ふわふわな日記

『ぼくたちは勉強ができない』81話 感想、”恋”と”友情”を教えてくれたこの青春の日々を緒方理珠は忘れない...!

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ぼく勉 問81 感想「人知れず天才は彼らの忖度に[x]する」

ぼくたちは勉強ができない』 最新話 感想 ネタバレ注意

今週の『ぼく勉』は理珠ちん&関城さん回です。

 

勉強のモチベーションアップを図るため、うるかの時と同様に、理珠ちんをオープンキャンパスに誘う成幸くんでしたが、まさかまさか、関城さんも同じことを考えていたという....。なるほど、こういうパターンできたかという感じでした。

 

というか、理珠ちんと関城さんの志望大学が同じであったというのがまず今週の大きなポイントの一つでしょうか。

 

12話で「あいつが文系行っちゃったら...私その大学受けられないじゃない...」と言っていましたけれど、同じキャンパス内に文系と理系の学部が併設されている大学を選べばそんな懸念もなんのそのですからね。

 

そういう意味でも「弓弦羽大学」...、実に素晴らしい大学じゃないですか。もはや、来年この大学に通っている2人の姿がありありと浮かんでくるレベルですよ。詳しくは後述しますけど、やっぱりこの2人って、物語を通して『親友』になっていくんだなって。そんなことを感じさせる回でもありました。

 

 

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服装が62話と同じ

 

また、今週のお話を踏まえると、3人とも服装が62話と同じになっているのがまた面白いところかなと。

 

今週の冒頭、図書室で勉強をしている際にも、62話のお話の中で関城さんと一緒に選んだウサギ型のペンケースが意図的に描写されているわけですけど、あの日もまた成幸くんと理珠ちんを2人きりにするために身を引く関城さんの姿が描かれていたんですよね。

 

それを考えると、やっぱり今週のお話があの日の文法で展開されていたのは興味深いですし、結果的にあの日の問題点も含めて、今回この3人の関係性における一つの「解」が示されたのもお話としては綺麗だったと思います。

 

まぁ、重要なお話の中にもコミカルさを忘れないのが『ぼく勉』流なので、幾分かコメディタッチではありましたが...、オープンキャンパスというのも物語的に言えば、「未来」を想起させるものですからね。今回はそんな視点で物語を見ていきましょう。

 

<前回記事>

 

 

 

『ぼく勉』81話:「恋」と「友情」が空回る3人のオープンキャンパス

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弓弦羽大学と譲る2人

 

というわけで、今週は3人で「弓弦羽大学」のオープンキャンパスへ行くことになるお話なわけですが、初っ端から「何やってんのよこの2人は...!」と読者がツッコミを入れたくなる場面から物語は展開されておりました。

 

「好きな人と2人きりで出かけられるチャンスを奪うわけにはいかない」と身を引く関城さんに対して、「なんとか自然に(理珠ちんと関城さんを)2人きりにしてやりたい」と画策する成幸くん。

 

息ピッタリなんだか、噛み合ってないんだか...、という実に面白い状況ではあるのですけれど、まぁ要するにこの3人の関係性を通して描かれていた今回のお話のテーマは「恋」「友情」の2軸にあったわけですね。

 

 

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一人になる理珠ちん

 

で、そういう観点で今週の物語を見ていくと、まぁ構図的には、見事に「恋」(=成幸くん)と「友情」(=関城さん)は空回りしていたと言えるのでしょう。

 

だって、本来この2つの軸は両立できるものですから。決して、どちらかを得るために、どちらかを犠牲にしなければいけないものじゃない。

 

「恋」も「友情」もどちらだって手に入れられるんです。それなのに、2人ともに相手のことを思いやって、無理に「2人きり」の状況を作ろうとしていた。それが今週のポイントでもありました。

 

もちろん、(特に)成幸くんには「恋愛」軸の認識なんて全くないわけですけれど、でも、「3人で行きましょう!」と提案した理珠ちん本人の気持ちを汲み取れていなかったわけですからね。そりゃ色々と上手くいかないのも物語的に納得というもの。

 

 

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3人でおでかけできるのうれしかったんです

 

以前の感想でも少し触れましたが、やっぱり理珠ちんの成長物語は「恋」や「勉強」だけには留まらないのだろうなぁ...と思います。

 

なんせ、今回のオチを見てもわかりますが、(無論まだ本人にその自覚はないでしょうけど...)理珠ちんの言う「3人でおでかけできるのうれしかったんです」というセリフは、要するに彼女にとって、「恋」と「友情」のどちらも大切なものであるということの示唆にもなっているわけですから。

 

そういう意味でも、今後関城さんが理珠ちんにどんな影響を与えていくのかは個人的にとても楽しみなところです。

 

もちろん、文乃さんと理珠ちんの出会いの物語、並びに『友達』になっていった過程も気になりますが、理珠ちんが人(=主に成幸くん)の『感情』を理解していくうえで、文乃さんたちとも異なる『親友』という立場から、関城さんが一体どういう関わり方をしていくのか。今後ともそこには全力で注目していきたいですね。

 

 

緒方理珠の成長!

 

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ファーストキス!

