ふわふわびより

『五等分の花嫁』98話 感想、中野五月と上杉風太郎の間に流れるsign!見上げた月 帰り道の あなたの横顔を思い出す!

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五等分の花嫁 98話「終わり掛ける日常」 感想

五等分の花嫁 最新話 感想 ネタバレ注意

 

今週の『五等分の花嫁』を読了。

 

前々回から「○○する日常」というサブタイトルが続いていましたが、またまた日常シリーズできましたね。今回の内容的に「終わり掛ける日常」というサブタイトルは凄くぴったりに思えました。

 

いよいよここから高校最後の「学園祭(=日常の中にある非日常のイベント)」が始まるということだけを表しているのではなく、この学園祭を契機に風太郎たちの日常(=物語)」が大きく変わり動き出していくということを意味しているようにも感じられる。

 

 

 

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次はフータローが「答え」を出す番

 

"夢"も"恋"も、いつまでも「黄色信号」のまま中途半端ではいられない

 

向けられた想いと自身の中にある気持ちに整理をつけ、上杉風太郎が真に「伝えなければならないこと」とは......。

 

今回は、そんな余韻を次の物語へ引き継いでいくお話が展開されていたように思います。

 

 

  

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第98話:終わり掛ける日常

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上杉父と中野父

 

さて。まずは冒頭、上杉父と中野父のやり取りが中々に意味深な感じで描写されていました。

 

風太郎の父・勇也から突然もたらされた「同窓会」のお誘い。タイミングとしては子供たちの学園祭をネタに「同窓会しようぜ」と言っている構図にも見えますが、この2人は家族旅行の際にも会っているわけですから「十数年ぶりだ」という台詞には違和感があります。

 

なので、順当に2人の共通の知人(=同級生)である「第三者が「来てるぜ」と解釈して差し支えないのでしょうけれど、果たしてこれは誰のことを指しているんでしょうか。

 

個人的に最初は「下田さんなのかな...?」とも思ったのですが、下田さんは五月たちと同じ生活圏で塾講師の職に就いているわけなので、「来てるぜ」というニュアンスとは合致しないと思うんですよね。

 

勇也の台詞からは「十数年ぶり」に遠くから来訪者がやってきた....という意味合いが込められているようにも見受けられますし、そもそも下田さんのことを指しているのであれば、勇也が五月に対して「何もなかったか?」なんて心配を匂わせる言葉を掛けたりはしないでしょうし....。

 

 

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勇也の意味深な台詞

 

とすると、何となく五月たち関係で「懸念事」が描かれる可能性もありえるように思います。

 

具体的に言えば、五つ子たちの「実父」登場とかですかね。

 

まぁ、現状だとありえなくもないのかな...という段階の予想しか出来ませんが、「いい情報を知らせにきてやった」という台詞に皮肉的な要素が込められている(2人の関係を鑑みれば十分にありうる範囲のやり取りでしょう)と考える事も出来ますし、五月に焦点を当てた物語が描かれるなら、その過程で実父が登場しても不思議ではないのかもしれません。

 

近日中に開かれることになっている「有名な講師の方の特別教室」と関連している可能性もあるかと思うので、この点については今後の展開に注目したいところです。

 

 

三玖の決意と風太郎の意志

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三玖との水族館デート


一方、前回のラストで盛大な引きを持っていった「三玖と風太郎の休日デート」に関してですが、その行き先として三玖が選んだのは.....まさかまさかの水族館。正直に言ってこのチョイスは予想してなかった...という感じではありましたけれど、舞台背景としてはとても良い演出効果を担っていました。

 

学園祭の準備で忙しい時期に三玖がフータローをデートに誘った理由。それはどうしてもフータローに伝えたいことがあったから。自分の進みたい道。本気でやりたいと思ったこと。果たして「今」の三玖が心から願っている将来とは何なのか。

 

 

 

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三玖の気持ち

 

無論、そこには「今までのように」フータローの近くにいたいという気持ちもある。

 

1年もの間「家庭教師」と「生徒」という関係で育んできた思い出の日々。結果的に「A判定」という好成績を残せる程に三玖が努力を重ねてきたことはフータローも承知している(ずっとそばで見てきてた)通りで、家庭教師の立場からその一助が出来たことを彼が喜ぶのは至極当然のこと。

 

だからこそ、三玖もまた風太郎に喜んでもらいたくて「大学」に行くという選択肢を一度「頭の中」で黙考するに至ったわけですが、しかしその選択はやはり「心」が強く指し示す道ではないのですよね。

 

 

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三玖の決意

 

「料理の勉強がしたい」。

 

元々は「フータローに好きになってもらえる私」を目指す一要素として「料理の道(=パン屋のバイト)」に足を踏み入れた三玖でしたけれど、今の彼女にとってその道は既に「フータローに寄り添うため」のものではなく「自分のため」のものになっていたのでしょう。

 

ずっと自分に"自信"を持つことができず、「何者か」になりたい、誇れる「何か」が欲しいと願い続けてきた彼女が、フータローに寄り添わずとも自分の意志で自分の道を切り拓けるようになった。それはまさに「自立」そのもの。跳べなかったペンギンが勇気を振り絞ってみせたように、強い覚悟で自分の想いをフータローに伝える三玖の姿は何とも感慨深いものがありました。

