ふわふわびより

『五等分の花嫁』58話 感想、あなたを好きになってよかった...!中野一花が向き合った自分の”気持ち”!

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五等分の花嫁 58話 「最後の試験が一花の場合」 感想

五等分の花嫁 最新話 感想 ネタバレ注意

今週の『五等分の花嫁』が最高に熱い....。

 

以前の感想でも、一花さんが三玖の点数を超えて来たら面白いな...とは書いてきましたが、実際に描かれるとこんなにも破壊力が高いとは...。今週のお話を読み終えた後は、ついにここまで来たか...という感慨深い気持ちで頭が一杯になっていました。

 

僕はこういう展開がとても好きです。同じ人を好きになって...、「なんで好きになっちゃったんだろ」と悩まされて...、それゆえに自分の想いから目を逸らそうとまでしてしまって...。そんな葛藤に思い悩む少女の姿をここまで純粋に描けるのもヒロインが複数人いるラブコメ漫画の特権なんですよね。

 

そして、やっぱり「自分の気持ち」を誤魔化すことは出来ないのです。だって、他でもない「自分の気持ち」なんだから。誰よりも自分が一番よく知っている。一度その想いに気付いてしまったなら、もう嘘のつきようがない。「好き」の気持ちは絶対に否定出来ないんです。そこに「人間」らしさを感じるから僕はこういうお話が好きなのかもしれません。

 

さて、前置きが長くなりましたが、今回はそんな一花さんの物語。彼女が自分の気持ちと向き合うまでの軌跡を振り返ってまいりましょう。

 

 

<最後の試験編>

 

 

 

中野一花が向き合った自分の”気持ち”!

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見つめられない一花さん

 

”最後の試験”編4人目として描かれた今週の一花さんのお話。

 

順番的には予想外だったものの、内容としてはとても王道に彼女の内面を追いながら一本のエピソードが作られていたなと思います。もはや胸キュン必至ですよ。何度「今週の一花さんが可愛すぎる...!」と叫びたくなったことか...。正直に申し上げて、今週はもうページを捲るたびにドキドキしっぱなしでした。

 

 

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中野一花の中にある上杉風太郎の魅力

 

まず今週のお話の何が素晴らしかったかと言えば、やはり彼女がなぜフータローに惹かれてしまうのかが描かれていたことでしょうか。

 

これまで「なんでキミなんだろうね(33話)」「よくわかんないけど...こう見えて男らしい一面があったり(38話)」と曖昧な心の内を述べてきた一花さんが、今回のお話では「きっと...こういうトコなんだろうなぁ」と言っている。

 

要するに、以前三玖が明確にフータローの魅力を語ったように、一花さんもまた彼女が抱いている上杉風太郎の魅力をもうきちんと”自覚”しているんですね。そして、それが彼女が繰り返し呟いていた「なんで好きになっちゃったんだろ」という問いへの答えにもなっている...と。

 

じゃあ、一花さんが気付いたフータローの魅力(これは物語的に現時点で2人が築いてきた関係性とも言える)ってなんなのか。そこが今週の一つのポイントにもなっていると思うので、少し筋道を立てて掘り下げていきたいと思います。

 

 

”支える人”としての中野一花

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中野一花とは...?

 

まず大前提として、中野一花ってどういう人なのか...という所から語っていきたいのですが、結論から言うと、一花さんって基本的には「支える人」として描かれているんじゃないかなと思います。

 

不完全ながらも、今の5人の生活を支える屋台骨になっていることもそうですし、三玖の恋をサポートしてきたこともそう。今回、貯金もギリギリなのに、お姉さんぶって見栄を張ってしまったところもそんな彼女のパーソナリティが表現されていましたよね。

 

そうやって彼女はこれまでにも「長女」として姉妹たちを支えてきました。かつてフータローが「長女だけあって...冷静な目を持っている」と評していましたけど、これは裏を返せば彼女が「長女」としての役目をずっと背負ってきたことの証にもなっているんですね。

 

 

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長女としての想い(11話)

 

それを踏まえると、やっぱり彼女の恋物語において花火大会編はとても重要な「原点」にもなるお話なんだなぁ...というのを再認識させられる気がします。

 

だって、「長女」として胸を張れるようになりたいという想いを抱えながら、あの日オーディションを前に臆病になっていた一花さんの「心の支え」になったのが、他でもなくフータローだったわけですから。

 

そして、個人的にはこの点にこそ、彼女がフータローに惹かれた理由があると思うんですよね。つまり、「長女」として背伸びをしてしまう彼女にとって、フータローが「等身大の中野一花を見てくれたこと」に大きなポイントがあったんじゃないかなぁ...と。

 

 

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一花さんにとってのフータロー

 

だからこそ、今回のこの2人のやり取りがとても輝いて見えるのかもしれません。

 

見栄を張ってしまう自分を「ドジだな」ってぶっきらぼうな言い方で心配してくれる。「あ 腫れてる」なんて言わなくてもさりげなく気付いてくれる。それが彼女を「腫れ物」のように神聖視している(見上げている)モブ男子たちとの違い。彼女がフータローへの想いを止められなくなってしまう理由。

 

もちろん、ここまで語ってきたことは完全に僕の印象ではありますが...、でも偶然か否か、一花さんの恋心が大きく動いた瞬間って、基本的にフータローに「支えられている」構図になっているんですよね。これが非常に気になるところではあるわけで...。

 

 

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支えられている構図(左:28話/右:53話)

 

しかも、今週の「ドジだな」というセリフが、28話で一花さんの恋心が目覚めたシーンを踏襲した形になっていたのも凄くグッとくる演出だなぁ...と。

 

長女として、ずっと「支える」立場にいた彼女だからこそ、最高に光るシーンになっている。今回はそんなことを考えさせられる回でもあったのかもしれません。

 

 

一花さんが乗り越えた「長女」としての想い

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三玖の変化と一花さんの想い

 