また、今週のお話で一番のニヤニヤポイントは、やはり「ファーストキス」を思い返して悶々とする2人の姿でしょうか。控えめに言ってこれが最高でした。こういうのに本当弱いんですよね、自分......。

 

無論、上段でも語ったとおり、『友情』も『感情』の一つなわけですから、理珠ちんの物語にとって『友情』も欠かすことのできない非常に大切なファクターであることは間違いありません。

 

が、しかし!『ぼく勉』はラブコメストーリーですから。当然、より『恋愛』軸の方へと、読者の視点が吸い寄せられていくのは、自然の摂理というものでしょう。

 

つ・ま・り!

 

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理珠ちんの成長

 

今週の理珠ちんの赤面した顔がお可愛いことこの上ないってわけでして....。

 

もう最高に素晴らしいとしか言いようがありませんでした。何が素晴らしいかと言えば、やっぱり初期の頃と比べて「キス」という事象に対して、理珠ちんの中で認識が少しずつ変わってきているところかなと。

 

もちろん、事故キスが発生した当初もドキドキはしていたんですけど、それでも初期の頃は「キスとはなんなのか」ということに迷走して、暴走したりもしていたわけじゃないですか。

 

それが今やどうかというと、「ノーカン」とか言ってる成幸くんとは対照的に、完全にカウントしちゃってる恋する乙女の表情になっちゃってるわけですよね。

 

これは、数学講師がきっちりと代弁してくれたように、(起こった事象の奥にある)「情緒」を理珠ちんが理解できるようになりつつあるということの証左でもありますし、

 

また、心理学講師の言葉が示唆するように、「恋」と「友情」を教えてくれたこの青春の日々を理珠ちんはきっと一生忘れることはないという表現でもあるように思えるんですよね。

 

 

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寝不足な理珠ちん(このイチャイチャっぷりである)

 

「3人で」オープンキャンパスに行くのが楽しみで寝不足だったというのも初期の彼女にはなかった大きな変化を象徴するシーンでしたし。

 

どんな結末を迎えようともこの1年間は彼女にとって「特別」な時間になるんだろうなって。今週はそんなことを感じさせてくれる素晴らしい回だったなと思います。

 

 

....というわけで、今週の感想を総括すると、

 

文乃さんのオープンキャンパス回に期待!

 

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文乃さんのオープンキャンパス回が俄然楽しみになってきたってことです!

 

「うるか→理珠ちん」ときたら、これはもう近いうちに文乃さんのオープンキャンパス回が来るのは明らかですからね。

 

王道に「2人きり」で行くことになるのか、はたまた変化球でくるのか。まぁどちらにしても約束された勝利の神回になることは間違いないので、今から楽しみしかありません!

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『ぼくたちは勉強ができない』/筒井大志週刊少年ジャンプ」より引用しております。

 

『五等分の花嫁』55話 感想、それぞれの想いを胸に挑む”最後の試験”!三玖の圧倒的成長に目が離せません!

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五等分の花嫁 55話 「最後の試験が三玖の場合」 感想

五等分の花嫁 最新話 感想 ネタバレ注意なか

今週の『五等分の花嫁』を読了。いやはやこの作品は本当に凄いですよ...。

 

1ページ目を読んだ瞬間、なるほどそういう話の持っていき方をするのか...!と感心しきりでした。完全に春場先生の術中にハマりましたね。まさか1月~3月までに起こった出来事を各ヒロインの視点で追っていくという手法を取るとは...。この作品では特にこういう描き方は効果的だなと思います。

 

というのも、やっぱり現状ではまだ姉妹たちの間でフータローに対して抱いている「気持ち」に差があり過ぎるんですよね。

 

 

 

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三玖の気持ち

 

完全に恋心を自覚していて今の関係から一歩を踏み出さんとしている三玖と、作中の中で未だに恋心の発露を見せていない五月や四葉ちゃんとでは、例えば「バレンタインイベント」一つを取っても、描ける展開は当然変わってくるわけじゃないですか。

 

ゆえに、通常の描き方ではなく、各ヒロインの個別エピソードという形で期末試験までの期間に存在する「バレンタインデー」を昇華していくという形を取ったんだろうなと。ヒロインによってこの日にどこまでの比重を置くのか描き分けも出来るわけですから。つくづく合理的で無駄のない手法だなと思います。

 

 

また、恋愛方面の動きが熱い一方で、サブタイトルにある「最後の試験」という表記気になりますね。もちろん高校2年生最後の試験という解釈も出来ますけれど、今の彼女たちの置かれている状況を考えると、あるいは...という予感はやっぱり拭えない。そういう点を踏まえても、今回の試験の結末がどうなるのかは非常に気になるところ。

 

さぁ、それぞれの想い(頑張る理由)を胸に「最後の試験」に挑む5人の少女たち。その果てに彼と彼女たちは何を掴むのか。まず今回は、トップバッターである三玖の物語について触れてまいりましょう。

 

 

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三玖とバレンタインデー!(55話)

 

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今週は三玖のターン!