 

 

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三玖の意志

 

「家庭教師」と「生徒」という関係から始まった彼と彼女らの物語。

 

しかし、その枠組みに捉われることなく「自分の道」を歩み始めた三玖の在り方はまさに、6人のつながりが「勉強」だけではないということの証なんですよね。フータローに出会えたからこそ「今」の三玖がある。風太郎と関わっていく中で三玖が得たもの。それは「学力の向上」なんていう単一の尺度に留まるものじゃない。

 

フータローを想い、全力で恋をしたこと。そこにあった全てが三玖を前へ前へと導き、その結果、彼女の人生には「夢」が生まれたのですから。もう迷いはない。自分の意志で跳べる。そんな表情を以って「特別な人」に今一度想いを告白する三玖の姿を見つめながら、果たしてフータローはどんなことを想うのか。

 

 

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三玖の告白

 

いつまでも止まったままではいられない。

 

「進路」も「恋」も。三玖は何一つ誤魔化すことなく、自分の意志をありのままに表明してみせました。

 

だからこそ今度は風太郎が自らの意志をきちんと示す番である。彼の言う通り「進路」の話だけではない。五つ子たちと過ごす日常の中で上杉風太郎の胸に芽生えていった想い。彼にとっての「特別」。

 

 

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風太郎の中にある想い

 

それが全ての始まりである「写真の子(=四葉ちゃん)」に対する感謝の気持ちなのかどうかはまだ判断しきれないところですが、五人全員が大切な存在であるからこそ「特別な一人」を意識してこなかったようにも伺えるこれまでの風太郎にとって、三玖が発した「じゃあ次フータローの番ね」という示唆に富んだ台詞は大きな転換点になっていくのかもしれませんね。

 

 

五月と風太郎の間に流れるsign

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五月とフータロー

 

さて。そんな大事な流れの中で風太郎の前に姿を現している「五月の存在感」がまた何とも興味深い展開だったと言えるでしょうか。

 

「七つのさよなら(第41話)」や「スクランブルエッグ(第63話)」を始め、風太郎が何かに迷った時に相談役・指南役を担ってきた五月。今回も例に漏れず「答え」を探して悩む風太郎に対し、的確な言葉を残していました。

 

 

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出会えたことの意味

 

この学校に来なかったら

あなたと出わなければなんて後悔することはないでしょう

 

自分たちの関係はもう「教師」と「生徒」という枠で語り切れるものではなく、共に過ごしてきたこれまでの時間は6人にとって「特別」でかげがえのないもの。

 

ゆえに「この先失敗が待ち受けていたとしても」上杉風太郎に出会ったことを後悔することは決してない。「結果」を求めるだけのビジネスライクな関係に非ず、自分たちの間柄はもう立派に「友達」なのですから。

 

友達同士が関わりを持つ事に無意味も何もありません。楽しかった思い出、色褪せることのない大切な記憶。そういう「想い」の中にこそ、6人で過ごしてきた意味がいっぱいいーっぱい詰まっている。

 

未だ「D判定」問題で不安を残している五月が改めてこの事実を語っている事がとても意義深く、そして同時にこの言葉が風太郎の迷いに対する「一つの答え」に繋がっている点も本当にシャープなストーリー運びでお見事な構成だったなぁ...と。

 

 

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見上げた月 帰り道のあなたの横顔

 

なにせ、「この先失敗が待ち受けていたとしても」という台詞は今回の文脈(=「進路の話だけではない」という風太郎の台詞に由来する展開)に基づけば、たとえ告白が実らなくても風太郎に恋をしたことを彼女達が後悔することは決してない」ということを示唆しているようなものでしょうからね。

 

この関係は無意味じゃない。TVアニメのED「sign」の歌詞にある通りの

 

思い出す 見上げた月 帰り道の あなたの横顔

 

 

という情景をまさに再現したかのように「綺麗な満月の夜」に五月と風太郎のやり取りを描いていた点も最高に熱かったですし、五月のヒロインとしての立ち位置(花嫁かどうかはともかく)にはやはり「特別」なものが込められているのかなと。今回は改めてそんなことを感じさせてくれる回だったように思いました。

 

 

.....というわけで今回の感想をまとめると、

 

 

学園祭が始まる!

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高校最後のイベントが開幕!

 

いよいよ次回から始まっていく学園祭がとても楽しみ!ってことですよ。

 

とりあえず「たこ焼き派 vs パンケーキ派」の争いは両方やるということで収束を見たようですが、四葉ちゃんが「演劇部の舞台」に参加するあたりにまた何らかの波乱が仕込まれていそうですよね。

 

 

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四葉ちゃんの演劇はどうなる?

 

文脈的には間違いなく「写真の子」である四葉ちゃんと風太郎が過去の出会いについてきちんと向き合う展開が描かれていく事になるかとは思いますが、果たして「学園祭」はそのターニングポイントとなりうるのか。

 

零奈として五月がどのように関わっていくのかやフータローが「写真の子」問題についてどれだけの認識を有しているのかも気になるところですし、3日間ある「学園祭編」でどこまで物語が進んでいくのか。来週以降の展開に超期待しております!