しかし、一花さんにもついに「長女」という壁を乗り越えなければいけない時がやってきました。三玖の「覚悟」を聞いた時の一花さんの表情がもう彼女の気持ちを雄弁に物語っていますよね。

 

フータローへの想いを原動力にして、三玖はどんどん変わっていきます。自分の気持ちにどこまでも正直に。そして、自分の気持ちにブレーキをかけてきた一花さんとはまるで正反対に....。

 

そんな三玖の本気の姿を見て、おそらく初めて一花さんは「負けたくない」と思ったのではないでしょうか。

 

ずっと「長女」として妹たちを支えてきた彼女が、「長女」という壁を取り払い、きっと初めて同じ土俵に立って、三玖に、そして「自分の気持ち」に向き合っている。フータロー君に対する想いは決して三玖にだって負けてない。三玖が想いを原動力にしているなら自分だってそう。この試験は彼女にとってそれを証明する戦いです。

 

 

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あなたの生徒でよかった(11話)

 

その背景を踏まえると、三玖が一花さんへ語ったセリフが、フータローの「生徒」を卒業できたら...という文言だったのはやはり凄く秀逸だったなと思わされるじゃないですか...。

 

かつて「あなたの生徒でよかった」と笑顔で語ったヒロインである一花さんに対して、「生徒」からの卒業という意志を(図らずとも)表明した三玖。これまでの関係性から一歩を進めるという意味で、一花さんへ宣戦布告をする表現を選ぶなら間違いなくこれ以上のものはないと断言できますよね。

 

それゆえに、一花さんにも火が点いた。後悔はしたくない。自分だって、もう「生徒」という関係性以上にフータロー君のことが好き。だから今ならきっと、こう強く想える。「あなたを好きになってよかった...!」と。

 

 

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一花さんの覚悟

 

だからこそ、一花さんの想い三玖の覚悟を超えてくる展開が最高に熱いのです!一花さんの不敵な表情を見た瞬間、新しい扉が開かれてしまいそうなレベルにゾクゾクさせられたのは決して僕だけではないはず...。

 

本当にここからどうなってしまうのでしょうか...。ひとまずは三玖の告白イベントがなくなったので、恋愛方面においては一花さんのセリフ通り「もう...少しだけ...」今の関係性が続くのかもしれませんが、次に大トリで控えているのが二乃だからなぁ...。何か、大波乱がある気がしてなりません!

 

まぁさすがにここまで来ると、今回の試験はみんな無事に突破するとは思いますし、ほぼ間違いなく「悶絶レベルの恋愛ストーリー」が描かれることにはなるのでしょうけれど、果たして次の二乃回でどんな締め方をしてくれるのか。非常に気になるところですね。

 

というわけで、今週の感想をまとめると...、

 

今週の一花さんが可愛すぎる問題!

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今週の一花さんが最高に可愛かったなってことですよ!

 

驚いたり、困ったり、不敵な笑顔が見られたり...。コロコロ表情が変わる一花さんが見られて今週もとても大満足でありました....。

 

ようやく自分の気持ちに向き合えた一花さんの物語。「長女」でも、「生徒」でもなく、「女の子(異性)」としての輝きを放つ、今後の中野一花の”恋路”がとても楽しみになる回でした。当ブログは一花さんの恋を全力で応援しております!

 

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『五等分の花嫁』/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。

 

 

『ぼくたちは勉強ができない』83話 感想、古橋文乃さんを突き動かした想い!”誤解”と”理解”の先にある結末は...?

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ぼく勉 問83 感想「またしても天才は[x]どもの戯言に踊る」

ぼくたちは勉強ができない』 最新話 感想 ネタバレ注意

今週の『ぼく勉』はセンターカラーです!

 

これまでにも1枚絵の扉絵カラーは幾度かありましたが、「うるか×あしゅみー先輩」のツーショットというのはこれまた新鮮な組み合わせな気がしますね。

 

というか、まさかこの2人が一緒に”デートスポット”に行って、相合傘までするような仲(意味深)になっていたなんて..。なんだかとても素晴らしいではありませんか....。

 

やはり季節の変わり目というものは色々と考えさせられてしまいますなぁ...。「秋」の深まりに合わせて、次第に深まりを見せていくそれぞれの関係性。これが何ともまた良い具合に物語に彩りを与えているようでもあって....。

 

今週の本編もまたそんなことを強く感じさせてくれる回だったと言えるのかもしれません。というわけで、早速今週のお話について触れて参りましょう。

 

 

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ぼく勉 83話:”誤解”のうるかと”理解”の文乃さん

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今週は文乃さん回!

 

さて、今週の『ぼく勉』は待望の文乃さん回です!先週の予告通り、うるかと成幸くんのぎこちない姿に違和感を覚えた文乃さんが起点となって今回の物語は展開されておりました。

 

まず注目すべきは、「またしても天才は[x]どもの戯言に踊る」というサブタイトルでしょうか。「またしても」とあるように、明らかに問35.の「人知れず天才は[x]どもの戯言に踊る」というサブタイを踏襲しています。これは35話と今回の内容を見比べても一目瞭然ですよね。

 

ゆえに、今回論点にしたいのは踏襲されている事実ではなく、その理由の方。要するに「なぜうるかのお話に文乃さんが絡んでくるのか」という点です。しかも、1度ならず2度までも。どう考えてもこの構図は物語的に重要な意味を担っているように思えてならないわけですよ。

 

 

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”誤解”と”理解”

 

では、ポイントは何なのか。それを考えていきたいのですが、個人的な結論を言えば、やはり文乃さんとうるかが正反対のヒロインだからなんじゃないかなと。この点は筒井先生も意識されて描かれている部分だと思うんですよね。

 