 

というわけで、今週のお話は三玖の視点で語られる期末試験までのお話が描かれておりました。まぁこうなると「三玖の場合」は必然的にバレンタインデー絡みになりますよね。要するに、僕らが待ち望んでいた展開が描かれていたというわけでございます。

 

やはり三玖回が放つラブコメストーリーの安定感は半端じゃありませんな...。バレンタインデーイベントというのは、基本的に「渡す前」「渡す時」「渡した後」の3段構えで美味しいのがお約束になっているわけですけれども...、

 

よもや「1ヶ月以上も前」からバレンタインを見据えてチョコ作りに励む三玖の姿を描いてくるとはね....。思わず胸が熱くなるというものじゃないですか。改めて三玖の圧倒的な可愛さが脳に叩きこまれましたよ。溢れ出るメインヒロイン色の覇気が凄い。あぁ、本当に三玖は可愛いなぁ...。(心の声)

 

 

 し・か・も!

 

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三玖と二乃

この一連の三玖エピソードに二乃が絡んでくる展開も本当に素晴らしいの一言でした。

 

料理が苦手な三玖に料理が得意な二乃が手を差し伸べる。46話で彼女たちが語り合った「足りないところを補い合い 私たちは一人前になろう」をまさに体現しているシーンですよね。王道ではありますけど、控えめに言ってグッとくる構図だったなって...。

 

加えて、この2人の関係性は、今後の展開においても、とても重要な要素になってくるんじゃないかなと個人的には思ってます。

 

だって、苦手を補うという意味合いで三玖が二乃に料理(チョコ作り)を教わったなら、今後のお話の中で二乃が三玖から何かを学んでいく展開が来るのはやはり自然な流れでしょうから。三玖のヒロインとしての特徴と二乃のヒロインとしての特徴を鑑みても、そんな展開を予感させますよね。

 

 

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まっすぐな三玖の姿と二乃のこれから

 

どこまでも真っ直ぐにフータローへの好意を示す三玖と、未だに自身の恋心を認め切れていない(あるいは自覚できていない)二乃の対比。これまでの背景を踏まえても、これからの二乃エピソードを追っていく中で、三玖はきっと外せない存在になっていくのでしょう。

 

もちろん今回のお話を通しても明らかな通り、三玖がフータローを好きなことは二乃も既に気付いているわけですが...、でもだからこそ、チョコレートをメタファーにして「二乃にはあげない」「独り占めしないでよ」という2人の会話が描かれていたように、物語は今後そういう方向へ進んでいくんだと思います。

 

そうなると、二乃視点では一体どんな2ヶ月間が描かれるのかがやはり読者的にかなり楽しみになりますし、こういう読ませ方は本当に秀逸ですね...。ただただ見事な構成力だと平伏せざるを得ませんでしたわ....。

 

 

一花さんの気持ちと三玖の覚悟

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今週の一花さんがかわいい

 なんだ...この可愛さは...!

 

また、今週の印象的な描写について語るならこの一花さんのシーンは外せないでしょう。今回は紛れもなく三玖のターンではありましたが、同時に一花さん成分も補給可能な素晴らしい回にもなっているというね...。やっぱり、春場先生は神ですわ。(断言)

 

しかしまぁ、「三玖があげるなら安心だね」って...。正直なところ、そりゃ切な過ぎるよ、一花さんって感じです...。もちろんこういう一歩譲ってしまうもどかしいところが一花さんの可愛いところでもあるのですが、しかし、この一花さんのスタンスって結果的に誰も幸せになっていない点が最大の問題なんですよね。

 

前に進めていない一花さんはもちろんのこと、当の三玖だって譲ってもらいたいなんて微塵も思ってないんです。むしろ、一花さんにも「後悔してほしくない」と思ってる。それは実際に林間学校編を経て幾度か三玖が一花さんへ語ってきたことでもありました。

 

 

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一花さんは前に進めるのか...?

 

それでも自分の気持ちに向き合おうとしない一花さんに対して、今回三玖は「安心って 何が?」というセリフをぶつけているわけですけど、この言葉の裏には「私を言い訳にして逃げないでよ...」というニュアンスが込められているような気もします。個人的にはそんな印象を抱きました。

 

だって、もうここまで来ると、物語的に言っても、三玖がどうこうっていう次元の話ではないと思うんですよ。

 

結局は、一花さんが「覚悟」と「勇気」を持って自分の気持ちに向き合えるかどうかの話でしかない。53話で「こんな顔見せられないよ」と真正面から向き合うことが出来ないような示唆を含むシーンを提示したのも、もしかしたらこういう意味合いが込められていたのかもしれません。

 

 

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三玖が示す覚悟

 

だからこそなのでしょう。対照的に今回は三玖の強い「覚悟」がとても印象的で読者の心を惹きつける構成になっていましたよね。

 

もう、ただの「生徒」と「先生」ではいたくない。今の関係から一歩を踏み出して女子として見て欲しい。だから、今回の期末試験で五人の中で一番の成績を取り、自信を持ってフータローの「生徒」を卒業できたら、今度こそ「好きって伝える」。それが三玖の想いでした。

 

逆に言えば、これは彼女が自分に課したルールでもあるのでしょう。五人の中で一番の成績が取れなければ、フータローの「生徒」を卒業することが出来ない。すなわちまだ「好き」と伝えることも出来ないということです。

 

それを考えると、「最後の試験」というサブタイトルは、フータローの「生徒」として受ける最後の試験にしてみせるという三玖の意気込みにも掛かっているのかもしれませんね。

 

実際にどうなるかはさておいても、彼女の強い「覚悟」を示すなら間違いなくこれ以上のサブタイトルはないと思いますから。「転校」と「告白」。現時点でも様々な想いが掛かっている今回の試験に一体どんな決着が用意されているのか。来週以降も楽しみです!

