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『ぼくたちは勉強ができない』76話 感想、ついにアニメ化!そして...武元うるかの”覚悟”と”青春”の先にある未来について...

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ぼく勉 問76 感想「ゆく[x]の流れは絶えずして...」

ぼくたちは勉強ができない』 最新話 感想 ネタバレ

祝・アニメ化!

 

みなさま朗報です!ついに『ぼく勉』のアニメ化が決定しました!もう本当に心から嬉しくてたまらないですね...。今は筒井先生への感謝と祝意で一杯ですよ...。6人がピースでアニメ化を喜んでいる今週の表紙も感無量の一言でした...。

 

連載スタートから1年半という期間でこういうお話が来るのは、一般的にとても順調なことなのでしょう。...とはいえ、ファンとしてはやはり「ようやく見れる...!」という気持ちもあったりで。動いたり喋ったりする文乃さんが今から楽しみで仕方ありません!

 

一体、いつから放送なのかなー。放送時期はまだ公表されていませんが、作品の内容を考えると新学期に合わせてきそうなので、来年の4月放送なのかも...と思いつつ、正式な続報を待ちたいところ。なにはともあれ、筒井先生、アニメ化本当におめでとうございます!

 

 

...というわけで。アニメについてはまた別の機会に語ろうと思いますので、早速今週の感想にいきたいのですが.......、その前に一言。

 

 

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袴姿のヒロインたち

袴姿の文乃さんが超かわいい!

 

やっぱり...文乃さんと着物の組み合わせは半端ないって!和服似合いすぎて悶絶するしかないって!あぁ、ホント文乃さんは宇宙一かわいいなぁ........。(※個人の感想です。)

 

 

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うるかの国体優勝!

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うるか、国体優勝!

 

さて、今週の『ぼく勉』は我らが恋する乙女のうるかちゃん回です。

 

...が、まさかまさか、ここで「国体優勝」という大きなカードを切ってきました。アニメ化が発表され、絶賛盛り上がっている最中にこんな爆弾級の燃料が投下されるとは...、筒井先生本当に恐るべしでござるよ....。

 

読み始めこそ、国体の結果発表をさらっと伝えてくる随分と思い切りの良い展開をするもんだなぁ...という感じのお話でしたが、そこからまさかの2段構えというね...。今回の物語は今後のうるかエピソードを描いていくうえでの足場になる重要なお話になっていたと思います。

 

 

 

才能と努力の人「武元うるか」

 

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周囲の期待

 

「うるかの国体優勝」の報せを聞いた学園中の生徒たちは、みな彼女のこれからの活躍に期待を寄せています。

 

いや、もう学園だけのお話じゃない。雑誌にも特集され、「水泳界」の中でも一躍有名人になった。今までも、それなりの注目選手であったことは間違いないでしょうけれど、圧倒的なタイム差で国体優勝を果たしたともなれば、その注目度に変化が起こるのも当然というものでしょう

 

 

当たり前なお話、「能力」というものは、それが「見えることで」初めて評価される類のものですよね。

 

雑誌に特集されたり、泳いでいる姿が動画にUPされたり。そうやって「結果」というわかりやすい指標で彼女の”凄さ”がインスタントに可視化できるようになったから、彼女のことをあまり知らない人たちでも、彼女の持つ「才能」やこれまでの「努力」を察することができる。それが「結果」の持つ大きな力なわけですね。

 

 

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成くんの気持ち

 

そして、そんな「彼女を取り巻く環境の変化」を目の当たりにした際の成くんの気持ちがこれまた印象的。実に彼らしい...というか、個人的に「あー、これ凄く気持ちわかるなー」という反応でした。

 

というのも、言い方はアレですけど、今回、彼女にサインを求めてる人達って、いわゆる彼女の叩きだした「結果」に惹かれた人達の象徴でしかないのです。昔から彼女の「頑張ってきた姿(=過程)」を見てきた成くんとでは当然立ち位置が違うんですよね。

 

彼女のスター性に惹かれた人達に対し、「あいつの努力が」認められるのが誇らしいと、彼女がスターになっていくまでの努力に惹かれた成くんとの対比。言ってしまえば、今回うるかを囲っていた人達は、彼の「気持ち」を浮き彫りにするための存在でしかないとも言えるわけですね。 

 

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ざわつく心の行き先は...