というのも、基本的にうるかの物語は”誤解”やすれ違いで構成されています。留学の件にしてもそうだし、成幸くんが「うるかには(自分の他に)好きな人がいる」と思っていることもそう。過去には成幸くんが誰かとキスをしたと聞いて「恋人がいる」とうるかが”誤解”したこともありましたよね。

 

一方、基本的に文乃さんは”理解”するヒロインとして描かれています。うるかや理珠ちんの気持ちを”理解”していることは勿論、真冬先生の家に成幸くんが行っていたことも、あしゅみー先輩が成幸くんのことを特別に感じていることも知っている。唯一”理解”できていないことは自分の奥底に眠る”気持ち”だけ。それが古橋文乃さんというヒロインの現状なわけですね。

 

 

 

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唯我成幸と2人のヒロイン

 

だからこそ、うるかと文乃さん、2人のヒロインによる恋物語は上手く歯車が噛み合ってしまうのでしょう。

 

だって、物語において”誤解”は”理解”に至るためにあるものだから。現実では誤解したら一生誤解したままなんてことはざらにありますけれど、物語には意味のないすれ違いはありません。掛け違えたボタンは必ずいつか元に戻る。物語とはそういうもの。

 

つまり、どのヒロインよりも多くの事情を”理解”してしまっているが故に、この2人の「ボタンの掛け違え」を正す役割が文乃さんには担えてしまうのです。

 

そして、それは裏を返せば、うるかと成幸くんの2人の間だけで”誤解”を正させるのではなく、意図して文乃さんを間に仲介させているということでもある。今週のお話の要点はここにありそうなので、文乃さんの心情を追いながら、少しこの点についても踏み込んでいきたいと思います。

 

 

文乃さんを突き動かした想い

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”やっぱり”が響く、成幸くんと文乃さんの想い

 

「やっぱり少し寂しい...かな」

 

まず今週の物語を語る上で外せないのが、この成幸くんのセリフでしょう。

 

「あいつに好きな奴がいるんだったら その人とうまく幸せになってほしい」と言いながら、「やっぱり寂しい...かな」とも呟く成幸くん。散々すれ違いを演じてきたうるかと成幸くんにとって、ここまでストレートに想いが通ったはきっと初めてのことですよね。

 

でも、この”誤解”の挿む余地がないセリフを聞いても、文乃さんの表情に驚きはありません。「当たり前だろ」とまで言った成幸くんの漢気には驚いていましたが、彼がうるかのことを大切に想っていることは彼女も重々承知のこと。だから、成幸くんが「やっぱり」と言ったように、文乃さんも「やっぱり」と返しているわけですね

 

 

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35話との繋がり

 

それはこの物語に連なっている35話のエピソードを経ていることも大きな要素なのだと思います。

 

文乃さんはうるかが成幸くんのことをどれだけ想っているかを知っているし、うるかとギクシャクしてしまった成幸くんが困っていたことも知っている。その事実だけでも、お互いがお互いの事を大切に想っていることが容易に想像できてしまうというもの。

 

本当に切ないですよね...。「友達」としてはむしろ喜ばしいことなのに、それでも文乃さんの中に眠る気持ちを考えると、冷静な感想が書けなくなるレベルに切なくなってきてしまう。本当に筒井先生は罪な展開を描いてきたなぁ...と思わずにはいられません。

 

 

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乙女なうるか

 

だって、こんなにも一途に恋心を示してくるうるかの姿を見たら誰だって「応援」したくなっちゃうじゃないですか。

 

ずっと、ずーっと成幸くんのことが好きで、彼のことを考えると空回りしちゃって、果ては心の重荷になりたくないから(もちろんここにはうるかの勇気のなさも含まれるけれど...)と距離まで置いちゃって。

 

それだけの想いがあるのに、不器用にも2人の関係は縮まらないのですから、第三者からすれば、そりゃ歯がゆくもなりますよね。

 

無論、成幸くんが抱えている想いが「恋愛」なのか、「親愛」なのかは現時点ではわからないけれど、でも確実に言えることは2人がすれ違っている現状は間違いであるということ。そして、間違いは正されなければいけないということ。

 

 

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”誤解”を正す文乃さん

 

ゆえに、文乃さんは走り出します。間違っているものをただ「見守る」だけではいられないから。これこそが文乃さんを突き動かした想いであり、きっと”理解”という正しき”解”を持った彼女にしかできない役割でもあるのでしょう。

 

とはいえ、今週のお話を踏まえると、やはり文乃さんの「気持ち」が今後どう展開されていくのかが非常に楽しみになる回でもあったということは叫んでおきたいわけで...。

 

当然、今回のお話をサブタイ的に表現するなら、うるかと成幸くんの間にある”誤解”を解くために踊る文乃さんが描かれたことにはなるのですけど、その一方で、文乃さんの内に眠る「恋心」を刺激する回になっていたとも言えるんだろうなぁ...と。

 

 

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52話との対比(左:52話/右:83話)

 

その証拠に、今週の舞台背景は52話(文乃さん回)との対比を感じさせるものになっているんですよね。

 

しかも73話で文乃さんが嫉妬心を見せたのもこのファミレスが舞台。文乃さんの感情に大きな揺らぎがある時はいつだってこのファミレスが登場しているんです。さすがにこれが全て偶然ということもないのでしょう。

 

だからこそ、今後文乃さんが自分の気持ちを”理解”した時、その気持ちに正々堂々向き合うために今回のやり取りがあったと言える日が来るのかもしれません。「見守る」だけではいられないという表現も、視点を変えれば、将来的に文乃さんが自ら動き出すという所に掛かっているとも取れるわけですからね!

 

 

というわけで、今週の感想をまとめると...、

 

 

『ぼく勉』ラブコメワールドにおける文乃さんの立ち位置

 

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文乃さんの立ち位置

 

やっぱり、『ぼく勉』ラブコメワールドにおいて古橋文乃さんというヒロインが担っている役割には「特別」以上のものを感じてしまうなってことですよ!