 

というわけで、今週の感想を総括すると....、

 

 

三玖の恋を応援しております!

 

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今週の三玖は最高のプレーを見せてくれたなってことです!

 

まぁ、フータローはいつも通りフータローだったので、チョコを渡すという重大イベントはかなりあっさりとしたものではありましたけどね...笑。

 

というか、厳密に言うと渡せてないですし!渡す前に食べられてましたから...笑。それなのにさらりと「うまかった」とか言うあたり本当にフータローは罪な男ですよ。全くどうにかならんもんですかねこの主人公くんは...。(超褒めてます)


とはいえ、三玖エピソードは「渡す前」と「渡した後」のシーンにこそ見せ場が配置されていたお話ではありましたから、そこは上手くハマっていてとても良かったと思います。さてさて次回はどうなるのでしょうか。

 

 

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ドンッ

今回意味深に描かれていた「謎の音」の正体も俄然、気になりますからね。

 

順当に行けば、トップバッターが三玖であったことに加えて、今回の試験の一番の焦点が四葉ちゃんの赤点回避」にあることを踏まえると、前回の試験の結果順で「三玖→五月→一花さん→二乃→四葉ちゃん」の順に描かれていくような気もしますが...、

 

まだこの時点だと確実に1人につき1話を使う構成になっているとも言い切れないので、ひとまず次週のお話を待ちたいところですね。2話分描かれれば、ある程度方向性が見えてくると思いますし。

 

というわけで、当ブログは一花さんがチョコを渡せるのかについても全力で注目しております!早く来週の水曜日になって欲しいなぁ....。(←気が早い)

 

 

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『五等分の花嫁』/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。

 

 

『ぼくたちは勉強ができない』80話 感想、今こそ包み隠さない桐須真冬先生の姿に迫ろうか....!

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ぼく勉 問80 感想「湯煙の果て 前任者は散々たる[x]にたゆたう」

ぼくたちは勉強ができない』 最新話 感想 ネタバレ

今週の『ぼく勉』は真冬先生回です。

 

真冬先生といえば、これまでのストーリーでも制服デートとか海でToLoveるとか学校の屋上でフルピュアとか、それはもう数々の素敵イベントを生み出してきた、ジャンプが世界に誇る最強の「ハッピーメーカー」であるわけでございますが、

 

いやはや、今週も「半端ないな...」としか言いようがないほどに安心と信頼の真冬先生クオリティを発揮しておりました。さすがは顧客満足度ナンバーワン!...じゃなかった、人気投票ナンバーワン!ですね。この究極とも言えるヒロインからチャンピオンベルトを勝ち取るのは相当に至難の業というものでしょう。

 

やはり今の時代が求めているのは年上系ヒロインなのかもしれませんな...。というわけで、以下は、桐須真冬の桐須真冬による桐須真冬のための、全力お色気コメディ回のレビューになります。

 

 

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『ぼく勉』80話:桐須真冬先生の包み隠さない姿に迫る銭湯回!

 

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ばったり

さて、今週のお話は、成幸くん(with 葉月&和樹)が真冬先生とあしゅみー先輩に銭湯の前でばったり遭遇するところからストーリーが展開されておりました。

 

もうね、この時点で読者の笑顔が絶頂を迎えたことは言うに及びません。ヤバいですわ...。こんなん笑うしかない。絶対に事件が起こるじゃん...。過去に積み上げてきた実績の説得力が「これは最大のフラグだ...」と脳内へ語り掛けてくるかのよう。

 

だって、銭湯の前で成幸くんと真冬先生が偶然(笑)にもばったりですからね。もはや運命の導きを感じるレベルじゃないですか....。

 

やっぱり筒井先生はブコメ読者のツボを的確に突いてくるなぁ...と。ジャンプを買うだけでこのニヤニヤ感ですよ。お値段以上ニトリも裸足で逃げ出す実績を持った真冬先生クオリティに僕らの期待も全力で跳ね上がったというものです。

 

 で、実際にどうなったかといえば.....

 

 

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ほっとする感覚

お姫様抱っこである

 

すげぇ...。色々なラブコメでよく見る(実際に『ぼく勉』でも過去に事例があった...)ような、手違いで女湯に入ってしまったとか、もはやそういう次元でさえなく、堂々と女湯に入ることを許され、そのままお姫様抱っこを決めてきましたよ...この男!唯我君本当に君ってやつは.....さすがにこれは半端ないって!(超褒めてます)

 

まぁ、成幸くんが半端ないのも勿論ですが、その後の真冬先生の赤面超反応も神懸かりの一言でした。やはり真冬先生は強ヒロイン過ぎる...。以前の感想でも書きましたが、まず真冬先生のなにが素晴らしいって、成幸くんとの関係性が絶妙なところだと思うんですよね。

 

ストーリー的な観点で見れば、初めは相反する教育イデオロギーを掲げていた真冬先生が、物語の進行とともに次第に相互理解を深めていき、その過程で「気持ち」の変化が起こっていく。そして、その変化は「恋愛軸」だけではなく、彼女の過去に対する「後悔(=気持ち)」も含まれているという構図が素晴らしいですし、

 

コメディ的な観点で見ても、学校では完全無欠の美人教師として一目を置かれている存在なのに、私生活では唯我成幸という生徒を巻き込んで、超絶ニヤニヤドジっ子ワールドを展開していく始末というね...。

 

 し・か・も!

