ふわふわな日記

『ぼくたちは勉強ができない』131話 感想:そして小美浪あすみと緒方理珠は語り合う

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ぼく勉 問131 感想「時に彼らの[x]は柔軟たるものである

ぼくたちは勉強ができない』 最新話 感想 ネタバレ注意

 

今週の『ぼく勉』を読了。

 

前回の「文乃さん&真冬先生」エピソードに引き続き、今回もヒロイン2人体制のお話です。「理珠ちんと関城さん」の鉄板カップリングでストーリーが構成されていた前半部分から一転、意外にも後半のパートでは「理珠ちん&あしゅみー先輩」の2人に焦点を当てた内容が描かれていました。

 

問75のボドゲイベント回にて若干の絡みこそあったこのコンビですが、それでも2人だけで会話をする構図というのは、少なくとも作中表現としては中々に珍しい光景だったと思います。

 

成幸くんとの1対1、あるいは1対多の状況下で関係性が育まれてきたこれまでのお話から一歩前進し、ここから先の物語ではヒロイン達同士のやり取りにも少しずつ幅が生まれていくことになるのかもしれませんね。

 

 

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お互いの姿に何を想う?

 

この1年間を通してそれぞれが築いてきた(=気付いてきた)唯我成幸くんという男の子に対する様々な気持ち。

 

そんな背景を胸に、緒方理珠は、そして小美浪あすみは、お互いの姿から一体何を感じ取ったのでしょうか。今回はそんなところを中心にお話を振り返ってまいりましょう。

 

 

 

 

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ぼく勉 131話:時に彼らの[x]は柔軟たるものである

 

さて。そんなわけで今回のお話は、成幸くんの家で勉強会を行っていた理珠ちんと関城さんのシーンからであります。

 

朝からぶっ通しで勉強を頑張ってきたせいか「肩こり」がひどくなってきた理珠ちん。すかさず、

 

その肩こり...おっぱいが原因じゃないかしらッ!?

 

とぶっこんでくる関城さんですが、

 

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ドキドキストレッチ

女性の豊満なバストを眺めながらドキドキしてしまっているあたりがもう流石ですよね。

 

完全にこっち側(男子側)の人というかなんというか。関城さんも十分過ぎるほどに美人さんでありますし、体の柔軟さなんて「まるで女子!」(※女子です)と言いたくなるレベルの美しさであるというのに。

 

鼻血を出しながら満足気にフェードアウトしていく様に安心と信頼の関城さんスタイルが感じられてしまって、あぁ...この子はこうやって輝くヒロインなのだなと。改めてそんなことを思う次第でした。

 

 

一方、彼女の親友である理珠ちんはと言えば、

 

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素晴らしいアングル

 

女性の武器を最大限に活用し、成幸くんに接近中のご様子。

 

ズルい....。あまりにもズルすぎる....。こんな芸当文乃さんには絶対に出来ないというのに....。そりゃ関城さんだって中学生男子のように「おっぱい!」って連呼したくもなりますし、あしゅみー先輩だってからかいたくもなるってものですよ。

 

 

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からかい発動

 

もっとも、「この時点」におけるあしゅみー先輩の心情としては、カップルのようにイチャイチャしている2人に対してちょっとちょっかいを出して反応を楽しみたかったとかそういう軽い意図でしかなく、

 

随分仲いいなお前ら

さっきもなんだか楽しそうだったし んー?

 

という言葉も単なる「からかい心」からくるもので、本気でジェラシーを感じていたわけではなかったのだろうとは思いますが。

 

しかし、そんな「冗談交じりのからかい」を照れるでも否定するでもなく落ち着いた雰囲気で誤解を招くような返しをされてしまえば、流石のあしゅみー先輩と言えども受け流すことなど出来るはずもなく、

 

 

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理珠ちんの反応


まるで「意趣返し」でも喰らったかのように驚きの表情を隠せない先輩の姿がそこには描かれていたのでありました。

 

 

あしゅみー先輩のヤキモチ

 

そんなあしゅみー先輩ですが、

 

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不機嫌の理由

 

驚きの後に「嫉妬」の感情がわかりやすいくらい前面に出てきていたのが最高にお可愛かったですよね。

 

今まで成幸くんのことを先輩がどう思っていたのか些か曖昧なところもあったわけですけれど、「運気」(※問126参照)のお話と今回の描写を踏まえればもう流石に確定と言って差支えないかと思います。

 

小美浪あすみは唯我成幸に「恋」をしている。まだ自分自身の中で確固たる自覚を持つことができていないだけで、成幸くんのことを親しい後輩以上に思う気持ちがあることは明白でしょう。でなければ「ヤキモチ」を妬く道理などなく、

 

 

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完全に乙女

いや!

ダメとかそういうことじゃなくてだな...

そういうのはそんな簡単に...

 

成幸くんのアプローチ(勘違いをしていたにせよ)にここまで狼狽える理由もないわけですから。「ダメとかそういうことじゃなくてだな...」ということはつまりそういうこと。

 

一段上から成幸くんにまつわる恋愛模様を眺めていたあしゅみー先輩も、ついに「恋」に落ちて同じ階層まで辿りついたわけですね。

 

 

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理珠ちんをフォローしていたあしゅみー先輩(問75より)

 

もはや、ボドゲイベントがメイド喫茶で開催されたあの日(問75)のような「助ける(先輩)」「助けられる(理珠ちん)」という一方的な縦軸関係など彼女たちの間には存在せず。

 

理珠ちんは「ヤキモチ」という感情が恋をするうえでとても大切なものであることをクリスマスの日に知り、一方のあしゅみー先輩は「偽の恋人関係」から今まさに「本物の恋」を芽生えさせようとしている。

 

双方が同じ地点からお互いの「今」を認識し、

 

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語り合う2人

 

「お前変わったよな」

「そういう先輩も変わったと思います」

 

と語り合うその光景。

 

そこに彼女たちが歩んできたこれまでの軌跡が見て取れて、思わずじんわりきてしまう回でした。

 

恋する乙女のごとく「ヤキモチ」を発露させたあしゅみー先輩と、そんな彼女の「ヤキモチ」オーラを察してフフと笑ってみせた理珠ちん。

 

 

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誰かの事を想いながら

 

確かな「変化」を経てきた彼女たちが、この先どのように自分の「気持ち」を表現していくのか。その行く末を心より楽しみにしております。

 

 

.....というわけで今回の感想を総括すると、

 

 

来週のぼく勉は.....

 

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古橋文乃師匠が女神過ぎる件

 

 

今週も文乃さんが最高に可愛かったってことですよ!

 

「女子のことを考える」時に成幸くんが真っ先に思い浮かべている人物が文乃さんという時点でね、やっぱりそういうこと(当社比)なんだろうなって確信しちゃいましたよね。

 

なんたって古橋文乃師匠は唯我成幸くんにとって「恋の教育係」的存在でもあるわけですから。そんな宇宙一お可愛い文乃師匠も本当は君のことが好きだったんだよ!ってことを成幸くんが知った時、果たして物語はどう動くのか。

 

そろそろヒロイン達がお互いの気持ちを相互に意識し始める展開に突入していく頃なのかもしれませんし、ひとまず来週はうるかと成幸くんがデートをする回みたいでもありますので、泰然とした構えで楽しんでいければなと。アニメ2話の放送も楽しみにしております。

 

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『ぼくたちは勉強ができない』/筒井大志週刊少年ジャンプ」より引用しております。

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