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『五等分の花嫁』45話 感想、風太郎は四葉ちゃんを救えるのか!彼女の抱えている問題とは...!?

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五等分の花嫁 45話 「七つのさよなら⑦」 感想

五等分の花嫁 最新話 感想 ネタバレ注意

抱えきれない問題を前に彼女は...

 

二乃の家出を皮切りに幕を開けた「七つのさよなら」編。

 

既に7話目に突入しているわけですが、家出騒動の解決はおろか、期末試験が近付くにつれて、もう一つの問題までもが同時並行で深刻化の一途を辿っていく始末であります。試験日までに解決の糸口をフータローは掴むことが出来るのでしょうか。

 

とはいえ、フータローが二乃に対して出来るアプローチは現状ではほぼないんですよね。もちろんキンタローの正体がバレた経緯はフータローにとって不本意だったでしょうけれど、でももう彼は彼女に対して「自分の想い」を明確に打ち明けましたから。

 

後は二乃が彼の「五人で一緒にいてほしい」という想いをどう受け取るかの問題でしかない。正体を隠していたことについて謝罪するにしても、その謝罪をどう受け止めるのかさえ二乃の気持ち次第。二乃が変わらなければ、これ以上先には進めません。

 

ゆえに、今のフータローにできることは「(二乃を)信じて待つ」ことしかないのだと思います。しかも、今根本的な面において、二乃と同等以上に根深い問題を抱えている子がもう一人いるわけですから......。

 

 

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四葉ちゃんの抱える問題

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無理しちゃダメですよ

 

というわけで、今回ついに四葉ちゃんの問題へと本格的な踏み込みを見せるフータローですが、そもそも四葉ちゃんが抱えている問題とはなんでしょうか。

 

まぁ、差しあたっての具体的な問題点は無論、試験を目前に控えながら陸上部の助っ人として拘束されていることですよね。

 

陸上も勉強も頑張る。四葉ちゃんは本気でその2つを両立させようとしているけれど、彼女の中で無理が生じてきているのも明らか。

 

陸上部の練習に乱入したフータローへ彼女が告げた「無理しちゃダメですよ」の言葉は、まさに鏡越しの自分へと言い聞かせるべきもの。そう言わんばかりの演出が今回は為されていたようにも見えました。

 

 

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私本当は...

 

そして、四葉ちゃん自身も自分が無理をしていることは当然のことながら理解している。フータローへ送信しようとした「私本当は...」に続くはずだった文字列を考えればそれは明白でしょう。

でも、彼女はその先の言葉を発することに躊躇いがある。なぜか?それはきっと彼女が「誰かに必要とされること」を目標に生きてきた人だから。

 

そのためにこれまでずっと『運動』という努力を積み重ねてきた。そして、今なお自分を犠牲にしながら誰かのために尽力をしている。

 

 

 

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才能がない私を...(13話)

 

以前の感想でも触れたとおり、四葉ちゃんの「運動能力」は彼女が努力の末に身に着けたものです。その事実は29話でフータローも指摘している。彼女は「天才」でもなければ、無論「走るために生まれてきた」わけでもない。

 

今回、作中の中で殊更「天才」というワードが強調されていましたが、フータローが「お前が天才とは世も末だな」と言ったように四葉ちゃんとは正反対のワードなのだと思います。

 

むしろ、彼女は「天才」ではないからこそ、無理をしてでも誰かのために「努力」をしてしまえる子。それこそが彼女の抱える根本的な問題点。

 

 

 

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四葉ちゃんの欲しかったもの

四葉ちゃんの欲しいものは...

 

その証拠に、フータローと四葉ちゃんのデート回でもそんな彼女のパーソナリティーが色濃く提示されていました。

 

あの日、フータローに欲しいものを聞かれた彼女が真に求めていたもの。それは他でもなく「フータローの笑顔」だった。そして、フータローの笑顔を見た彼女もまたあの日最高の笑顔を浮かべる。37話におけるキモはまさにここにあった。

 

自分のことよりも、誰かのために。それはとても美しいことです。でも、行き過ぎればそれは自分を縛る鎖にもなる。自分を犠牲にする形で人を助けるやり方では、本当に大切な人を笑顔にすることは出来ない。

 

「誰かに必要とされる人になる」。フータローにとってそれが、”写真の子”との出会いで決意した大切な「生き方」であり同時に「過去」の呪縛でもあるように、四葉ちゃんにとってもそれは同じなのかもしれません。

 

 

”長女”としての一花さん!フータローたちは四葉ちゃんを救えるのか

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今週の一花さんがハンパない件

う、美しい...

また、一花さん派として、今回の一花さんの活躍ぶりは見過ごせません!

 

一花さんからの「お姉ちゃんを頼ってくれないかな」攻撃である。なんだよそれ...。さすがにそんなん反則過ぎるっつーの!そりゃ、四葉ちゃんもついつい本音を零してしまうというものですよ。(そういう問題か?)