 

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このニヤニヤっぷり

なんという破壊力なんだ....

 

今週みたいに、裸状態でお姫様抱っこをされて慌てふためいちゃう様子とかもそうですけど、ラブコメ的に一番美味しい主人公にのみ見せる顔がある」(普段は氷の女王)という要素を地で持っているのがまた何ともたまらなく最高なわけでして...。

 

既に学校を卒業し、直接的に真冬先生の教育領域にいないあしゅみー先輩は少し例外的ですが、今回彼女のドジっ子ぶり(彼女の裏の姿)が発揮されていた銭湯回において、文乃さんたちが登場しなかった理由にしても現段階ではこういう部分を徹底しているからなのでしょう。

 

 

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真冬先生の裸

す、素晴らしい.... 

 

要するに、ストーリーを通じて、唯我成幸という生徒があらゆる面で彼女の包み隠さない内側の姿を知っていく(63話でうるかは文字通り先生の「裸」を見てはいるんですが、あの回の要点がうるかが真冬先生の優しさを理解するという点にあったことを踏まえても面白い構図だとは思います...)という構造になっているわけです。

 

そりゃもう手が付けられませんよ。最高にニヤニヤ出来ます。ストーリー的にもコメディ的にも、そして視覚的にも(←これが重要)、『ぼく勉』という作品の中でいかに真冬先生のポジショニングが優れているかがわかるというものじゃないですか。

 

常々、ブコメの真髄は「関係性だ...」と思いながら読んでいるんですけど、真冬先生を見ていると特にそう思いますな。

 

結局、「教師」という立場や「ドジっ子」という属性にしても、唯我成幸という「生徒」の「世話焼き」属性との結びつきがあってこそ輝くもんですからね。うーん、やはりこの二人の関係性は大好きだ!(魂の叫び)

 

 

桐須真冬先生の気持ちが気になります...!

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議題:唯我成幸について


また、今回非常に興味深かったシーンは、真冬先生とあしゅみー先輩が、それぞれが抱く唯我成幸像についてトークを交わしていたところかなと。

 

まぁ、今回この2人がきちんと共有した会話は「成幸くんは親切で頑張り屋さんで良い人です!」というくらいのものではあったんですけれど...、

 

でも、読者視点では、2人とも成幸くんと繰り広げた恥ずかしいエピソードについて思い返しながら、(サウナとの相乗効果でぼかしてはいても、)「ぐわん ぐわん」していたところがあえて描写されているわけなので、「成幸くんを特別な人として見ている」という段階はやはり越えているんだと思います。

 

少なくとも、単なる「生徒」や単なる「後輩」という枠のみで語れる関係でないことは本人たちも感じているところなのかなと。

 

 

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お嫁さん!


そして、まふゆちゃんが正式に唯我家のお嫁さんに行くことになるのかも非常に気になるところ(真顔)。「論外」とか言っておきながら、葉月ちゃんに押されて「いつか...」と言ってしまいましたからね。

 

教育者として子供に嘘を付くのは良くありませんし。完全に「言質 取ったからね」案件ですよ。いやはや今週の葉月ちゃんは色々MVPでしたわ。真冬先生のバスタオル引っ張ったり、真冬先生をノーパンノーブラにさせたりとかさ...!

 

うん、もしSEISAIの水希ちゃんがこの場にいたら軽く戦争になって危うく「銭湯回」が「戦闘回」になっていたところでしたな。いやそれも見たかったんですけど!まぁ、きっと結婚したらいつでも見れることになるからオッケーという筒井先生からのメッセージが今週のお話には込められているのかもしれませんね(※違います)。

 

つ・ま・り!今週の感想を総括すると...

 

 

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敏感な真冬先生(妄想)が大変エッチだったな...ってことですよ!

 

まさか2連続でお色気アクセルを加速させてくるとは...。筒井先生も何かにお目覚めになられたのでしょうか。個人的にはどういうお話も好きなので、バランス良く展開してくれるのが嬉しいなっていう感じです。

 

まぁ、お色気回だと文乃さんの精神ポイントが大変なことになっちゃいますし、とはいえ、ニヤニヤ出来るくらいの文乃さんのサービスシーンも見たい(ド直球)わけですので、そこを踏まえると個人的には78話みたいな話が理想と言えるのかもなぁ...と。

 

要するになにが言いたいかっていうと、文乃さんはどんなときも女神ってことなんですけどね。来年の文乃さんへの誕生日プレゼントは結婚指輪しかない(勝手に決定)と思うな。というわけで、当ブログは古橋文乃さん結婚エンドをお待ちしております!

