どこにいても君は 人と信頼し合って 補い合ってしまえる」。そんな成幸くんがすごいわ...、と。そして、きっと羨ましい...、と。
でも、真冬先生だってやってのけたじゃん!もちろん今回の舞台をプロデュースしてみせたのは成幸くんだし、まだうるかたち3人とステージに立っただけではあるんだけど、それでもきちんと補い合って成功を収めたわけじゃないですか。
歌が苦手な真冬先生の代わりにうるかが歌い、踊りの上手い真冬先生がダンスを披露する。こういうのを「補い合う」って言うと思うんですよ。自分の「できない」を人(成幸くん以外)に見せようとしなかった真冬先生も少しずつ変化してるんだなって。
しかも!
「彼女たちの思い出作りを守れたのなら まぁ...よかったわ」ときたもんです。初期は、こんなにも直接的な形で生徒を想う感情を表に出す人じゃなかったからね。何とも感慨深い。
やっぱり最近の真冬先生は人物像がしっかり掘り下げられるようになって、格段に魅力的な人になったよなぁ...と。抱えている背景が深い人だけに真冬先生関連の話が増えるのは自然だと思う。
65話の感想でも言いましたが、やっぱり「氷の女王」であった真冬先生にも春が到来して少しずつ「氷」が解け始めていくのかもしれませんな。[x]の答えが次第に解けていくように、真冬先生の「氷」も解けていく。そんな胸熱な展開を期待!
真冬先生はこれでいいのだ!
そして、安心と信頼の真冬先生クオリティにも期待大!完全に真冬ダークネスでした。伏線回収ありがとうございます!(←黒だし...)
(まさか、真冬先生の本音が表に出てくるにつれて、服のおはだけも進化していくのだろうか...)
ついに、鹿島さん動く!
フッフッフ...ついにきたな....
というわけで、こっからが本題です。そう、我らが名将・鹿島さんがついに動き出したのである。僕らの悲願が成就されるかは鹿島さんの手腕にかかってる!
いや、もちろん何も聞かされていない文乃さんからすればたまったものじゃないけどね、まぁそこはすべての事情を知れば鹿島さんたちが文乃さんのことを想って動いてくれたって理解してくれるはずだからさ。だから、このまま前進あるのみ!
「ジンクスなんて曖昧なものには頼りません」と豪語して見せた鹿島さん。もはや、期待感が尋常ではありません。パーフェクトな段取り、大胆な手際、強引な手口。その圧倒的なカリスマ性に僕らは全力で歓喜したってもの。
そして、ついに成くんから演劇出演の言質を取って見せたのである。いやはや感無量だね。「うどんの宣伝」を条件に利用するあたりに本気が伺えます。利用できるものは何でも利用する。その心意気やよし!それでこそ僕らの鹿島さんだよ!
ふざけんなっ!
くっ、気付いたら思わず「ぶさけんなっ!」と叫んでいる自分がいた...。何を言ってるのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった…って真冬先生の衣装がここで変なフラグを建てやがったよ...!
そりゃまぁ、真冬先生が着るはずだった衣装が行方不明だったんでどこかで必ず出るとは思っていたんだけど、それを成くんが着るのかいな!なんだ...このカオスな展開は...(困惑)。
スゲーよ...。やっぱり一筋縄ではいかないのか...。もはや、宅配業者が悪意をもって文乃さんウィンニングロードを妨害しているようにさえ思える。
もしや、着ぐるみ着たままキスすんの?それとも、服が破けて衣装がなくなった真冬先生が王子様役の衣装(成くんが着るはずだったもの)を着るとか...?それで真冬先生と文乃さんがキスするのかね?(錯乱)それはそれで見てみたいもんではあるが......。
とはいえだ!ここは逆に考えよう。むしろ、舞台が整った...と言っても良い状況なのではないだろうか。見えたぞ、エンディングが!(神にーさま風に)
トラブルを乗り越えて文乃さんと成くんが結ばれる!
なんだ、このかわいさは....
僕は21世紀を生きていることに感謝した瞬間が3回あります。
1つ目は『ぼく勉』の第1話で古橋文乃さんに出会った時、2つ目は第39話で文乃さんと成くんのお布団イベントが描かれた時、そして3つ目は......、今この瞬間だっつーの!
控えめに言って女神である。もはや、自分が生きているのかさえわからなくなりそうなレベルだった。天国にいるかのような光景が広がっていた。うわ...。文乃さんかわいすぎィィィィィィィィ!
もうね、僕は今回の文乃さんの御姿を拝見して勝利を確信しましたよ。だって、絵に描いたようなトラブルは『眠り姫』における行く手を阻む茨のメタファーでしょ?眠っているお姫様には近づけないっていう前フリでしょ?僕知ってるんだから!
でもな!「いばら」に選ばれた王子様は最後お姫様の元にたどり着くんですよ。そして、キスをするのです。そういう風に決まってるの!
そもそもこれだけ衣装ミスが連続しているのに、文乃さんだけ自分の衣装を着れている時点で、今回の『眠り姫』がきちんと成立する可能性は高いでしょう。やべぇ...来週以降が楽しみ過ぎる...。
文乃さんのターンがはじまったな!
ついに、あの日果たせなかった悲願が成就するのか...。僕らがずっと待ち望んできた文乃さんイベントがもうじき幕を開ける。そう思うともう、溢れる涙でページが読めない.......。
フフフッ...。待て、まだ笑うな。いや無理だ!声を大にしてもう一度叫ぼう!やはり今回の文化祭の感動の全てが古橋文乃さんに収束する!
もう盛大に夢見まくって、期待しまくって、来週以降の展開を待ち望んでいく所存であります。どんな未来が待っていても覚悟は決まった!此度の文化祭編、完全に古橋文乃さんの大勝利である!(どんっ)