 

その背景を踏まえると、「誇らしい気持ち」と同時に芽生えた「変なカンジだな...」という彼の感情がまた切なくもあって.....。

 

身近な存在だった友達の「努力」が認められていること。その「変化」に嬉しさを感じながらも、大切な人が自分の手の届かない場所にいってしまうような...、どこか”いつもと違うことに対する違和感”を成くんは微かに感じ取っていました。

 

でも.....、それは決して「気持ち」の上だけのものではありません。当たり前でかけがえのない毎日にも、いつか必ず終わる時が来る。そして.....、そんな「非日常への入り口」はもう彼らのすぐ側まで近づいていたのです。

 

 

武元うるかの”覚悟”!

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煌めくうるかの”覚悟”

 

国体での圧倒的な成績。それを評価されたうるかに、水泳の強豪オーストラリアへの海外留学のお話が来ていました。で、彼女は即答で行くことを決断。その理由は「やれること全部やりきってから泣いてやる」と決めたからだと彼女は言います。

 

もちろん、うるかだってわかっているんです。その「選択」をすることが、イコール成くんたちと離ればなれになることだと。きっと、一度行ってしまえば、帰ってくるまで、今までみたいに簡単には会えなくなる。それは当然辛いこと。

 

 

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彼女の積み重ね


それでも...、ここで立ち止まるわけにはいかない。

 

だって、地区予選の際に見た後輩の涙が...、そして....、大切な親友たちと大好きな人の涙が背中を押してくれるんだから。だから、やり残したことなどないと、そう胸を張って言える日が来るまで、彼女が歩みを止めることはきっとこれからもないのでしょう。

 

やっぱり筒井先生は本当に凄い人だと思います....。中学の頃からずっと大好きで、それこそ成くんと少しでも一緒にいたいという理由で高校の進学先を選んでいたうるかに、「夢」のために自ら別々の道を進むことを選ばせる。他でもない彼女だからこそ最高に映える成長描写じゃないですか。もはや感無量としか言いようがありませんよ...。

 

 

しかも....。


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真冬先生とうるか

 

「夢」に向かって突き進むうるかの姿は、真冬先生の教育論を肯定する生徒を描いていくという側面においても味わい深い描写になっていて、今週のお話はページを捲るたび胸が熱くなるばかりでした。

 

言ってしまえば、武元うるかという女の子は、桐須真冬という先生にとって「理想の姿」そのものなんですよね。

 

強い才能を持ち、それに向かって歩み続けている人...というだけでなく、その「夢」のために代償にしてきたもの(うるかの場合は勉強)を補い合える存在がいる。それは、過去の真冬先生ができなかったことであり、彼女が欲していた存在でもあったのかもしれません。

 

それを踏まえると、もし過去の桐須真冬の隣にも「唯我成幸」がいたなら...と思わずにはいられませんが...、まぁ、そこは今後の真冬先生エピソードで描かれていくことになるのでしょうし、今はまだ楽しみに待つとしましょうか。

 

 

 うるかの”想い”が物語にどんな影響を与えるのか...?

 

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うるかの想い

 

というわけで、今回、「夢」に向かっていく強い意志を示し、成長を感じさせてくれたうるかですが、恋心方面では彼女らしい一面も見せてくれました。曰く、「留学の件 唯我くんには内緒にしておいてもらえませんか?」であります。

 

要するに、彼女は残された高校生活を最後の最後まで「今までどおりの関係性」でいたいのですね。変わらずにいたい。こんな毎日を繰り返していたい。同じ英文を「繰り返し読み込んでいくこと」というワードがそんなうるかの想いにかかっているかのよう。

 

でも、本当にそれでいいんでしょうか。美しい青春に出会った時、しばしば「こんな時間が永遠に続けばいいのに...」と思うことがありますけれど、でも”青春”の本当の価値ってそうじゃないと思うのです。

 

物語において”青春”の価値とは、同じ時間を繰り返すことではなく、昨日から今日へ、今日から明日へ時間を積み重ねること。「ゆく河の流れ」のように、変わっていくことこそが”青春”という時間の持つ一番の魅力なのではないでしょうか。

 

 

 

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変わった成くんの想い

 

だからこそ、うるかには「恋愛」軸でも強い覚悟を示して欲しいと思ってます。いつか終わりが来る「青春」を過ごしている今だからこそ、ずっと言えなかった言葉を声にして欲しいのです。

 

残された時間を握りしめて。これからのうるかがどんな恋の輝きを見せてくれるのか、そこに全力で注目していく所存!うるかの未来に幸あれ!

 

 

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『ぼくたちは勉強ができない』/筒井大志週刊少年ジャンプ」より引用しております。