 

最近見せ場が少なかったのに、突然こんな破壊力ビッグバン級のシーンを入れてくるとはね。さすがに恐れ入りました。ラブコメ界で毎年開かれる「こんなお姉ちゃんが欲しかったグランプリ2018」堂々の金賞は一花さんで決まったも同然でしょう。

 

 

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一花さんと四葉ちゃん

 

まぁ、真面目な話、今回一花さんが「長女として」四葉ちゃんの問題を解決するために動き出したのはとても良かったなと思います。

 

もちろん、当事者同士(二乃×五月/四葉ちゃん×陸上部)での解決が一番というのはもっともだけど、現状それが立ちいかないのであれば、冷静な判断ができる第三者がアドバイスを送るのがベスト。ましてや彼女たちは家族であり、『姉妹』なわけですから。

 

そもそもフータローの願いが「五人一緒にいてほしい」というものである以上、それを成し遂げる当事者は「五人の姉妹たち」なんですよ。

 

ゆえに、そこをゴール地点にしているなら、姉妹たちが動き出さないとスタートさえできないのが道理。今回の『中野家問題』を解決するための鍵は、フータローだけではなく、5人の姉妹たち全員なのでしょう。

 

 

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風太郎たちは四葉ちゃんを救えるのか

 

その流れを踏まれば、四葉ちゃんの問題を解決するための鍵はもう揃いました。後は、四葉ちゃんを(彼女が抱える問題から)解放してあげるだけです。

 

きっと、四葉ちゃんの『努力』を知っているフータローにならそれが出来るはず。いや、ただ救われるだけでは終わらない四葉ちゃんの成長に繋がっていく展開に期待したいですね。

 

 

一花さんの一人立ちフラグ?二乃との対比について

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大人の味

 

あと、余談的なお話で個人的に今回気になった点は、一花さんの「大人」な面がフィーチャーされていたところでしょうか。前回の通帳らしきものを見つめていた描写を踏まえても、やはり一花さんの「一人立ち」フラグを匂わせているようにも思えますよね。

まぁ、まだ確実にそうと決まったわけでもないですし、期末試験に向けた勉強をきちんと一花さんはやっているわけですから、仮にそうであっても、期末試験編以降のお話にはなるのでしょう。

 

ただ、期末試験編のゴールが「五人一緒にいてほしい」というフータローの願いに帰着するなら、やっぱり一花さんの「一人立ち」フラグが無視できないものであることも事実。

 

 

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このまま6人で...

 

38話では「六人で一緒にいるのも嫌いじゃないんだ」と語る三玖に対して、一花さんも「私もそう思う」と言っていたんですけどね。

 

この時の描写さえも次の物語を引き立てるためのエッセンスにしてしまうのであれば、春場先生のストーリーメイキングは本当に秀逸で恐ろしいなぁ...と。

 

でも、仮に一花さんが「一人立ち」を考えているのであれば、その決意は素直に祝福すべきものなのだとも思う。だって、それはきっと一花さんが自分の意志で決めた道のはずだから。

 

何をするにしても五等分。今までずっと『中野家』という鳥かごの中で生きてきた彼女が、やっと自分の意志で、自分の足で、その鳥かごから一歩を踏み出そうとしている。物語としてこれは非常に意味のあること。

 

 

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鳥かごから飛び立つとき

 

彼女はフータローとの出会いで、大きな世界へ羽ばたいていくための”翼”(=自信)を手に入れたんじゃないかな。

 

もちろん、女優という道は簡単なものじゃない。実際にフータローに出会うまで『自信』が持てないでいた時もある。これからだって「夢」を叶えるまでにたくさん躓いて、何度もその翼は傷付くだろう。

 

それでも、一花さんは自分の「夢」のために歩き出した。鳥かごから巣立ち「1人」で飛び立つ決意をしているのかもしれない。それは、姉妹たちに置いていかれないために関係を断ち切り「独り」になろうとしていた二乃とは明らかに別種の決意です。

 

「家を出る」という決意は同じでも、「1人立ち」を考える一花さん「独り」になろうとしている二乃とでは、その意味がまるで違う。人は「1人」で生きていくことは出来ても「独り」で生きていくことは出来ませんから。

 

いずれにしても、風太郎の「五人で一緒にいてほしい」という願いには反してしまうけれど、仮に一花さんが一人立ちを考えている展開がくるならば、その決意は尊重されるべきなのだろうと個人的には思ってます。

 

(まぁ、まだどうなるのかはわからないので妄想の範疇でしかありませんが...。)

 

 

 

二乃は変われるのか

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二乃と三玖

三玖は二乃の心の扉を開けるのか...

 

さて、今後予想される展開を含め、色々な問題が未だに山積みの状況なわけですが、ひとまず期末試験編のラスボスである二乃が、今回の騒動を通して変わることが出来るのかは、やはり一番の焦点になることは言うまでもないでしょう。

 

三玖が変われたように、二乃もまた変われるのか。個人的には、ビンタをした五月が絡んでこないと根本的な解決は難しいんじゃないかなぁ...と思っていましたが、三玖になにかしらの考えがあるのかもしれないので、そこは楽しみなところ。

 

 

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上記の記事でも書きましたが、今回の喧嘩の流れは6話のストーリーを踏襲していて、6話でも、家に入れなくなった二乃を迎えに来たのは三玖でしたからね。三玖が二乃の心の扉を開いてくれるのかもしれません。

 

 

つ・ま・り!なにが言いたいのかというと...

 

 

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一花さん×四葉ちゃんが尊い

 

今週の一花さん×四葉ちゃんの歯磨きシーンが最高に尊かったなってことですよ!『五等分の花嫁』史上ベスト3に入るほどニヤニヤ出来たシーンでございました。春場先生に圧倒的感謝を!

 

さて、来週は「一花さん&フータローvs陸上部部長」になるのかな。一花さん・三玖・五月はもちろん、二乃もフータローの問題集を利用していることがわかったので、勉強面で不安なのは案外、四葉ちゃんだけになっているわけですが果たしてどうなるのか。

 

まぁ、前回も言ったとおり、家庭教師という関係性からの「さよなら」もありうると思ってます。なんせ、今回の期末試験編でさえ、フータローが作成した問題集を利用しているとはいえ、直接フータローが勉強を教えているわけではないですからね。

 

期末試験が上手くいってもそうでなくても、フータローの家庭教師としての立場はここで終わるのかもしれません。そんな関係性がなくても彼と彼女たちのつながりは消えない。そんな締め方もアリですし。どうなるのか、来週も楽しみですね!

 

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『五等分の花嫁』/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。