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『五等分の花嫁』/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。

『ぼくたちは勉強ができない』123話 感想、振り返る思い出と新しい一年!群青色の日々に思いを馳せて...!

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ぼく勉 問123 感想「詣でる彼らは過ぎ往く年と[x]に馳せる」

ぼくたちは勉強ができない』 最新話 感想 ネタバレ注意

 

 今週の『ぼく勉』はセンターカラーです。

 

「推しへの愛」半端ない三人衆こと、唯我水希ちゃん・関城紗和子さん・桐須美春さんの3人でお送りされている今回の扉絵。共通点こそあれど、本編では中々お目に掛かれない組み合わせですので、とても新鮮な印象を受けました。

 

「中学生・高校生・大学生」とそれぞれ年齢にバラつきがあるわりにそこまで年の差を感じさせないのは、最年長の美春さんが可愛い系の比較的控えめな水着を、最年少の水希ちゃんがセクシー系のちょっと攻めた水着をチョイスしているからでしょうか。

 

作中の時期的にも本編で水着姿を拝める機会はもう流石にほとんどない(水泳少女の水希ちゃんは少し例外かもしれませんが...)のでしょうし、扉絵等で積極的に描いてくださるのは嬉しい限りですね。この3人の推し対談が描かれる日もひっそりと期待しておきたいと思います...笑。

 

 

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ぼく勉 123話:詣でる彼らは過ぎ往く年と[x]に馳せる

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晦日のお話

 

さて。休み明け一発目の今週は、予告通り「初詣」に関するお話でした。

 

開幕から文乃さん達と成幸くんが「偶然」のご対面を果たしている構図は、どことなく問38で描かれた夏祭り回を思い起こさせる導入でもあったように思いますが、あの頃と比べると、やはり色々な変化を実感します。

 

「似合ってるな」という台詞は同じでも、文乃さんに指摘される前に女の子の晴れ姿に言及をしている。これはひとえに、「乙女心練習問題」を成幸くんに課し、恋愛軸の教育係として彼と接してきた文乃師匠の努力の賜物ではないでしょうか。

 

 

 

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文乃さん可愛い

 

そんな成幸くんの「成長」に涙する文乃さんがとても可愛いかったのですが、その傍らで頬を赤らめている理珠ちんとうるかがまたグッときますよね。

 

特に理珠ちんに関しては、長編後初の登場という事もあって、どういう「変化」が描かれるのか楽しみにしていたところはありましたし。

 

これまで「恋心」の理解という部分において多少のビハインドを背負っていた彼女ですが、いやはや、何とも喜ばしい「成長」を遂げてくれたものですよ。理珠ちんの成長変化は『ぼく勉』という作品にとってもとても良いスパイスになるのではないかなと期待せずにはいられません。

 

 

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offensiveな理珠ちん

 

来週は早速「理珠ちんのご当番回」のようですし、これから彼女がどのように恋愛物語に旋風を巻き起こしていくのか。絶賛注目していきたいところです。

 

 

 

真冬先生とあしゅみー先輩の大晦日

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巫女さんあしゅみー

 

一方で、今回はあしゅみー先輩の巫女さん姿も大変に素晴らしかったですよね。

 

個人的にあしゅみー先輩もコスプレ姿に定評あり(もちろん真冬先生ほどではありませんけどね...)だと思っているのですが、巫女さんはその中でもとりわけストライクでした。

 

とはいえ、「縁結び」の御守に関するやり取りを見ると、現在の成幸くんの中で「恋愛的な意識」が占める割合ってやはりかなり薄めなんだなぁ...とは感じます。無論、それは今回の大森くんとの会話でも読み取れる通りですし今更でもありますが、成幸くんが恋愛方面の意思決定を行うのは、受験が無事に終わってから...ということになるのかなと。

 

「縁結びの御守」より今は「合格祈願の御守」。物語的にもそういった立ち位置で受験に向かおうとしている彼の様子が改めて示唆されていたのかもしれません。

 

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真冬先生からのエール

 

そんな流れの中で、大切な教え子たちの「合格」を祈って御守りを買い占める真冬先生の在り方がまた良い味を醸し出していましたよね。

 

不器用で色々とドジなお可愛い先生ですけれど、誰よりも生徒のことを真剣に考えているのもやはり真冬先生で....。それは元々彼女が持っていた「目標」であり、成幸くんとの交流を通じて今一度見つめ直し取り戻したものでもある。

 

自分の「やりたいこと」「夢」に真っ直ぐ向き合っていく事の大切さを知った彼女だからこそ、より一層、みんなにも「やりたいこと」を叶えて欲しいと思える。教育者として応援することしか出来ない立場ではあっても、真冬先生も成幸くんたちと共に前に進んでいるんだなと。結末はどうあれ、真冬先生と成幸くんが同じ職場で働いている風景を是非見てみたいものです。

 

 

たくさんの思い出が詰まった一年

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蘇る思い出

 

さて。そんなわけで今週のお話は、一年の時を経た成幸くんたちの「成長」と「変化」に読者が思いを馳せたくなるような展開が繰り広げられていたのかなと個人的には思いますが、実際に主人公の成幸くん自身がこの1年を振り返っていた点も最高にグッとくるシーンでした。

 

