ふわふわびより

『ぼくたちは勉強ができない』7巻 感想、真冬先生の躍進が輝く2学期!愛してるゲームで見えてくる関係性とは...!?

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ぼく勉 7巻 感想「彼らは戯れに[x]なる言の葉を披瀝する」

 

真冬先生とあしゅみー先輩!

 

ぼくたちは勉強ができない』第7巻が発売されました。今回の表紙のメインを飾るのは真冬先生とあしゅみー先輩である。もっときちんとしがみついていないと、2人乗りは危ないと思います!(※『ぼく勉』は百合漫画ではありません...)

 

また今回の表紙で特徴的な点は、やはり主人公の成くんも表紙の中に描かれているところでしょう。これは4巻ぶりで2回目ですけど、その時の表紙も真冬先生とあしゅみー先輩の2人がメインだったんですよね。

 

1巻:理珠ちん、文乃さん、うるか

2巻:理珠ちん、文乃さん、うるか、(真冬先生、関城さん )

3巻:理珠ちん、文乃さん、うるか、(海っち、川っち)

4巻:真冬先生、あしゅみー先輩、成くん、

5巻:あしゅみー先輩、文乃さん、(理珠ちん、うるか、真冬先生)

6巻:理珠ちん、文乃さん、うるか、(あしゅみー先輩)

7巻:真冬先生、あしゅみー先輩、(成くん、小林くん&海っち)

※()内は後方にいる人物

 

現時点での表紙構成はこういう状況であります。こうしてみると、筒井先生は1つの表紙の中でメインとして目立たせる人物を3人までと決めているのかな。まぁ、確かに印象を強くするなら3人くらいまでの方が良いのかもしれません。

 

それよりも未だに3人娘と成くんが一度も同じ表紙に描かれていないことの方が気になる。しかも、成くんが描かれた2つの表紙にはどちらも先生と先輩がいるっていうね。7巻までこの状況が続いているのは意図的なものがあるのかなぁ。

 

最終的に成くんが誰かと結ばれるまでそのヒロインとは一緒の表紙に描かれません!っていう「仕掛け」だったら面白いけどさすがにそれはないか。でも今後も表紙担当キャラの組み合わせがどうなるのかは楽しみなところですね。

 

 

<前巻感想記事>

 

 

 

武元うるかの恋愛事件簿!(53話、59話)

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うるかの夢キス事件!

うるかわいい!

 

さて。7巻の見どころを振り返っていくなら、うるか関連のエピソードは外せないでしょう。

 

高校生最後の夏休みが終わりを迎えて、物語は2学期に突入したわけですが、新学期一番槍で大きな動きを見せた(?)と言えるのは、やっぱり我らが”恋する乙女”の武元うるかちゃんなり!

 

中学時代からの共通の知人「海原さんと小林くん」のキス現場を目撃してしまった2人である。「イケメンがモテる」なんて現実的過ぎて切ないよ!ってのはさておき、キス現場を目撃してドキドキ赤面しまくりのうるか&成くんの姿に読者の頬が緩む緩む。

 

んで、「キス...成幸も したことあるんだよね 誰かと...」とうるかちゃんから儚げに一言。くっ...、これ以上は眩しすぎて死ぬ!控えめに言っても、この展開は神かなと思ったものです。

 

そして....

 

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うるかキッス!

うるかが決めたー!

お互いを意識してしまって、気まずくなって...というラブコメにおける超最高の決定機で武元うるか選手が見事なほっぺたキスを決めました!圧倒的ファインプレーである。ヒュー!ヒュー!

 

.....と思いきや、ここで主審(読者)からホイッスルが!どうやら今のプレーは夢だったのではないか?という疑惑が浮上しているようです。

 

あ~なるほど。確かにね、成くんうとうとしちゃってるもんね。しかも自分で「夢!?」と言ってしまってるし。これは疑問の声が上がるのも無理はない。非常に微妙な描写であると言わざるを得ません。

 

というわけで、主審(読者)が今大会から導入されたビデオアシスタントレフェリー(ビデオ判定)の確認に向かいます。これがキスプレー(事実)なのか、トリックプレー(夢)なのか。さぁ、審議の結果は....

 

 

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うるかは最高のプレーをした!

 

うるか派解説者A「あ~武元選手、口元をおさえていますねー。これはキスをしたということなのではないでしょうか。というかゴールイン!でいいんじゃないでしょうか。」

元ラブコメカップ日本代表解説者B「いやーでも武元選手はこういう(読者を喜ばせる)テクニックに関しては一流の選手ですからね~。マリーシアかもしれませんよー。」

 

~審議中~

 

主審「キス!(事実)」

 

 

あ、はい。

 

まぁ、個人的にはうるかのキスは現実ってことでいいんじゃないかなって。結局、現状では明確にどちらとも断定できる材料がないので、キスの真相は筒井先生とうるかのみぞ知る...なわけですから、読者が信じる方でいいんですよ。(えっ)

 

ただ一言申し上げるなら、やはり理珠ちんとの事故キス(14話)の方がインパクトとしては強いなとは思います。いや、アレが強すぎるだけなんですけどね。事故とはいえ、成くんと理珠ちん双方にとってのファーストキスイベントだしなぁ...。

 

 

 

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うるかの恋はまだまだ発展途上!

