ふわふわびより

『咲-Saki-』第199局「奮戦」感想

咲-Saki- 199局(以下、咲-Saki-本編最新話感想のため未読の方はネタバレ注意)

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咲-Saki- 第199局「奮戦」 感想

 

何か知ってるの?あの見逃しにどんな意味があるのか

 

前回、ついに本領を発揮した、現インハイ王者の宮永照。そのあまりにも圧倒的過ぎる強さを前に、沈黙を続ける他ない三校だったが、照が解禁した「隠し玉」について、実の妹である咲さんには、なにやら心当たりがあるようで...。

 

見逃しはわからないですけど

あの雰囲気になったお姉ちゃんには

一度も勝てたことがなかったです

 

ふぅ~むなるほどなるほどなるほどー。じゃあ、もう無理ゲーだね!って...、ちょっと待って、咲さん。ここまでの会話のみだと「あの雰囲気の照はヤバい」以上の情報が何一つ入ってこないのですが....。もっと情報をくださいよ!情報を!

 

まったく、咲さんは本当にお可愛いこと、この上なしですね。登場してくれるだけで既に癒しなので、もう何でも許せちゃう。しょうがないよね。だって、「恐いんだし」「一度も勝てなかった」んだから。うん。実に感覚派の咲さんらしい見事なアドバイスでございました。本当にありがとうございます!

 

 

<前回の感想>

 

 

 

絶対王者の支配!

南3局 5本場 親:宮永照 ドラ:不明

 

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宮永照の力

 

とはいえ、問答無用の連続和了モードに突入し、かつ「ギギギー」という第三の力まで解禁してしまった照に対して、本当に打開策なんてあるのかよ...という話ではあるんですけどね。

 

だって、ついにダイナモツモまで発動してしまいましたし。こうなると、もう簡単には手が付けられない。その事実は阿知賀編でも描かれた通りです。もはや、咲さんでなくたって「ヤバい」としか言いようがないんだよなぁ...。

 

 

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高校生の頂点!!

 

ツモ

 

続く、南3局5本場も、当たり前のように照がタンヤオ七対子ツモ、25符4翻の手(「3200+500」オール)を和了り、これで南2局から数えて7連続和了

 

まさに圧倒的一人舞台。神は、この怪物を一体どうやって止めろと言うのか...。無理ゲーここに極まれりというものである。

 

 

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準決勝の奇跡

 

そう、すこやんの言う通り、この決勝卓の面子で照の連続和了を止めることは、極めて難しいと言わざるを得ないんですよね。

 

なんせ、準決勝では怜がいましたから.....。未来視の力で照の当たり牌を読み、かつ、一巡先〜三巡先まで、全体の流れをある程度把握出来る怜の存在は、宮永照を止めるための、言わば核の部分でしたし、ここに怜の意図を阿吽の呼吸で汲み取り、どこまでも献身的に立ち回るすばら先輩が同卓していたことも、やはりどこか運命的。

 

そして、ラスト。ドラ切りの覚悟を見せた玄ちゃんの一撃が、2人の連携と有機的に繋がって、まるで一本の線が出来上がったかのように、絶対王者・宮永照に一矢を報いるという美しいシナリオが完成した。

 

この全ての奇跡が一つの卓に寄り集まったからこそ、王者の予想を超える感動の一打が生まれたのです。ゆえに、あの一幕は、共闘関係さえ結べば、誰もが簡単に真似できるようなモノなんかでは決してないのでしょう。

 

 

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打開策は...?

 

では、一体どうすればよいのか...。

 

このまま、誰も照を止められないようなら、先鋒戦で試合が終わってしまう。だから、共闘するにせよしないにせよ、どこかで必ず誰かが喰い止めなくてはいけません。これは先鋒戦における三校共通の至上命題であり、貪欲にトップを狙っていくなら、むしろ最低条件とも言えましょう。

 

でも、南場で本領を発揮した照に一人で対抗する術は残念ながら優希にはない。きっとそれは、ガイトさんや玄ちゃんにしたって同じはず。唯一最も可能性がありそうだったガイトさんも、昨年個人戦2位の荒川さんを引き合いに出して、自分には勢いに乗った照を止められるような秘策(=一撃)はないと結論付けてますからね..。

 

 

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荒川さんの能力やいかに...?