高校三年生になって突如、天才たちの「教育係」に任命され、慌ただしくも全員で懸命に駆け抜けてきた毎日。そんな怒濤の一年を思い返し「ほんと...楽しかったよなぁ」と感慨に耽りながら、

 

 

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泣いても笑っても

 「俺はこいつらにあとどれくらい寄り添っていけるのだろう」と語る成幸くんの姿には、ここまで物語を追いかけてきた読者が感じている想いとまさにリンクするものがあるのですよね...。

 

高校生である彼らに否応なく訪れる「卒業」という名の終止線。無論、彼らの人生にとってそれは新しい始まりでもあるけれど、『ぼく勉』が「教育係」という関係でヒロイン達と主人公の繋がりを描いてきた物語である以上、卒業は作品の節目と同じこと。

 

だからこそ、作品としても物語としても「悔いの残らない」ストーリーをきちんと描ききって欲しいと願ってやみません。終止線のその先で、成幸くんと共に未来を歩いていくヒロインは誰なのか。

 

 

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悔いの残らないように

 

 「教育係」から始まった関係が「恋」に変わっていく瞬間を楽しみにしつつ、今後の物語を温かい目で見守っていけたらいいなと。成幸くんの言うように、みんなの往く道が幸せに満ちたものになるように。今週は改めてそんなことを強く思わせてくれるお話でした。

 

 .....というわけで今回の感想をまとめると、

 

晴れ着姿の文乃さんが最高に可愛かった!

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晴れ着姿の文乃さん

 晴れ着姿の文乃さんが最高に可愛かった!ってことですよ。

 

「恋」と「夢」に関する大きな長編を残していると思われるうるかや積極的になった理珠ちんの動向も非常に気になるところですが、成幸くんに対して募らせている想いに文乃さんが真っ正面から向き合うお話もきっと描かれていくと期待をしておりますので、残りの3ヶ月どんな進展が描かれていくのか、全力全開で追いかけていきたいと思います!

 

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『ぼくたちは勉強ができない』/筒井大志週刊少年ジャンプ」より引用しております。

『五等分の花嫁』97話 感想、目に見えない"愛"と初めての挑戦!中野二乃が触れた父の想い!

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五等分の花嫁 97話「変わり始める日常」 感想

五等分の花嫁 最新話 感想 ネタバレ注意

祝・連載2周年!

 

今週の『五等分の花嫁』は巻頭カラーです。扉絵を飾っているのは「夏だ!水着だ!世界一可愛い五つ子だァァアアア!!!」仕様の5人。まさか、第92話のプール回で着ていた水着をフルカラーの見開きで拝める日が来ようとは....。とても素晴らしい計らいに全力で感謝を申し上げたい気持ちでした。

 

昨年の連載1周年の時期を思い返すと、作中最長のシリーズ「七つのさよなら」編が大詰めを迎えていた頃で、センターカラーの扉絵と共にちょうどTVアニメ1期の制作が発表されたタイミングでもあったんですよね。本当に懐かしい....。

 

今やアニメ2期の制作決定や『五等分の花嫁展』の開催まで実現させてしまいましたし、今後どのような形で『五等分の花嫁』が更なる飛躍を遂げていくのか、いちファンとして心より楽しみにしております。

 

 

  

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第97話:変わり始める日常

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たこ焼き派 vs パンケーキ派

 

さて本編。

 

学園祭に向けて色々と不穏な雰囲気が漂っていた前回のお話でしたが、案の定、開幕からトラブルが勃発。屋台のメニューを何にすべきなのか、「パンケーキ派」の女子「たこ焼き派」の男子とで内部分裂が起こり、発案者である二乃と三玖がその争いの渦中に巻き込まれていました。

 

なるほど。まぁこの言い争い自体は本来、二乃の言う通り「二つともやればいい」で結論が付くお話ではあるのですよね。仮にそれが現実的に難しくとも、じゃんけんなりでどちらの案を採用するか決めれば公平に済ませることは容易にできるわけですから、そこまで感情的になって揉めるような案件でもない。

 

二乃を睨んでいた女生徒だって、何がなんでも「パンケーキ」をやらなきゃ気が済まない...という感情を抱いていたとは思えません。

 

 

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女の子の事情

 

女子なのに男子組の中にいるのはおかしい

媚を売って男子の誰かを狙っているに違いない

もしその相手が祐輔だったら...二乃ちゃんが相手なんて...私に勝ち目ないよ...

 

だからこそ、そこにはやはり感情的になって反発をする理由他にあったわけですね。

 

正直、「二乃ちゃんが相手なんて...私に勝ち目ないよ...」というこの主張自体は、模擬店の出し物の話からは論点がズレている気もしますし、むしろそこを気にするなら「たこ焼き」派に属する男子の祐輔くん(つまりはあの武田くんですよね?)に賛同的な立場を示しておいた方が合理的なのでは...と僕なんかは思ってしまったりもするのですが、そこらへんの事情は複雑な乙女心というやつでしょうか。

 

まぁ、当の武田くんは「パンケーキ派」でも「たこ焼き派」でも「二乃派」でもなく、断然「上杉風太郎派」なので、この女子に勝ち目がないのはある意味において真実ではあるわけですが....(遠い目)。

 

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勘違いを正したい

 