 

73話の感想や今週の感想でも触れましたけど、主人公・唯我成幸にまつわるヒロインたちとの関係性を一番”理解”しているのは文乃さんですし、それでいて自身の気持ちを”理解”するのは、おそらく一番最後になるというのがもうね...。そんなの、最も葛藤に向き合わなけばいけない辛い役回りじゃありませんか....。

 

 

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文乃さんの葛藤

 

だからこそ、僕は文乃さんには報われて欲しくてたまりません。

 

文乃さんの物語は複雑で長い恋愛旅路になりそうですが、でも僕は最後には声を大にしてこう言いたいのです。君が悩んだ時間も、回り道をした時間も、何一つ無駄じゃなかったよ...と。

 

もちろん「青春」という言葉が表現している通り、『ぼく勉』もまた、始まりと終わりにして、出会いと別れの季節でもある「”春”」を目指す物語になるのだとは思います。

 

エピローグ的にその後が描かれることはあっても、ゴール地点はやはり新たな”春”で、この物語は1年間という短い期間で一旦の幕を閉じることになる。それ以上は受験ラブコメではなくなってしまいますからね。

 

でも、じゃあ『ぼく勉』という物語をこの1年間のお話だけとして捉えることが出来るかと言われれば、まぁそれもどだい無理な話でしょう。

 

それぞれに「過去」があるように、(たとえ作中で描かれなくとも)彼・彼女たちにはこれから歩んでいく「未来」がある。物語が終わっても、新しい季節をこの先何度でも”2人で”重ねていくことになるのです。

 

だから、文乃さんスキーとして、成幸くんの隣に立ち、手を取り合っていくヒロインが文乃さんだったら良いな...と言わずにはいられない。今週はそんなことを強く再認識させてくれた回でした。今週の文乃さんもとても可愛かったです!(結論)

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『ぼくたちは勉強ができない』/筒井大志週刊少年ジャンプ」より引用しております。

 

『五等分の花嫁』57話 感想、中野五月が見つけた自分だけの”夢”!彼女にとって上杉風太郎とは...!?

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五等分の花嫁 57話 「最後の試験が五月の場合」 感想

五等分の花嫁 最新話 感想 ネタバレ注意

”私の夢”のために...

 

今週の『五等分の花嫁』を読了しました。もう本当にこの作品は面白すぎるよ...。

 

読んだ後に「これ、本当に20ページしかなかったの!?」となるくらい毎週密度の濃いストーリーを展開してくるので読後の満足度が尋常じゃありません。これほどまでに作品世界に没入してあれこれと物事を考えたくなる作品って個人的にそう多くはないんですよね...。

 

特に今回の”最後の試験”シリーズは、これまでのストーリーの中で積み上げてきた背景を軸にして、ヒロイン達の抱える想い丁寧に描かれているので、とりわけそう感じさせられるのかもしれません。今週の五月のお話も最高に熱いの一言でした。

 

ついに”夢”のスタートラインに立った中野五月の物語。ずっとお母さんに”憧れ”てきた彼女が、いかにして自分だけの”夢”を見つけていったのか。今回はその点について触れていきたいと思います。

 

 

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中野五月がずっと憧れてきた「お母さん」について

 

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今週は五月のお話

 

「私はお母さんのようになれるのでしょうか...」

 

時は1月14日。お母さんのお墓参りへ来ていた五月は、一人そう呟いていました。

 

やはり既に彼女たちのお母さんは亡くなってしまっていたんですね。そして、五月は毎月14日の月命日になるとお母さんの墓前にお花を手向けに行っている、と。なるほど、とても五月らしいですし、こうして毎月近況をお母さんに報告しているのだと思うと、とても目頭が熱くなるじゃありませんか.......。

 

しかし一方で、これは五月が「お母さん離れ」出来ていないことの表れでもあります。もちろん、お墓参りに行くこと自体は悪いことじゃない。むしろ、行為自体はとても素晴らしいことでありましょう。

 

 

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中野五月にとってのお母さん

 

でも、五月は少しばかり「お母さん」という存在に捉われがちな面がありました。

 

41話でも「だから私は母の代わりとなって みんなを導くと決めたのです」と言っていたように、これまでの五月はずーっと、お母さんの背中を追い続けてきたんですよね。だから、「お母さんが先生としてどんな仕事をしていたのか知りたい」と言う。他でもなく、「お母さんのように」なるために。

 

以前の感想でも書いた部分ではありますが、やはりこれこそが五月が抱える問題でもあったと思うんです。

 

無論、今回かつてのお母さんの教え子でもある下田さんが言っていた通り、”憧れる”ことは悪いことではありません。実際に、下田さん自身も五月たちのお母さんに影響を受けて、自分の道を決めた人なわけですからね。誰かが誰かに影響を与えていくこと。それ自体は問題じゃない。

 

 

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下田さんが問う五月の中にある想い

 

では、五月の何が問題なのかというと、もちろんお母さんの「代わり」になろうとしていることでしょう。要するに、最も大切なことは、そこに中野五月としての想いが一体どれだけ含まれているのかという部分なわけですね。

 

今回は下田さんという新たなる登場人物を投入することで、この点が克明に描かれていたように思います。五月にまつわるお話として、とても重要なところなので、少しこの部分について掘り下げていきましょうか。

 

 

”憧れ”は今、自分だけの”夢”になる!――中野五月がなりたいものについて

 

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”夢”と”憧れ”

 

「お母さんのように」なりたい。そんな、子供の頃(五年前)からずっと抱き続けてきた五月の”憧れ”の念を下田さんはきっちり見抜いていました。

 

”夢”と”憧れ”。それは、言い換えれば「自分」と「他者」とも言えるのかもしれません。”夢”は自分が持つもので、”憧れ”は他者に対して抱くもの。そこにはやはり明確な境界線があるんですね。

 