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『ぼくたちは勉強ができない』/筒井大志週刊少年ジャンプ」より引用しております。

 

『五等分の花嫁』54話 感想、物語の鍵を握る中野父!愚者たちの願いの行方はいかに...!?

 

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五等分の花嫁 54話 「愚者の戦い」 感想

五等分の花嫁 最新話 感想 ネタバレ注意なか

今週の『五等分の花嫁』を読了しました。いやー、今週も色々と気になる所が多くて本当に面白いですね。中野父の参戦によって、物語がまた新しい方向へと舵を切っていくことになる。そんな予感を抱いた方も多かったのではないでしょうか。

 

やはり「結婚」という物語のゴール地点を考えても、これからのストーリーで核になっていくテーマは「家族」ということになるのかもしれません。

 

本編でどこまで踏み込んでいくかはわかりませんが、中野父の内面描写や過去も未だ明かされぬところなので、こういった部分がフータローたちの物語にどう影響を及ぼしていくのかも気になるところ。

 

積み重ねた時間と6人で居たいという気持ち。愚者の純粋な願いは、果たして成就するのでしょうか。また、賢者がもたらす正しき「通告」の裏にはどんな想いが隠れているのでしょうか。今回はその点について少し触れて参りましょう。

 

 

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愚者の覚悟と賢者の提案(54話)

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中野父と五月



前回、全員揃って家出をした五つ子達に対し、「通告」を告げるために五月を呼びだした中野父。

 

なぜ毎回窓口になるのが五月なのかは、前回の感想で個人的な所見を書いた通りですが、それはあくまでもメタ的なお話。他の姉妹たちとのハブ役として、今回彼女を選んだ理由については、今週のお話の中で中野父が直々に五月に対して語っていました。

 

曰く、「素直で」「物分かりが良い」からだそうです。要するに、理屈が通用しない相手は苦手だから、姉妹の中で最も真面目で理性的である(と中野父は評している)五月を指名したということですね。なるほど。ここにも中野父のパーソナリティーが色濃く表現されている気がします。

 

 

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中野父による理詰め攻撃!

 

というのも、やはり中野父は想像通りとても合理的で理性的な人なんですよね。

 

学生である彼女たちの生活に掛かる費用は、当然家賃や生活費だけじゃない。学費を初めとして見えないお金がたくさん発生している。だから、中野父の言う通り、親の扶養に入っているうちは、彼女たちがどこに行こうとも親の庇護下にいることに変わりはありません。

 

そんな現実を中野父はどこまでも理性的に五月へと諭していきます。気持ちだけで生きていけるほどに現実は優しく出来ていない。実際、一花さんが無理をしている現状がその事実を雄弁に物語っている。まるで、つきまとう様々な現実が、「巣立ちの時期」はまだ早いと彼女たちに語り掛けているかのよう。

 

 

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賢者がもたらす提案

 

だからこそでしょうか。この流れで中野父は同時に「折衷案」(=親からの庇護)を設けてきました。

 

凄いですね。現状、ぐうの音も出ないほどのド正論で会話を展開してきたのに、条件付きとはいえ、「嫌いだ」と言ったフータローの出禁を解除するばかりか、家庭教師を続けることを許可するなんて...。「大人げない!!」どころか、とても大人な対応ではありませんか....。

 

やっぱり、中野父は娘たちのことをきちんと考えてる人ではあると思うんですよね。彼なりの不器用さで。でなければ、こんな提案出来っこない。

 

だって、少なくとも目に見える利害関係だけで言えば、この提案はお父上の言う通り彼女たちにとってメリットしかないじゃないですか。フータローが正式に家庭教師に復任することも出来るし、2人体制になれば勉強面のリスクだって減る。彼女たちの将来を考えれば、これは間違いなく、ベストで「正しい」選択と言えるはずです。

 

 

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四葉ちゃんの想い

 

でも....。それでも....、6人の力だけでやり遂げたいのだと中野父へ自分の想いを表明する四葉ちゃん。これがめちゃんこ熱いのなんのって...。

 

言い方は厳しいかもしれませんが、このセリフは中野父の論理展開とは対照的に、まさに「子供」のような純粋な想いなんですよね。明確な根拠なんてなくて、むしろこれまで彼女たちは幾度も失敗を繰り返してきました。

 

でも、それでももう失敗はしないと現実に立ち向かっていくのは、この6人の「可能性」を信じたいからです。迷って、すれ違って、喧嘩して。色々な困難を乗り越えてきたこの6人だから、今度こそ成し遂げられる。「私たちと上杉さんならやれます」という言葉にはきっと、そんな四葉ちゃんの想いが込められているのでしょう。

 

 

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五月の変化

 

そして、それは五月も...いえ、みんなが同じ想いのはずです。

 

大切なのは目に見えるメリットじゃなくて、6人の中にある気持ち。中野父が言う「素直で」「物分かりが良くて」「賢い子」である中野五月なんてもういない。だって、彼女は上杉風太郎に出会うことで大きく変わったのですから。今回はそれが上手く表現されていた回でもあったと思います。

 

 

 

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願いの行方は...?