ともあれ、風太郎としては二乃に向けられている「事実無根の勘違い」をきちんと正しておきたかったのでしょう。

 

ゆえに「二乃は俺をすっ...好きだからな」「だから仲良くしてやってくれ」と言ってまで事態を収束させようとした。その説得の仕方はあまりにも"不器用"で、そりゃもう一同を唖然とさせてしまうくらいの大事故発言ではありましたが、同時に二乃からしてみれば本当に嬉しいことでもあったわけです。

 

 

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風太郎の不器用なやさしさ

 

フー君が自分の為に問題の解決にあたってくれている。

 

無論、学級長としての役割や責任感も関係はしているのでしょうけれど、主体となっている動機は「二乃にも学園祭を目一杯楽しんでほしい」と考える風太郎の想いなんですよね。

 

確かに「陰でコソコソ」動くことは二乃のポリシーに反するのかもしれない。実際に自分の気持ちをオープンにして行動ができる二乃の在り方は理想です。でも、陰から見守るしかない何らかの理由や想いを抱えている人だっている。

 

 

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きっと何か理由がある

 

そんな台詞をずっと陰から風太郎のことを見つめてきた四葉ちゃんが語っていた点がまた非常に趣深く感じられる部分でした。

 

その笑顔の裏にはどれだけの「想い」が詰まっているのか。今後の物語の中で本格的にクローズアップされる日が楽しみですね。

 

 

目に見えない"愛"に気付くとき

 

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パンケーキ

 

また、そんな流れを受けて、今週もう一つ重要なキーワードとして用いられていたのが「パンケーキ」です。

 

作中で繰り返し「ふわっふわ」とか言われると個人的にちょっとふわふわしてきてしまうのですが、二乃にとってはとても大切な「亡き零奈さん」との思い出の品であり、同時に「初めて挑戦した料理」でもありました。

 

 

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父との思い出

 

その昔、母が作ってくれたパンケーキの味が恋しくて、父・マルオへ「パンケーキのお店に連れて行ってほしい」と懇願をした二乃。

 

しかし、マルオは頑なにその申し出を断ります。なぜか。それはきっと、「お母さんとの思い出の味」を大切にして欲しかったからですよね。

 

一朝一夕では作れないお母さんのパンケーキ。その味はたとえどれだけ裕福になろうともお金で買えるものではありません。だからこそマルオは、二乃をパンケーキのお店に連れていく事を拒んだ。お母さんの味を忘れず大切にしていた二乃には、自分でその思い出の味を再現できるようになって欲しかったから。マルオの想いとしてはそういうものだったのではないでしょうか。

 

 

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二乃が気付いた想い

 

そんな風に考えてみると、二乃が「自分のお店」を持ちたいという夢を見つけていった事とマルオの不器用な優しい行動には、物語的な繋がりを見出すことが出来るのかもしれません。

 

あの日、お父さんが調理道具を用意してくれたからこそ、料理に興味を持った自分がいる。お母さんが作ってくれた思い出の味とお父さんの"不器用"な優しさ。そんな2人の存在が二乃にとっての「夢の原点」になっていたんですね。

 

 

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五人が気付いていく父の優しさ

 

私たちが ここまで成長できたのは お父さんのおかげ

私もそう思えるようになってきました

 

そして、お父さんという存在にずっと「戸惑い」や「蟠り」を抱いていた五月が、父の不器用な在り方を認識し「感謝」の気持ちを顕わにしていたシーンも非常に意義深いものを感じました。

 

子供の頃からずっと気付くことのできなかった父からの"愛"を、いざ大人にならんとする彼女達が実感していく。贈られた招待状を見て、マルオは娘たちの感謝の想いに気付くのか。是非とも注目していきたい部分であります。

 

 

 

中野五月の悩みと成長

 

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五月の進路問題は...?

 

一方、五月の「D判定」問題に関しては、未だ風太郎との情報共有に至れておらず...な状況が継続。

 

五月と風太郎のすれ違いが後々どのような展開を生み出していくのかは気になるところですが、今回の五月の様子を見ると、正直そこまでシリアスな印象は受けませんでした。受験生なら誰だって等し並に悩みを抱えているものですし、思っていたよりは状況を客観視出来ているようにも見えたので、まぁ現状では何とも言い難いところです。

 

 

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五月の今後

 

とはいえ、二乃が「B」判定で五月が「D」判定ということは、五月はそれなりにレベルの高い志望校を目指しているような雰囲気はありますよね。

 

結果的に風太郎と同じ志望校を目指していた...なんて状況であれば王道感溢れるドリーム展開ですが、果たしてどうなのか...。

 

もちろん普通に考えれば全国トップクラスの秀才と同じ大学を志望する学力を身に付けるなんて不可能だろうとは思いますけれど、風太郎の志望校が明かされていない以上は、まだあり得ないとも言い切れないんじゃないかなと。とりあえずは、「有名な講師の方による特別教室」とやらに期待ですね。

 

 

....というわけで、今回の感想をまとめると、

 

三玖とフータローのデートに注目!

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次回の三玖と風太郎のデートはどうなる?

 

三玖と風太郎のデートに要注目ってことですよ!

 

「フータローに用がある」と言っていた三玖ですが、一体どこに行く約束を漕ぎつけたのか。お盆明けのマガジンを楽しみにしております!

