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『ぼくたちは勉強ができない』93話 感想、桐須真冬先生が語る”無限の未来”!優しき瞳に映すものとは...!?

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ぼく勉 問93 感想「前任者は賢しらに未曾有の[x]を育む」

ぼくたちは勉強ができない』 最新話 感想 ネタバレ注意

今週の『ぼく勉』を読みました。

 

もはや完全に夫婦である。えぇ...もちろん今に始まったことではないのですけど、今回はついに「赤ちゃん」まで登場しちゃいましたから。しかも「私のミルクをおいしそうにっ!!」と興奮気味の真冬先生まで見られるというオプション付き。

 

まさか、この2人...読者に気付かれぬうちにこんなに進んでたのかよ...!?と驚愕しつつ、まぁそれもそうか...「相性バッチリ(※他意はありません)だもんね」という納得ができてしまう(するな)あたりがもう夫婦たる所以なのかもしれないな...なんて思ったり思わなかったりしましたね、はい。

 

 

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「子供」を育てるということ

 

 

 

.......というわけで、そんな冗談99%のお約束的前置きはさておき、この度『ぼく勉』の産みの親でもある筒井先生が「二児のお父様」になられたそうで。

 

本当に心からおめでたいことですよね...。産まれてきた瞬間の「赤ちゃん」を抱きかかえた時、「あぁ...これが『命の重さ』なんだ...」と感じることがありますが、「子供」が生まれるというのは本当にそういうことなんだと思います。

 

その「かげがえのない重さ」を背負い、「未来」へと繋げていくこと。そして、「子供」たちもまた「親」から与えられたものを、いつの日か自分たちの「子供」に返していく。

 

そうやって、無限に広がっていく”未来”にバトンを繋いでいくことこそが、きっと「親」になるということなのでしょう。今週は、そんなことを考えさせられるお話でもあったのではないでしょうか。

 

 

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ぼく勉 93話:真冬先生の子育てチャレンジ!

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不覚の真冬先生

 

そういうわけで、今週は久しぶりの真冬先生回でございました。

 

いやー、本当に凄いですね....。開幕1ページ目から早々にまたもやの「不覚」を取っていますよこの先生。もはや、「お尻」と「不覚」は真冬先生の代名詞!と言わんばかりのスタートダッシュっぷりである。そういう意味では、実家の玄関を開けたら見覚えのある風景が広がっていた....くらいの「安心感」を覚えるシーンでさえありました。

 

もちろん、問61の「模擬面接」回のように凛としたかっこいい真冬先生も大変魅力的ではありますが、学校以外の場面で露わになる彼女の「できない」部分に着目し、右往左往の末に、成幸くんから何かを学んでいく真冬先生の姿も『ぼく勉』という作品のヒロインらしくて凄く良いなぁと個人的には思いますね。

 

 

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真冬先生、ママになる

 

そんな中、今回、真冬先生が直面する「できない」とは一体なんなのか....という形の導入からお話がスタートしていたわけですけれど、なるほど...「子育て」でございましたか....。

 

無論、真冬先生が一児の母になったというわけではなく、叔母の子を預かっただけのようで。その子の名は「桐須夏海」。真冬、美春に続いて、名前に四季の文字を冠する女の子の登場であります。であれば、必然「秋」の名を持つ桐須親族の存在が気になりますよね。

 

恐らく、「冬」→「春」→「夏」と順に年齢が幼くなっており、「夏海」ちゃんが赤ちゃんであることから、「秋」は真冬先生より年上の存在、即ち、桐須姉妹のお母さんなんじゃないかとは思いますが、作中で実際に登場するのかというところも含めて、今後の展開が楽しみです。

 

 

真冬先生が語る”無限の未来”

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2人の関係性

 

しかしまぁ、この2人。本当に何から何までニヤニヤさせてくれますよね.....。

 

あまりにも最高の関係性というかなんというか....。「おむつ替え」や「ミルク作り」、「部屋の片づけ」に「泣き止まない赤ちゃんのあやし方」まで、成幸くんが「教育係」として「できない」真冬先生をサポートしていく今回の構図。

 

仮にこれが、物語の始まりの頃であったなら、真冬先生もここまで素直にはこういう関係を受容できなかったと思うんですよ。それこそ、問61で真冬先生自らが語っていたように、「恥やプライド」が邪魔をして、自分の「できない」部分を曝け出せなかったんじゃないかなって。個人的にはそう思うんですね。

 

 

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みんなで補い合えばいい(問34より)

 

でも、「できない」ことはみんなで補い合っていけばいいわけです。

 