 

さぁ、最終的にこの「通告」の行き着く先はどこになるのでしょうね。

 

「できるとは思えない」と、保護者として自らの庇護下で彼女たちを守ろうとする中野父に対して、自分たちの翼で今度こそ広い世界へ飛び立とうとしているひな鳥たち。そんな構図で迎える期末試験に果たしてどんな決着が用意されているのか。

 

個人的には、今度こそ赤点を回避して欲しいなぁという期待もありますが、一方でこのまま5人暮らしを続けていくことの厳しさを考えると何かしらの変化が起こるような気もするんですよね。新しいプロの家庭教師を中野父が「彼女」と呼んでいたことからも、その女性家庭教師が登場する雰囲気が尋常じゃないくらい漂っていますし...。

 

とはいえ、また転校になるという展開も考え難いので、春場先生がどう上手にまとめてくれるのかに期待したいところ。いつの間にか時空の彼方に吹き飛ばされていた、バレンタインデーエピソードも私、気になります!

 

 

つ・ま・り!今週の感想を総括すると...

 

 

二乃の恋心 

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二乃とフータローが接近中!

 

最近の二乃がはじまりまくってるなってことですよ!

 

なんですか今週の二乃とフータローの接近具合....。2人きりになって手を握っちゃったりしてー!完全に二乃ウェーブが来てるじゃないですか!

 

し・か・も!「キンタロー君のことは忘れたつもりだったけど まだ完全に忘れられていないのかしら」って....。もうこれ完全にフータローのこと無意識に意識しちゃってますやん...。あぁ、二乃が可愛すぎる!

 

 

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最近の二乃が可愛い

 

今週の二乃の様子を見るに、やはり彼女は「素直になれない系」「無自覚系」のハイブリットヒロインなのかもしれませんね。

 

まだフータローに対して芽生えている気持ちを「恋」だとは自覚しておらず、またその理由がフータローに対して「(恋愛方面で)素直になりきれてない=気持ちをセーブしてしまっている」からという感じなのかなと。つまりいじらしくて最高にお可愛いということですね!

 

というわけで、今後の二乃の恋物語も全力で期待しております!春場先生、回想でも良いのでどうか僕らに最高にハッピーなバレンタインエピソードを恵んでくれませぬか...!(土下座)

 

 

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『五等分の花嫁』/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。

 

 

『ぼくたちは勉強ができない』79話 感想、コメディの全てをそこに置いてきた!武元うるかの嫉妬もお可愛すぎる件!

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ぼく勉 問79 感想「癒しの新天地にて彼は再び[x]が為奮闘する」

ぼくたちは勉強ができない』 最新話 感想 ネタバレ

ふぅ........。(しゅごい)

 

今週の『ぼく勉』は全員回です。えぇ....、凄い絵面ですね。この子たちは一体なにをやってるんだ(もっとやれ)感が満載であります。「ビク ビク くたぁ...。」って...。理珠ちん完全に昇天しちゃってるじゃん!まったく...、そんなわかりやすいエサに僕らが釣られると思ったらさぁ...大正解ですよ!実に胸が熱くなる展開でした。

 

そもそも「モミィ・マ・シュール」とかいう強烈な店名が凄い。一発であぁ、今週はそういう回なんだなってわかるインパクトがある。しかもサブタイの時点で問28の下着回との連動を匂わせてきてますし、それを決定付けるかのように着ぐるみ付きですからね。

 

こんな役満レベルに条件が整ってしまえば、事件が起きるのは当然です。むしろ起きなきゃそれは詐欺っちゅーもんですよ。

 

...とはいえ、まさかここまで終始「ビクンビクン」しまくりなストーリーが『ぼく勉』で描かれることになろうとは...という驚きもあったりで。「エッチなことに興味のない少年なんていません!」と言わんばかりの、筒井先生の遊び心が全力で解放されていたサービス回。凄まじい破壊力がありましたわ....。

 

 

 

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ぼく勉 79話:コメディの全てをそこに置いてきた!なマッサージ回開幕!

 

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一人目の訪問者は真冬先生

なんでいるんだ...真冬先生は...! 

 

というわけで、今回は成幸くんがお母さんの仕事のヘルプでマッサージショップのビラ配りをすることになる(はずだった...)回なわけですが、なんやかんやあって、気付いたら真冬先生のマッサージを担当することになっておりました。

 

うん、もはや清々しいまでのパワー勝負ですね。開幕から色々ツッコミどころしかありません。筒井先生があまりにもアクセル全開でガンガン駆け抜けていくもんだから、読者のツッコミ処理が追いつかない!ホントに「待って~待って~!」状態でありましょう。

 

でも、やっぱりこういう展開こそが「コメディ」の面白さを成立させるキモでもあると個人的には思ってます。

 

シチュエーションが必要な時、強引にでも状況を作るという手法。それは、もうその状況自体がツッコミどころになってドタバタコメディ感が出せる。むしろ、ネタに振り切るときはこれくらい緩い方が良いと思うくらいです。『ぼく勉』は「ラブコメ漫画」なわけですし。

 

 

とまぁ、その辺の前口上はさておき.....、

 

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様式美

凄まじい様式美だ・・・

 