 

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『五等分の花嫁』/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。

『ぼくたちは勉強ができない』122話 感想、ハッピーバースデー桐須真冬先生の巻!

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ぼく勉 問122 感想「斯様に彼女らは粛々と[x]を祝す」

ぼくたちは勉強ができない』 最新話 感想 ネタバレ注意

 

 今週の『ぼく勉』は真冬先生回です。

 

クリスマスと終業式の物語が終了し、ついに年末の時期に差し掛かった『ぼく勉』ラブコメワールドでありますが、そんな年の瀬に、黙々とスーパーでお買い物をする一人の女性の姿がありました。

 

その女性の名は桐須真冬。前前前世からぶっちぎりの人気を誇り、ジャンプラブコメヒロイン史にその名を刻んだ究極の美人教師である。実家に帰省をする様子もなく、遅れたクリスマスパーティーを企画している雰囲気でもないというのに、彼女がローストチキンやらケーキやらに手を伸ばしている理由とはいかなるものなのか。

 

 

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友情出演:パティスリー小野寺(マジカルパティシエ小咲ちゃん

 

ふむふむ。

 

さりげなく、パティスリー小野寺でお買い物をしているシーンが描かれている点も粋な計らいでしたけれど、まぁケーキと言って連想されるのはやはり「あの日」しかありませんよね。

 

というわけで今回は、真冬先生の一年を締め括る「年に一度」の特別な日に関するお話です。

 

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ぼく勉 122話:斯様に彼女らは粛々と[x]を祝す

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コートからジャージに変身!

 

さて。そんなこんなで今週は、真冬先生の「誕生日」エピソードでありました。

 

「一年の計は元旦にあり」なんていう言葉がありますが、誕生日もまた同様に、1年の終わりや始まりについて自分なりに思うところがある日です。1年の間で起こった出来事を思い返したり、これからの1年について考えを巡らせたり。

 

個人差はそれぞれあるにしても、365日の中で本人にとって一番「特別な日」だと感じる日が誕生日というものなわけですから、たとえどんな形であれ「普段とは違う一日にしたい」と思い至るのは、まぁ自然なことですよね。

 

ケーキ・オードブル・ローストチキン等々をテーブルに並べ、三角帽子まで着けて「特別感」を演出している真冬先生の気持ちも推して知るべしというもの。

 

 

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ハッピーバースデー真冬先生!

 

しかし!しかしです!いくらなんでもこの光景は悲し過ぎるではないですか....。

 

独身女性(真冬先生は推定26歳~28歳程度?)の一人暮らし事情に明るくはありませんが、流石にこんなにも涙ぐましいバースデーパーティーは見たことがありませんよ。まさかのお一人様クラッカーです。常人であれば部屋の飾りつけをしている段階でポキッと心が折れてしまいそうなレベルなのに、よもやこんなになるまで無茶をするだなんて...。

 

ケーキにロウソクが立てられていないのは「私の年齢はトップシークレットです!」という意思表示なのかもしれませんが、もうそんなことを言ってる場合ではありません。悲しい、ただただ悲しい。そんな哀切に満ち満ちた状況で、突如として現れた救世主。その人物は当然...

 

 

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成幸くん参上!

 

成幸くんと美春さんである!

 

いやー、この状況で成幸くんがどうお話に絡んでいくのかと待ち構えていたんですけど、なるほどこういうパターンできましたか。

 

真冬先生からしてみれば「なんでここに妹と生徒が!?」みたいな状況でしたが、真冬先生も既にクローゼットプレイは体験済みですし、クローゼットの有能っぷりが半端じゃないですね。

 

 

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クローゼットに隠れる2人

 

美春さんと成幸くんは一体クローゼットの中でどんな状況だったのか。

 

そこに関しては単行本の幕間に期待をするとして(などと意味不明な供述をしており...)、ひとまず、心霊現象にも眉一つ動かさない超人の桐須真冬先生を驚愕させたサプライズゲスト...、ならぬ「サプライズプレゼント」の唯我成幸くんを迎えたお誕生会の開幕であります。

 

 

幸せな誕生日

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美春さんが完全にヤバい人

 

そんなわけで、独りぼっちでお送りする予定だった寂しい誕生日会から一転、とても賑やかなバースデーパーティーが始まりました。

 

というか、もう色々な意味で美春さんの独壇場でしたよね。自身の姿を模した「姉LOVE人形」をプレゼントに選び、あまつさえ「ちなみに私は!毎晩こっちの姉さま人形を抱いて寝ていますっ♡」と告白。のっけからジャブの威力があまりにも強烈過ぎてもはや言葉もありません。

 

プレゼントの中身を開けた瞬間の真冬先生の表情なんて、時が止まったかのようなマジもんの真顔ですからね。基本良い妹さんですし、読者的には可愛いなと思うのですけれど、客観的に見てプレゼントのチョイスが「うわぁ...」過ぎてヤバス。いや、自作でこれを贈ろうとする強靭な精神力に関しては、ある意味尊敬に値するレベルだとは思いますが...笑。

 

 

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なんでも言うこと聞きます券

 

 

一方、成幸くんがプレゼントに選んだのは「なんでも言うこと聞きます券」という名のプレミアムチケット。

 