 

 であるならば、やっぱり共闘しか道はないのでしょうなぁ...。

 

まぁ、照の連続和了喰い止めた荒川さんの一発(=ゲームと同じなら「他家に和了られるたびに手が良くなる」能力?)も大いに気なる所ではありますし、ガイトさん達からしてみれば、「ちょっと荒川さんを連れてきて...」って感じの苦境ではありますが...、しかし、自分にないものをねだっても仕方のないこと。

 

今は、荒川憩も園城寺怜もいないこの卓で、強大な壁として立ちはだかる宮永照を前に、ガイトさん達に残された打開策が果たしてどこにあるのか、その部分が鍵になるのでしょう。

 

9回目の和了りと照を止める糸口

 

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咲さんからのすばらな助言

 

で、今回気になるのは、咲さんのこのセリフ。

 

曰く「お姉ちゃんに8回めの和了りを許しちゃダメだよ」である。冷静になるとホント凄い会話だな...と思ってしまうのはご愛嬌ですが、 どうやら、照の第3の力「ギギギー」には、一つの”到達点”となる和了りの地点があるらしく、8回目を越えて、9回目の和了りは絶対に阻止が出来ないのだとか。ふむふむ。これは非常に面白いですね。

 

 

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9回目は阻止できない

 

というのも、これは明らかに九蓮宝燈を匂わせる前フリなわけじゃないですか....。麻雀における「9」という数字を考えれば必然ですよ。アニメで燈篭(=灯篭)が描かれていたこともこれでようやくきちんとした繋がりが見えてきたようでもある。

 

しかも、今回咲さんが語っている照の情報はあくまでも小学生時点のものなので、咲さんが知っている以上に照の力が強くなっていても、なんら不思議はないんですよね。

 

8回目が決まったら確定で9回目を和了る。これは、咲さんはもちろんのこと、従姉妹の光ちゃん(というか、やっと名前が明かされましたね...)や、(おそらく)20年前に麻雀プロであった彼女達のお母さんを以てしても一度も破ることが出来なかった照の力。それが7年という時を経て更に強くなっているのだとしたら、それはもう攻略は相当に難易度の高いものと言えるでしょう。

 

 

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勝負は10回目

 

となると、やはり9回目は諦めて、10回目が照の連続和了を止める勝負の局になるのかな。

 

現状、優希たちは9回目にどんな和了りが来るのか知りようもないですし、そもそも知っていたって止める術はないでしょうし。もうアレですね。たった一回の半荘で、「天和」に続き、「九蓮」まで飛び出したら、今回のインハイ決勝先鋒戦は、後世まで永遠と語り継がれていく伝説の対局になりますね。

 

まぁ、今回の先鋒戦は、「王者」と「神」と「ドラゴン」と「雀士サムライが一堂に会した卓なので、もう何が起こっても驚きはしませんが。でも、さすがに、ここで照が親の役満をツモったら、ガイトさん的にはかなり厳しくなるだろうなぁ...。ガイトさんの挽回にも期待したいところ。

 

....というわけで、今回の感想をまとめると、

 

 

九蓮宝燈は飛び出すのか!?

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魔の9回目に繋がる8連続和了

 

次回、ついに九蓮宝燈」が飛び出すのかどうか、ワクワクが止まらないなってことですよ!

 

まず間違いなく、この「魔の9回目」が先鋒前半戦における山場になるでしょうからね。「天和」に続いて「九蓮宝燈」が先鋒戦卓2度目の役満として成立してしまうのか。優希・ガイトさん・玄ちゃんは阻止することが出来るのか。次回も楽しみです!

 

〇現在の点数状況(前半戦南3局6本場終了時点)

1位 清澄高校 :143000点

2位 白糸台     :98600点

3位 阿知賀女子:95200点

4位 臨海女子    :63200点 ※和了形&点数が不明のため6本場の点数移動は未集計

 

 

次回は2/1発売号で掲載予定。記念すべき第200局を目前にして、最高に熱い展開。目が離せません!

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『咲-Saki-』/小林立ヤングガンガン」より引用しております。