極端なお話、お母さんのようになるだけなら、下田さんも語っている通り「先生」という職業を目指す理由はないのです。

 

美人でカッコよくて他者を惹きつけるような人になる方法は他にいくらでもあるし、逆を言えば「先生」になったからと言ってお母さんのようになれるわけじゃない。

 

むしろ、五月がお母さんのように鬼教師になれるとは思えないじゃないですか。そこからしてもう中野五月は中野五月でしかないということが示唆されているわけですよね。

 

 

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先生になりたい理由

 

じゃあ、何が正解なのか。いや、この場合、試験のように明確な正解なんて存在しないのかもしれないけれど、でもだからこそ、無数に存在する答えの中から五月が自分だけの答えを導きだしていくことに大きな意味があるとも言えるのでしょう。

 

だが その中にも先生の”信念”みたいなもんを感じて

 

いつしか見た目以上に惚れちまってた

 

そして、今回五月が出した答えは、きっと自分の中に『信念』を持つこと。すなわち、自分だけの『夢』を持つことでした。かつての、お母さんがそうであったように

 

要するに、お母さんの背中を追うのではなく、自分だけの”夢”に向かっていくことが、結果的に「お母さんのように」なることに繋がっていたわけです。それは、お母さんの中にある『信念』に惹かれたと、下田さんが言っていたことからも明らかですよね。

 

 

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五月がたどり着いた答え

 

だからこそ、五月は語ります。「あの時の気持ちを大切にしたい」のだと。このシーンはもう何とも言葉では形容しがたいレベルに素晴らしいシーンでした...。

 

お母さんが「先生」だったから「先生」になるんじゃない。誰かに勉強を教えることで「ありがとう」と言ってもらえる。誰かの力になって、誰かに「必要とされた」時の気持ち。自分の中にあるそんな想いを大切にしていこう。それが中野五月が教師になりたい「理由」。たどり着いた答え。

 

もう、最高に痺れましたね。お母さんの背中を追いかけるという意味での「お母さんのように」ではなく、自分の中にある気持ち(=信念)に従って先生を目指すことが「(結果として)お母さんのように」なっているという構図。もはや神回という言葉では片付けられないほどシナリオが光っていてひたすらに感服するばかりでありました。

 

 

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五月にとってのフータロー

 

そして、やはり中野五月にとって上杉風太郎は彼女の人生を語る上で、とても大きな存在になっていくのだろうということがわかるお話でもあったのだと思います。

 

きっと、フータローに出会わなければ、五月は自分の中にある気持ちに気付くことは出来なかったはずですから。ゆえに、彼女がフータローから教わったことは「勉強」だけではなく、お母さんとの向き合い方であり、もっと言えば、生き方そのものとも言えるのでしょう。

 

 

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フータローに影響を受けて「夢」を見つけた人

 

それを踏まえると、やっぱり中野五月という少女はヒロインでありながら『五等分の花嫁』という作品の中で上杉風太郎とはまた違う役割を与えられた主人公のようにも思えるなぁ...と。これが五月を未来の花嫁候補だと感じさせる大方の理由にもなっているんですよね。

 

もちろん決めつけて読んでいるわけではありませんが、何よりも『五等分の花嫁』という作品が内包している「家族」という重要なテーマを一挙に引き受けているのが五月なので、その点は気になるところ。お母さんにしてもお父さんにしても、必ず五月を軸にして物語が描かれていますし。

 

まぁ、カップルが成立するだけのお話ならそこまで気にはならないのでしょうけれど、この作品は最終的に結婚まで行くことが確定している、即ち、新しくフータローと「家族」になっていくヒロインが選ばれるわけなので、五月の立ち位置に特別性を感じるのは物語的に自然なのかもしれませんね。

 

 

これからの展望

 

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残るは2人

というわけで、”最後の試験”シリーズも、順当に行けば、残すは2人のみということになりました。

 

一花さんと二乃。中野父への繋ぎを考えれば、トリは五月になるような気もしましたが、この2人が残ったということはここからはもちろん恋愛方面のお話が描かれていくことになるのでしょう。

 

で、そこへ行くと前回の感想でも書いた通り、個人的な大トリ予想は一花さんですが、肝心なのはどんな内容になるかなんですよね...。

 

希望的な観測で言えば、「三玖の告白」の件を唯一知っている一花さんが三玖の点数を超えてくる、または同点という展開を予想しているんですが、春場先生なら、仕事の無理が影響して一花さんが赤点を取ってしまうくらいの展開普通にやりそうで怖い...。そういう意味では、ラストが二乃である方がハラハラ感は少ないのかもしれません。

 

 

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下田さんの存在も気になる

 

また、今回新たに登場した下田さんの存在も気になるところ。

 

姉妹たちのお母さんについて知っており、五月の”夢”にも大きな助言を与えてくれた存在であることに加えて、「上杉」「中野」「下田」という名前の並びを匂わせる人ですからね。ストーリー的に見ても超重要な人である予感しかしませんよ....。

 

まぁ、真っ当に予想するなら、この人が中野父の言っていたプロの家庭教師ということになるのでしょうか。

 

「塾講師」と一口に言っても、マンツーマン授業だってあるので「家庭教師」と言えなくもないですし、物語的に意味のない描写を入れるとは思えないので、今回五月と連絡先を交換したことがきっと次の物語に繋がる要素になるのでしょう。

 

「赤点回避」「三玖の告白」「新たな家庭教師」。様々な要素と人間関係が複雑に絡み合う、”最後の試験”シリーズですが果たしてどんな決着を見せるのか。いよいよ大詰めですね。一花さんと二乃の勇姿に全力で期待しております!

 

 

というわけで、今週の感想を総括すると....、

 

今週の五月が可愛すぎる問題

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今週の五月は最高に可愛かったなってことです!