まぁ、美春さんに連行されて突然「誕生日」のことを知った彼が渡せるプレゼントとしては順当なところでしょう。女の人の誕生日にブラジャーを贈ったりなんかしてしまったらもう完全に大事故(大正解)なわけですから。

 

生徒の純粋なお祝いの情がこもった贈り物だったわけですし、ここは教師として有難く受け取って然るべき場面だったんじゃないかなと思っていたのですけれど、

 

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この妄想である

 

こんな妄想が捗ってしまうのはひとえに、かの有名なバイブル『カレエゴ』の影響なんでしょうか。


むしろ、こういう発想に至るのは普通高校生男子の成幸くんの方だろうと思うわけですが、こういう想像をしてしまうあたり、真冬先生もかなり成幸くんのことをそういう対象として意識してしまっている感がありますよね。

 

いずれにしても、頬を赤らめて動揺する真冬先生が最高にお可愛かったですし、いつの間にか笑顔と喧噪の絶えない誕生日パーティーが繰り広げられていて凄くグッとくるお話だったなと思います。

 

桐須真冬の想い

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一人ではない誕生日

 

とはいえ、大会や受験を控えている2人から、そんな「楽しい」時間をいつまでも与え続けてもらうわけにはいかなくて...。

 

長い間一人で過ごすことが当たり前になっていた12/28の誕生日。今年もまたそうなるのだろうと思っていたけれど、本当は一緒にお祝いをしてくれる誰かの存在を彼女はずっと心の中で求めていたのでしょう。

 

 

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真冬先生から2人に対する感謝

 

あぁ...こんなに楽しい誕生日は

本当に久しぶりだわ....

 

だからこそ、妹と教え子が自分の誕生日を祝ってくれる事が本当に嬉しくて心から楽しくて...。

 

教師や姉としての立場から「私の誕生日なんかにかかずらっている場合じゃない」と語りつつも、「等身大の桐須真冬」の本心としてそこにある一番の感情はやはり、「ありがとう」の言葉なんですよね。

 

「過去」への後悔に囚われ、他者に対してずっと壁を作り続けてしまっていたこれまでの真冬先生。

 

しかし、成幸くんとの交流を通して、彼女の氷は少しずつ解けていきました。そんな姉の元に訪れた変化に関しては、妹の美春さんが「姉さまも昔に比べて仕事が楽しそうですし」と語っている通り。家族である自分達でも取り払う事が出来なかった「強大な溝」を埋めてくれた唯我成幸という男の子の存在。

 

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美春さんから成幸くんに対する感謝

 

そんな彼に対して、美春さんがきちんと感謝の言葉を伝えていたシーンも凄く印象的な部分でした。

 

最初はフィギュアの道に戻るべきだと主張していた彼女が、紆余曲折の末に姉が掴んでみせた幸せを肯定する。自分と同じフィギュアの世界に戻ってきて欲しいという想いに嘘はないけれど、それ以上に彼女が望んでいることは最愛の「姉」が幸せでいることなんですよね。

 

そして、そういった想いはきっと「先生を幸せにしたいです」と語った成幸くんの在り方にも通じるものがあって、だからこそ彼女は成幸くんにお礼が言いたかったんじゃないかと思います。具体的にどんな出来事があったかなんて知らなくても、そういう在り方や姿勢は普段のやり取りを見ていれば、雰囲気で自然と伝わっていくはずものなんですから。

 

 

 

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成幸くんから真冬先生に対する感謝

 

今週はそういった三者三様の「感謝」が共鳴し合う本当に素敵なお誕生日回だったなと。

 

真冬先生にとって一番に嬉しい誕生日プレゼントが「絶対 皆で合格すること」だった...というのも最高に熱い締め方でしたし、少しずつ心の距離が近付いている真冬先生と成幸くんの間柄がこれから先どのように発展をしていくのか。今後の展開を楽しみにしたいですね。

 

 

.....というわけで、今回の感想を一言でまとめると、

 

 

今後も真冬先生のおもちタイビングに期待!

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万乳引力の法則

 

真冬先生のおもちが持つ「引力」に驚愕を禁じ得なかったってことですよ!

 

問119の人気投票回でも成幸くんが顔面から「おもちダイビング」を華麗に決めていましたし、アイザック・乳トン先生が考案した「万乳引力の法則」の偉大さを改めて再認識させられてしまいましたよね。

 

果たして、文乃さんにはない武器で攻め入ってくる真冬先生の絶大な魅力におもち星人の成幸くんは耐えることができるのか。今後も色々な意味で注目をしております!