今週の真冬先生が凄い。「私が少々もみほぐしにうるさいのは...」云々からの「ふわぁあんっっっ♡」であります。もはや、ハートマーク出ちゃってるよ!筒井先生は本当にお約束の味というものをわかっていらっしゃるな....。

 

ふぅ......。もうね、あそこまでわかりやすい前フリをされると、後はどんな反応で真冬先生が感じてくれるのか待ちになるのが王道の流れというものですが、強がったりするでもなく、瞬殺で「あっ いや ダメえっ...」っていう最弱っぷり。もみほぐしにうるさいとか大爆笑もいいところである。(※ここまで様式美です)

まぁ、41話のデート回でも「はひゃぁんっ!!」とか言ってたしね!成幸くんがゴッドハンドというのを差し引いても、きっと真冬先生は感じやすいのでしょう(真顔)。薄い本がとても厚くなりそうで、とてもいいと思います....。

 

 

今週のあしゅみー先輩がヤバい

 

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あしゅみー!!!

アカン・・・・・

 

で、更に問題なのがあしゅみー先輩ですよ。これはさすがにヤバ過ぎるでしょ...と。どう見ても青年漫画です。本当にありがとうございました.......!

 

もちろん、最近はあしゅみー先輩の防御力の低さに踏み込んでいくお話が多くなってきていたので、今週のお話であしゅみー先輩が一番大変なことになっていたのも、関係性重視論者から言わせてもらえば、普段との「攻守の逆転」を描くためなんだろうなぁとは思います。実際にそういう意図があることは間違いないでしょう。

 

でも...、それにしても今週の展開は頭のネジが2,3本はぶっ飛んでた(褒め言葉)なと言わざるを得ません。成幸くんのテンションが上がってきちゃったのと同様に、次第に筒井先生のテンションも振り切れてきてる様子がありありと作品に反映されてるようじゃないですかー。マジで今週の筒井先生は神ってるなって。

 

 

 

し・か・も!

 

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やべー

 

極めつけは、あのあしゅみー先輩に「らめぇ...」「アタシの負けッ」「ゆるしてええっ!!」と言わせる始末であります。筒井先生渾身の「120パーセント技」の破壊力がしゅごい...。もう完全にノリノリである

 

あと細かいポイントを申し上げるなら、この構図だと完全に成幸くんからあしゅみー先輩のスカートの中が見えてしまってると思うんですよね。まぁ、既にそんな些細なことをツッコむような次元のシーンでもないっていうのが最高にロック!ということなのでしょうけれど...笑。

 

 

(とりあえず、単行本の幕間で成幸くんのマッサージに悶絶している水希ちゃんの姿が目に浮かぶので、収録予定になる10巻の発売が今から楽しみですね!)

 

 

 武元うるかの嫉妬にも注目!

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うるかの嫉妬

うるかの正妻感がすごい...

 

また、今週のお話で非常に興味深かったのはオチ担当のうるかの反応でしょうか。

 

むしろいつもなら、真っ先にビクンビクンしそうな立ち位置のヒロインなのに...冷めた口調で「ふーん たしかにうまいじゃん」と一言。もはや、その姿は「浮気を問い質す妻」のそれと何ら遜色がない風格が見て取れました。これが非常に面白い。

 

 

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なんせ、72話では成幸くんの首にあるキスマークを発見しただけでめちゃくちゃ慌てふためき、凄まじい迷探偵っぷりを発揮していたわけですからね。

 

それなのに、今回は理珠ちんや文乃さんとのあれこれ(ここに真冬先生が入っていないのも76話を踏まえた変化としては面白い)さえも的中させる名探偵ぶり。マジでうるかが覚醒している.....と言わざるを得ません!

 

やはり、留学の件をきっかけに、うるかの立ち位置が少し変わってきているということなのでしょう。今週はあしゅみー先輩との攻守の逆転が描かれていたけれど、それ以上に「うるか⇔成幸くん」の攻守関係の変化が輝いていたなって印象を受けます。それが今後の物語にどう影響してくるのか楽しみなところですね...。

 

 

つ・ま・り!なにが言いたいのかというと....、

 

 

 やはり文乃さんは天使!

 

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今週の文乃さんもウルトラスーパー大天使だったなってことです!

 

問28のオチ担当は文乃さんだったのに...、なぜ今回はうるかなんだ...と文乃さんスキーたちの心の叫び声が聞こえてくるようですが...、文乃さんが可愛かったことに比べればそんなのは些細なこととも言えましょう。

 

そう、可愛ければ全てオーケーなのです。それがラブコメ界唯一絶対の法則!ゆえに宇宙一可愛い文乃さんこそが世界の中心であり、グローバルスタンダードであり、法律...という図式が成り立つ!そのうち教科書にも掲載されることになる世の真理になっていくことでしょうね。

 

だから...もう悩まなくていいんだ...。Bカップ以上は「罪」にしてしまえばいいんだ...。むしろ、成幸くんはそのゴッドハンドで文乃さんの心のマッサージをしてくれるって僕信じてるから!

 

というわけで、そんなことを考えさせられる今週の文乃さん回(当社比)も最高に楽しかったなと思いました。これからも文乃さんの活躍を楽しみにしております!

 

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『ぼくたちは勉強ができない』/筒井大志週刊少年ジャンプ」より引用しております。

 

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