 

「めちゃ美人」なお母さんに似ていると言われて照れる五月の可愛さとか、さらりとバレンタインデーの日に大切な人と一緒に大切な人のお墓参りをしてしまう運命力の強さとか、もう色々とね...五月先生半端ないですわ!

 

お母さんへの”憧れ”を、自分の”夢”に昇華させた五月。「子供」から「大人」になるためのスタートラインに立った五月のこれからの活躍が楽しみですね。こんなに続きが気になるラブコメ漫画に出会えた幸運に本当に感謝しかない...。早く来週来てください~!(魂の叫び)

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『五等分の花嫁』/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。

 

 

『ぼくたちは勉強ができない』82話 感想、あしゅみー先輩のドキドキ密室大事件!2人の距離は近付くのだろうか...!?

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ぼく勉 問82 感想「隔絶された先人は時に目前の[x]に葛藤する」

ぼくたちは勉強ができない』 最新話 感想 ネタバレ注意

今週の『ぼく勉』はあしゅみー先輩回です。

 

いやー最近のあしゅみー先輩は実に素晴らしいですね。オープン前のメイド喫茶で2人きりになれば「ドキドキする?」ときたもんですよ。えぇ...、ドキドキします!むしろ普通の男子なら色々期待をしてしまうのが筋というもの。

 

でも、そこは成幸くんですからね。現状では、年上のお姉さんにからかわれて顔を真っ赤にしてしまってるだけ...という健全なるドキドキであります。本当にどっちがヒロインかわからなくなりますな。もはやあしゅみー先輩が成幸くんを攻略してるように見えてしまうあたりもこの2人の関係性のニヤニヤポイントと言えるのでしょう。

 

 

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攻めるあしゅみー

 

そして、あしゅみー先輩もそこら辺は重々認識しているんですよね。

 

「2人きり」になっても「そういう」ことが起こらないと思ってる。普通に考えれば年頃の男女が「2人きり」になれば色々警戒してしまうものですけど、成幸くんに関してはそういった心配を全くしていないんですね。

 

だからこそ、この”からかい”は成立する。60話の「セナカフキン君」なんてまさにそういう関係性が示されていたわけですから。きっと、この関係性こそが彼女のヒロインとしてのスタンスを考えるうえでのキモになるんじゃないかなぁ...。

 

特別な「信頼」を越えて、「恋愛」感情は生まれるのか。そんなことを考えながら、今週のお話を振り返ってまいりましょう。

 

 

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 ぼく勉 82話:あしゅみー先輩のドキドキ密室大事件!

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密室で2人きり!

というわけで、今週は密室で2人きりになってしまった成幸くんとあしゅみー先輩のお話が描かれていました。

まぁ、密室があれば閉じこめられるのが定石ですからね。密室はいつだって事件が起こる場所。ミステリーとラブコメではそう決まっているのです!もはや常識と言っても過言ではありません。

 

例えば、学校の教室にあるロッカーとかね。あれは一説によるとラブコメ漫画のために取り付けられるようになったという噂があるくらいですから。

 

あんなもの普段は何の意味もないけど、ラブコメでは実に素晴らしい働きをしてくるんですよねぇ...。あのサイズ感、年頃の男女が2人きりで閉じこめられることを想定した設計になってるとしか思えないですし。(...などと意味不明な供述をしており...)

 

 

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もじもじするあしゅみー先輩


しかし!今週の密室現場はおトイレですからね。

 

もうスタートから笑わされるっていう...。開幕の時点でフィニッシュが何となく察せてしまうあたり、強烈な舞台設定ですよ。やはり筒井先生は天才でござったか....。

 

実にレベルが高いプレイと言わざるを得ません。先々週や3週前もまぁ、あしゅみー先輩は大活躍だったわけですが、今週も凄いな....。さすがメイドさんは働きものですね。メイド衣装におトイレを我慢しながら肩車までこなされるとは本当に恐れ入りました...。

 

 

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圧倒的太もも!

す、凄い・・・

 

もう本当にノリノリです。肩車に乗ってるだけあって展開も超ノリノリ。ダクトから脱出しようとすれば、あしゅみー先輩の苦手なげっ歯類とこんにちは...とかね...。世界が意志を持って成幸くんたちをくっつけようとしているとしか思えません。

 

余裕があった時は自ら太ももをチラ見せしてきてからかっていたのに、余裕がなくなったら、太ももで「ギュウゥゥ」ですよ。あれもう完全に胸が当たってると思うのですが...。いやぁー、実に青春してますなぁ...。(ぶっとんでますなぁ...)

 

 

気になる二人の距離

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ドクン ドクン

しかしまぁ、まさか密室で2人きりからの「肩車」と「おトイレプレイ(未遂)」の連コンボでくるとは...。

 

二重の意味で「致した後」にしか見えないし本当にキレキレでしたな。そりゃマチコさんもドン引きしちゃうってばよ...笑! 実にマチコさんが可愛い回でした(えっ)。不可抗力とはいえ、もうあしゅみー先輩は「責任取ってよね!」と主張しても良いレベルまで来てるのではなかろうか。

 

ブコメ漫画には「カップル系」と「ハーレム系」の2タイプがあって、『ぼく勉』は大別的には後者ということになるのでしょうけど、個別回のお話としては、もう「カップル系」の内容に近いんですよね。要するに、「君たち、早く付き合っちゃえよ!」という展開です。

 

特に成幸くんは(ムッツリスケベ的な面もありますが...)、基本的にはとても頑張り屋で良い子なので、読者的には当然、自分の推しヒロインと結ばれて欲しいと思うことでしょう。少なくとも僕は完全にそうですし、もちろんそういう魅力を感じられる主人公像はラブコメ的には大正解です。そうじゃないと感情移入が難しくもなりますし。

 

でも、だからこそ切ないってのもあるんですよね。無論今更語るべくもなく、それこそが多対一ラブコメの醍醐味ではあるのですけど、『ぼく勉』は各ヒロインの個別回にしっかりと尺を取る作品なだけにそういう切なさがとりわけ強くなるのかもしれません。