 

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『ぼくたちは勉強ができない』/筒井大志週刊少年ジャンプ」より引用しております。

『咲-Saki-』第206局「龍神」感想

 咲-Saki- 206局(以下、咲-Saki-本編最新話感想のため未読の方はネタバレ注意)

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咲-Saki- 第206局「龍神」 感想

 

 

今回の扉絵は、現阿知賀女子麻雀部の発起人メンバーでもある「憧ちゃん・玄ちゃん・穏乃」の3人。

 

オーダー的にも実力者が集まりやすい「先鋒・中堅・大将」の3区間を担っている3人ですけれど、あこしずのツーショットが印象に強いこともあって、3人で扉絵を飾るというのは案外珍しい気もするでしょうか。玄ちゃんにしても、やはり宥姉との組み合わせの方が鉄板なイメージは強いですし。

 

 

 

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阿知賀の部長は灼ちゃんです

 

まぁ、「鷺森さんちの灼ちゃんも麻雀部の部長としてもう少し出番が増えてくれたらいいなと思うのですが、これは仕方がないものなのでしょうか。クレームというわけではないのですが...。」と国広一ちゃんも申しておりましたので、次の機会には是非、カラー姿の灼ちゃんも拝めたらすばらだなと。立先生のご采配に期待したい所存ですね。

 

 

 

<前回の感想>

 

 

 

第206局「龍神」:ついに"覚醒"を遂げた松実玄の麻雀

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松実玄覚醒の時

 

前回、照に「ドラの五筒:麻雀王国」を掴ませ、見事に直撃を取って見せた玄ちゃん。

 

一体どれ程の大物手が炸裂することになるのか。ワクワクしながら最新話を待ちわびていたわけですが、

 

リーチ一発タンヤオ三色ドラ8

三索:麻雀王国四索:麻雀王国五索赤:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒赤:麻雀王国五筒赤:麻雀王国五筒:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬赤:麻雀王国八萬:麻雀王国八萬:麻雀王国 ロン五筒:麻雀王国 ドラ五筒:麻雀王国

 

いざ開かれた手牌を見てみれば、「ドラ8の数え役満という予想を超える豪快ぶり。

 

 

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ドラ8の脅威

 

無論、ドラが五筒:麻雀王国であった以上、玄ちゃんの性質的にかなり高い手になるだろうことは想像がついていましたけれど、流石にタンヤオ三色が数え役満に化けてしまうとは恐れ入りますね。

 

親の連荘にストップを掛けられてしまったばかりか、リー棒と2本場も加え、合計で33600点ものマイナスを支払う結果となった照としては、あまりにも手痛い悪夢のような一局。

 

しかも、単なる点数上のお話だけではなく、ドラを抱えるのみであった松実玄の麻雀に「2つの"変化"(=成長と進化)」が起こっていることが判明してしまいました。

 

 

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一つ目の変化(=成長)

 

まず第一に挙げられる変化は、「ドラをツモればそれだけで和了れる配牌が用意され、かつ、思ったようにドラを引ける時がある」というもの。

 

これに関しては前半戦東1局4本場の倍満や東4局の跳満和了った際にも言及されていた通り、単純にドラをツモって和了るまでのスピードが従来よりも早くなったという方向性の変化です。

 

配牌や速度に明確な差こそあれど、自分でドラを引いて和了りに近づくプレイングを取ることには変わりない、言うなれば、今までの地点から縦の軸で伸びた「成長」の証。だからこそ、第196局のサブタイトルにも「成長」という表記がなされていました。

 

 

 

 

 

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二つ目の変化(=進化)

 

ほかの人にドラを送ることができるような気が――

ちょっとだけする...

 

しかし、今回照にドラを掴ませて直撃を取った攻防戦は、これまでとは明らかに一線を画するプレイングだったわけですよね。

 

自分のところにだけ招き寄せていたはずのドラを他家の元にも送れるようになった。それは単に縦軸での「成長」を果たしたというよりも、これまでの自分の殻を打ち破り、新しいステージへと能力が「進化」したと捉えた方がより適切なはず。

 

 

 

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強い覚悟で玄ちゃんが乗り越えたもの

 

強い「覚悟」の元で選択をしたあの時のドラ切り。

 

「確固たる信念がある打ち手には大事なところで牌が応える」という『咲-Saki-』のテーマを踏まえると、玄ちゃんの「成長」と「進化」はそのまま、彼女の想いが導いたものであると解釈が出来るのでしょう。

 

第205局のサブタイトルが「進化」の2文字になっている点を鑑みても、「前に進んで化けた」ことを示す意図(=つまり「前に向かうために 一旦お別れ!」の台詞に対応させる意図)が感じられますし、倍満の直撃(準決勝)が数え役満の直撃(決勝)に化けたりと、大味に見えて、実は非常に芸の細かい展開だったのかなと思いますね。

 

 

南場の逆転劇に期待!

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龍神の域

 

 

さて。

 

 

果たしてここから始まる最後の南場で龍神の域」に達した玄ちゃんが台風の目となりえるのか。

 

〇現在の点数状況(後半戦東4局2本場終了時点)

1位 清澄          :122700点

2位 白糸台      :111300点

3位 臨海女子     :100800点

4位 阿知賀女子  : 65200点

 

現在の点数状況は上記の通りですが、ある程度自在にドラの行方をコントロールすることが出来るのであれば、他家のリーチを潰すことは容易く、ドラを送り込んで相手への牽制も行えてしまうわけなので、玄ちゃんの追い上げも十分にありえそうだなと。

 

既にガイトさん以外全員が「役満」を和了っている決勝先鋒卓ですから、もう何が起こっても不思議なことはありませんし。一体、トップで次鋒にバトンを繋ぐのは誰なのか。先鋒戦の行く末を楽しみにしております。

 

 次回は9/6発売号で掲載予定。

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『咲-Saki-』/小林立ヤングガンガン」より引用しております。