完璧じゃなくたって構わない。「得意分野」があれば「苦手分野」だってある。「できる」ことがあれば「できない」ことだってある。

 

当然ですよね。人間ですから。だから、初めから何もかも「できる」必要はありません。自分が”やりたい”と思って、そのために一生懸命努力する。「生まれ持った素質」のあるなしで「可能性」を線引きするんじゃない。無限に広がっていく「これからの未来」に目を向ける。大切なことはただそれだけのことであり、きっとそれこそが自分の「未来」を自分の意志で選び取っていくということでもあるのでしょう。

 

 

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無限の未来

 

ここからなんにでもなれる

この子の前には 無限の未来が広がっているのだものね

 

そして。だからこそ、このセリフを真冬先生が語ることには、『ぼく勉』という作品においてとても大きな意味が内包されているのだと思います。

 

フィギュアスケート選手という「才ある道」に戻れなくなった「過去」を持ち、それを後悔の象徴と語っていた真冬先生が、「無限の未来」を象徴する子供達を見つめながら微笑みを浮かべている。

 

それは、彼女もまた在りし日の自分を振り返りながら、それでも前を向こうとしている...ということの兆しなのかもしれません。「過去」に捉われるのではなく「未来」に目を向けていく。「できない」ことを「できる」ように変えていく。そんな「未来の可能性」を追い求める成幸くんたちの姿を通して、彼女が「才ある道」への後悔を乗り越えていってくれたら嬉しいですね。

 

 

 

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成幸くんの”やりたいこと”

 

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教育学への入門

 

また、そんな真冬先生エピソードのバックグラウンドを踏まえると、やっぱり成幸くんの”夢”が「教育」関係の道になっていくことの納得性は本当に強いよなぁ...と個人的には思うわけでありまして。

 

だって、元々「勉強ができないやつだった」成幸くんにとって「教師」という道は、彼が「できない」から「できる」へ変わって見せたことを象徴する道でもあるのですから。言うなれば、自分の努力で夢を掴んで見せた証とも表現出来る進路なわけです。

 

 

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成幸くんと真冬先生

 

ゆえに、そういう意味においても、今回の真冬先生の言葉は、成幸くんにとって本当に響くものがあったんだろうなと。

 

幼い頃、できないやつだった自分が誰かの教育係になれるくらい勉強をできるようになった。恵まれた才がなくとも、自分の努力次第で人はなんにだってなれる。きっと、これこそが真冬先生の語った子供の持つ「無限の可能性(=未来)」なわけですよね。

 

 

 

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成幸くんの強み(問61)

 

そして、そんな成幸くんに自身の持つ「可能性(=積み上げてきた強み/努力)」を説いてくれたのも、他でもない、真冬先生なのです。できないやつだったからこそできない人に寄り添える。これが彼の原点であり、また『ぼく勉』という作品の原点でもある。

 

だからこそ、唯我成幸という一人の「生徒」が、桐須真冬という「先生」との出会いを経て、教育の道を歩んでいくことになるという点は、物語の大きな骨子になっているように思えてなりません。異なる教育論を掲げていた2人が、お互いの言葉や姿勢に影響を受け合って、それぞれの「春」に辿り着いていく。

 

未だ過去に後悔を抱え、「フィギュアスケート選手」という道への未練を捨てきれないでいる桐須真冬にとって、これから「教師」の道を目指そうと邁進していく唯我成幸という一人の男の子の姿は一体どう映るのでしょうね。今週はそんなことを考えさせてくれるお話でもありました....。

 

 

....というわけで、今週の感想をまとめると、

 

 

真冬先生と成幸くんの今後に期待!

 

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そして伝説へ...

 

今後の真冬先生&成幸くんエピソードに超期待大ってことですよ!

 

ついに抱き付いて「添い寝」まできちゃいましたし。まさか宇宙一の可愛さを誇り、物語の”メインヒロイン”でもある文乃さんに追いつこうとしているのでは....。「添い寝」は文乃さんだけの専売特許でもあったのに。こうも簡単に成し遂げてしまうなんて、真冬先生のヒロイン力は本当に凄まじいなぁ.,.。(そういう問題?)

 

 

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全力で訂正する真冬先生

 

まぁ、もうパパとママですからね。しょうがないかな。子供は嘘つけませんし。それだけ、パパとママみたいな関係に見えちゃったってことですもんね。うん。実に最高なイチャイチャ回でした。今後とも、2人の行く末に全力で期待しております!

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『ぼくたちは勉強ができない』/筒井大志週刊少年ジャンプ」より引用しております。