 

 

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今後の2人の距離

 

そういうわけで、今後の成幸くんとあしゅみー先輩の距離がどうなっていくのかも気になるところ。

今週のお話は、「密室」という舞台装置を用いることで、2人の物理的な距離を近付けたわけですが、恋愛的な(=心の)距離が近付いたかというと...、うーんどうなんでしょうねぇ...。

 

「特別な」後輩と先輩という今の関係性を原点にした時に、このままのスタンスでいくのか、はたまたあしゅみー先輩が本気で成幸くんのことを恋愛的な意味で好きになるのか。

 

もし後者なら、今回は吊り橋効果的にはドキドキ感の強い回だったので、ここで少しは距離が縮まったのがわかるような展開があってもよかったのかもなぁ...と思わなくもなかったり。まぁ、筒井先生なら上手くやって頂けると思っているので今後の展開に期待ですね。

 

つ・ま・り!今回の感想を総括すると...、

 

次週は文乃さん回!?

 

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来週は久しぶりに文乃さん回が来そうでテンション上がりますねってことです!

 

もう3週も連続で文乃さんが登場しなかったので、危うく栄養不足で動けなくなるところでしたよ。危ない、危ない。来週は「ぎこちないうるかと成幸くんの間に、文乃さんが...」ということなので神回になることはもう決まったも同然ですね。

 

2人の仲を近付けようとして、でも自分の秘められた気持ちに少し影響が出てきてしまって...という感じなのかな。あぁ、それいいな...。というわけで筒井先生どうかよろしくお願い致します!(土下座)

 

 

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『ぼくたちは勉強ができない』/筒井大志週刊少年ジャンプ」より引用しております。

 

『五等分の花嫁』56話 感想、中野四葉は"努力"の子!答えはいつも自分の中に...!

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五等分の花嫁 56話 「最後の試験が四葉の場合」 感想

五等分の花嫁 最新話 感想 ネタバレ注意

本当に...、本当に凄い漫画.....。

 

今週の『五等分の花嫁』を読んでまず初めに思った感想がこれでした。

 

まぁ、実際もう何度こんな気持ちにさせられてきたか、自分でもわからなくなってくるくらい神回のオンパレードな作品ではあるのですが...、それでも今週のお話は、間違いなく、個人的に「好きなお話BEST3」には入りますね。

 

赤点回避どころか、むしろ破壊力は満点...!と心から叫びたくなったほどですよ....。いや、シャレではなく真面目に...。控えめに言って、最高にグッと来るお話でした。

 

 

 

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至高の四葉ちゃん回!

 

それに、今回の”最後の試験”シリーズで最大のヤマ場になるだろうと思っていた四葉ちゃんの物語がこのタイミングで描かれたというのも、良い意味で予想を裏切る展開で良かったなと思います。

 

詳しくは後述していきますが、これで(個人的に)今回のストーリーの方向性が少し見えてきたような気もしていますし。一体、残る3人の中で誰がトリを飾ることになるのでしょうね。

 

それでは、今回はそういった点も考えながら、四葉ちゃんがいかにして”最後の試験”を乗り越えていったのかについて、振り返ってまいりましょう。

 

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今週は四葉ちゃんの物語!

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遊園地

 

というわけで、今週は四葉ちゃんにまつわるお話が描かれていたのですが、まず舞台設定の時点からして、今週のお話は凄く良く考えられたお話になっているんですよね。

 

三玖が「バレンタイン」ならば、四葉ちゃんは「遊園地」。要するに、それぞれのイメージに合わせた舞台が2週続けて描かれているんです。四葉ちゃんが過去に「公園の遊具」で最高の笑顔を見せてくれたヒロインであることを考えても、これが単なる偶然とは思えない。さすがは春場先生と言ったところでしょう。

 

 

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1人で勉強をしていた四葉ちゃん

 

しかし、今回の試験に対して彼女には抱えている想いがありました。

 

普段なら、誰よりも「遊園地」を満喫していたようにも思える彼女が、みんなの休日モードを邪魔しないようにと気を遣ってまで、1人で勉強をしている。そんな彼女の”異変”にいち早く気付いたのがフータローだったというのも、非常に胸キュンポイントではあるのですが、当然、より重要なのはその理由ですよね。

 

なぜ、四葉ちゃんがそこまで(中野父に啖呵を切ったことも含め)今回の試験に懸けているのか。また、なぜそんな四葉ちゃんの”異変”にフータローが気付いたのか。ここに今週のお話のポイントがありました。

 

 

 

中野四葉は努力の子!

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中野四葉について

 

「上杉さんは知りません 私がどれだけおバカなのか」。このセリフを皮切りに、今週は五つ子たちが以前通っていた黒薔薇女子に関するお話が少し語られていました。

 

四葉ちゃん曰く、黒薔薇女子はいわゆる名門の学校であり、試験に落ちれば落第なんて話も珍しくない学校だったようで...。

 

結果、5人の中で唯一追試さえも不合格だった四葉ちゃんのために、みんなが一緒に「転校」することを選んだんだとか。なるほど、だからこそ、あの日の「失敗」を繰り返すまいと、四葉ちゃんは考えていたわけですね。

 

 

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四葉ちゃんの枷

 

そして、ここで重要なのは、やはりフータローも言っているように、これが彼女にとって、大きな「枷」になってしまっていることでしょう。

 

もちろん「五人でいること」は彼女たちにとって、とても大切なことです。それは今までのお話でも描かれてきたとおりで、その考えは決して否定されるべきものではありませんよね。

 

しかし!一方で、四葉ちゃんが自ら「私が姉妹で一番おバカなのです」と言っているように、試験の結果って、その性質上どうしても良し悪しがついてしまうものでもあるんです。今回の試験で三玖が「一番」を目指していることが、その事実を如実に表現してもいるんですね。