 

誤爆告白で逃げ出しちゃううるかちゃん!(59話)

 

まぁ、うるかは既に好感度MAXなのに(それゆえとも言えるけど...)『告白できない』『勇気が足りない』がテーマのヒロインなので、そのもどかしさこそがウリなのでしょうけど。それが59話で逃げてしまうシーンにも上手く表現されていたと思います。

まだまだ発展途上なうるかの恋。もう一歩が踏み出せるのか。いつか正真正銘、審議必要なしの本物キスが描かれるのか。楽しみなところですね。

 

 

<関連記事>

 

 

 

愛してるゲームと真冬先生の快進撃!(54話~56話)

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『ぼく勉』ワールドの5大ヒロイン×愛してるゲーム

 

「愛してるゲーム」勃発!

 

また、7巻のサブタイトル回にもなっている55話の「愛してるゲーム」も今巻の見どころでしょう。片方が「愛してる」、もう片方が「もう一回」と言い合い照れた方が負け!というブコメ漫画のためにあるようなゲームが『ぼく勉』でも披露されました。

 

まぁ、要するにこの手のゲームは、本当に意識している相手には「愛してる」の言葉が言えない...というのが基本ではあります。「言える」のであれば、その時点では恋愛対象として意識していないし、「言えない」なら少なからず意識はしているということ。

 

で、まず第一陣として、ゲーム大好きっ子の理珠ちんが超張り切って成くんに挑みますが、「愛してる」が言えずに惨敗。(←かわいい。)

 

続く、第2戦の文乃さんも理珠ちんとうるかの注目に耐え切れず不完全燃焼で敗北。理由はどうあれ、文乃さんも「愛してる」を最後まで言えませでした。(←超かわいい)

 

そ・し・て!

 

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言えや

成くんも「愛してる」が言えない!

 

やはり注目すべきは、成くんがうるかに「愛してる」と言えなかった点でしょう。ゲームであるとわかっていても、恥ずかしくて言えない。そこを考えれば、うるかに対して意識する気持ちが少なからずあるということになる。

 

ただね、それでうるかちゃん大勝利!っていうのとも違うのが面白いところ。だって、成くんが「愛してる」を言う側に回ったのはうるかの時だけなんで、理珠ちんや文乃さんとは条件が違いますから。条件を変えてぼかしているのがその証拠。

 

成くんが、理珠ちんや文乃さんには「愛してる」が言えたの?って話になればまた微妙な話になってくるわけで。

 

というか、基本的に『ガリ勉』属性で「恋愛事に耐性のない主人公」なのだから、ゲームであっても、同学年の女子に安易に『告白』なんて出来るタイプじゃないと考える方が自然。うるかに「愛してる」が言えなかったのも、そういう側面の方が強いと思う。

 

まぁ「言えや」なんて言ってるうるかちゃんが、59話で「my precious steady」って言われて自分も逃げちゃってるじゃん!というところまでセットでニヤニヤなのでそこは超最高だったんですけどね!単行本で通して見ると破壊力もひとしおですよ。

 

 

一方・・・。

 

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真冬先生とのフラグはありえるのか...?

 

真冬先生には「愛してる」が言えたが...?

成くんが真冬先生には「愛してる」が言えた事実からもスルーは出来ません。少なくともこの「愛してるゲーム」の時点では、真冬先生とのフラグは成立していないとも取れる。

 

けどな!真冬先生が「教師と生徒という間柄である以上」という言葉を発している点だけは声高に主張したい。もう何度か言ってますけど、これって「教師と生徒」でなければそういう言葉が交わされてもいいってことでしょ?卒業すればオッケーなんでしょ?

 

もちろん、現段階では成くん自体が真冬先生を『先生』と認識しているわけなので、恋愛対象として意識しているとは考え難い。そこの部分は成くんが真冬先生に「愛してる」を言えたことからも明らかでしょう。

 

でも同時に未だ特定のヒロインと成くんが恋愛的に進展しているわけでもない(最近伏線は張られたが...)ので、真冬先生も十分に筒井先生のメインヒロイン構想の一人に入ってると思う。

 

 

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2人は夫婦!

真冬先生の快進撃が止まらない!

 

だってもう2人は夫婦みたいなもんですからね。どこの世界に自分の部屋を生徒(男子)に片付けさせる女教師がいるってのさ!この時点で「教師と生徒だから」なんていう論法が通用するわけないじゃん!(超褒めてます)

 

そりゃ、真冬先生エンドになったら色々な意味で盛大に盛り上がることになるのは目に見えてるけど、卒業してからならなんの問題もないし、物語的には全然アリな範疇だと思うな。

 

まぁ、「希望は残っているよ。どんな時にもね!」理論で最後まで「夢」を見て楽しんでいくことも大切だってことですよ。真実はいつもひとつ!だけど、可能性はいつだって無限大なんだからさ!