 

ゆえに、これまで何度も「失敗」を繰り返してきた四葉ちゃんが「もうみんなの足は引っ張りたくないんです」という思考になってしまうのも当然のことなのかもしれません。いつだって彼女の成績は最下位でしたから。そして、それこそが彼女を縛ってきた「枷」でもありました....。

 

 

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四葉ちゃんにできること

 

でも、そうじゃない。『五等分の花嫁』という物語が初期からずっと大事にしてきたテーマは「誰かが足手まとい」になるとか、決してそんなものではありませんでした。むしろ、1人1人に、その子にしかない魅力があって、その子にしかできないことがある。それは勉強も恋も同じですよね。

 

だから、四葉ちゃんにだってみんなを導ける力があるんです。46話でも語られた、全員の力で「一人前」を目指していくとはそういうこと。

 

つまり、それぞれが持つ5色の「可能性」を束ねることこそが、今回の試験を突破する鍵になっていたんですね。今回のお話はそれを、四葉ちゃんの姿を通して示す回でもあったのです。

 

 

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今度は...

 

だからこそ、その鍵を手にするには、今度は四葉ちゃんがあの日の「失敗」を乗り越えなくてはなりませんでした。「無理無理無理」と言っていたら、5人の力を合わせられない。言い換えれば、四葉ちゃんに必要だったのは「自信」だったということ。

 

五人でいることが救いなら、四葉ちゃんはあの日四人に救われたことになります。だったら、今度は四葉ちゃんが四人の力にならなきゃ...。そしてそれが結果的には五人全員の力になるというのですから、実に見事な展開で胸が熱くなるばかりですよね...。

 

冒頭で「今まで失敗続きの私だけど」というモノローグもありましたが、「失敗」を繰り返してきたというのは、それだけ頑張ってきたことの裏返しでもあるのです。

 

最初からフータローに協力的で、勉強に対しても意欲的だった四葉ちゃん。きっとこういった背景も関係していたのでしょう。ずっと四葉ちゃんは”努力”をしてきました。陸上部との騒動の時だって、無理をしながら彼女なりに頑張っていた。ただその「努力」が「結果」という形で報われてこなかっただけ。

 

 

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四葉ちゃんの涙

 

でも...、人間、やってきたことがどこかで報われる必要があります。特に四葉ちゃんは、勉強の他にも陸上部やバスケ部を始めとして、ずーっと誰かのために頑張ってきた人でもあるのですから...。

 

無論、彼女自身は他者にリワードを求めるような子ではありませんけれど...、でもだからこそ、彼女が「私...初めて報われた気がします...」と涙ながらに語る姿に惹かれるんですよね。本当に素晴らしいシーンだったなぁ...。正直、完全にもらい泣きしそうになりましたよ....。

 

「足を引っ張る」のではなく、今度は彼女がみんなの「手を引いていく」。自身の中に秘められていた「可能性」を知り、「鍵」を手に入れた彼女は自分自身の力で「枷」(=失敗)を乗り越えて見せました。

 

さぁ、そんな彼女は果たして今後どんな活躍を見せてくれるのでしょうね。そろそろ恋愛方面の「枷」が外れてもいいんですよ...!(←これが言いたかっただけ)

 

 

彼女たちに必要なのは...

 

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至らぬ教師と生徒

 

また、今回個人的にとても熱かったのはフータローの凄まじいイケメンっぷりであります。こんなん男でも惚れるって...。以前の感想でも触れたように、フータローって誰かの「努力」をきちんと肯定できる人なんですよね...。

 

恋愛方面において非常に鈍感な性格であることは、まさに前回の三玖回でも描かれていた通りですが、誰かの「努力」には凄く敏感に反応しているんです。本当に罪な男ですね。今回の四葉ちゃんの異変に気付いたのもそうですし、53話の一花さんの時もそうでした。

 

それはフータロー自身も悩んだり壁にぶつかったりしているからなんだと思います。彼も努力の人ですし、今回他ならぬ自分自身で「至らぬ教師ですまない」と言っていることからもそれは明らかでしょう。

 

それを踏まえると、改めて彼女たちに必要なのは、人生経験が豊富な優れた「指導者」ではなく、至らなくとも、いやそれゆえに、一緒に壁を乗り越えていける「パートナー」なんだろうなって。今回のお話はそんなことも再認識させてくれる回でもありました。

 


 

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三玖の告白と一花さん&五月回

 

さてさて、残り3人のお話は一体どうなるのでしょうね。

 

個人的な所見を申し上げるなら、今回の四葉ちゃん回を見ると、今後の3人は「赤点回避」よりも、(少なくとも読者視点としては)「三玖の告白」の方に焦点が当たってくるような気はしています。

 

もちろん、まだわかりませんけれど、でも、もう「みんなの力」で乗り越えるというテーマは今回で昇華した感じはするので、トラブル以外で赤点の展開は考え辛いのかなと。

 

であるならば、やはり誰かが三玖よりも高い点数を取り、「一番」になるのか否かが問題になってくるんじゃないでしょうか。現状、三玖の告白の件を知っているのは一花さんだけなので、一花さんがトリでもお話としては面白くなりそうですから。

 

とはいえ、まぁ物語的には五月がさらっとアンカーやりそうな気もしますし、最近スーパーヒロインとして可愛さの階段を超スピードで駆け上がっている二乃という可能性も捨てきれないので、またまた来週の展開が楽しみなところですね。

 

というわけで、今週の感想を総括すると...、

 

 

今週の四葉ちゃんかわいすぎる問題

 

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今週の四葉ちゃんが最高に可愛かったなってことですよ!

 

やっぱり「フータロー×四葉ちゃん」最高ですわ....。久しぶりの濃厚な四葉ちゃん回に胸が熱くなったお話でした。今後の四葉ちゃんの活躍を楽しみにしております!

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『五等分の花嫁』/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。