 

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文乃さんの恋模様にも変化が...?(52話)

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7巻のキモは文乃さん!

文乃さんが今日も世界一かわいい。

 

というわけで、他にも理珠ちんのイメチェンとか、からかい上手のあしゅみー先輩とか、攻めの姿勢が感じられる一冊だったわけですが、なんと言っても7巻最大のキモは文乃さんがめちゃくちゃかわいかったこと。これに尽きるでしょう。

 

もうね「なぜ古橋文乃さんはこんなにもかわいいのか?」というテーマの論文で10万字のレポートが書けるレベルにお可愛いんですよ。いや、ホントなんで文乃さんってこんなにかわいいんだろうか...。(錯乱)

 

 

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文乃さんのモノローグ

あー、もうなんなんだこのかわいさは...!

 

これ、これ。こういうの!こういうのが大好きなんですよ!(※言語中枢が死滅してる人)

 

文乃さんの「2人っきりになるのって...あれ以来だよね...」攻撃である。無理...。7巻の文乃さんは可愛さに溢れすぎていて脳が危険信号を発している。このままでは脳が貯蔵できる一生分の幸せの許容量を越えてしまう!

 

問39.のお布団イベントで添い寝をした時のことを思い浮かべ、「成幸くん...あの時どうして...」と頬を赤らめる文乃さん。その御姿はこの世全ての「かわいい」をかき集めても遠く及ばず、まさにエントロピーさえも凌駕していた。文乃さんマジ女神!

 

これは持論ですが、ラブコメには最高にニヤニヤ出来る段階が大きく2つあり、それが「①なんとなく意識してしまう恋心の自覚手前段階」「②もしかして自分のことが好きなのかな?とお互いがゴールライン手前で右往左往してしまう段階」です。

 

で、言わずもがな文乃さんはまだ①の段階なわけですけど、この最高に楽しい時間を見せつけられた後に、時間をかけて②の段階へと進展していくのがまたストーリーとして最高でもあって。

 

「こういう時はさ...デートみたいって言うもんだよ」に始まり、セリフの端々から恋心を匂わせる要素が滲み出ていて今の時点で神懸かりなのに、ここから更にギアが上がるって考えるだけでもう一生ニヤニヤ出来るからヤバイ。あー、くっそにやけるな!

 

 

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降り止まない雨はない!相合傘と雨宿りが示唆する未来とは...?(58話)

 

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相合傘キター!

文乃さんと成くんの相合傘!

 

また、文乃さんの複雑な家庭事情が見え隠れした58話も物語としては非常に重要な位置づけになりそうな回と言えるでしょう。

 

降りしきる雨と文乃さんの抱える悩み。本来負のメタファーである「雨」を文学的に用いて「文乃さんの心情を雨が降る」という形で表現する。相合傘によって2人の今後の関係性(一緒の傘に入る=文乃さんの問題へ踏み込む)を示唆しているのも素晴らしいの一言。

 

でも、傘は折れてしまった。それもまた文乃さんの抱えている問題が簡単に解決できるものでないことを表しているようでもあって。

 

だから今はまだ一緒に「雨宿り」をしてあげることしか出来ない。けれど...、それでも確実に2人の関係性は進んでいる。そんなことを感じさせてくれる回でもありました。

 

 

そして...

 

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いつか雨は上がる!

文乃さんの笑顔が尊い

文乃さんの笑顔とともに「雨」が止んだ今回の描写を見れば、きっといつの日にか本当の意味で文乃さんの心の「雨」も上がる日が来るのだと思います。そこに一役を買うのが成くんであるというのが、改めてこの回で見て取れたのも良かったなって。

 

「雨」が止み「雲」が晴れたときに見えるもの。それこそが文乃さんが大好きな『星』ですからね。文乃さんが理系の道を志望した動機(将来)とも作劇場の絡みがある。やはり文乃さん関連のイベントは悩みの解決という軸も超大切なので目が離せません!

 

 

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要するに、なにが言いたいのかと言えば....。

 

 

7巻の文乃さんも最高にかわいかった!

 

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文乃さんは食いしん坊

 

ケーキを前にしてテンションが上がる食いしん坊な文乃さんが最高にかわいかったってことです!やっぱり古橋文乃さんがナンバーワン!

 

少しずつ動き出していく恋物語。変わっていく想いが輝いたり、変わらない想いが尊かったり。色々な想いが絡まる中で、彼・彼女たちの物語がまたどういう方向に進展していくのか楽しみですね!

 

 

 <連載最新話感想>

 

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『ぼくたちは勉強ができない』/筒井大志週刊少年ジャンプ」より引用しております。