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『五等分の花嫁』103話 感想:風太郎 VS 中野父 再び!思い出のパンケーキが繋ぐ二乃とマルオの絆!

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五等分の花嫁 103話「最後の祭りが二乃の場合①」 感想

五等分の花嫁 最新話 感想 ネタバレ注意

 

今週の『五等分の花嫁』を読了。

 

2週に渡って描かれてきた至高の一花さん祭りに一旦の区切りがつき、今回から二乃回がスタートしました。一花さんの時と同様「学園祭終了のアナウンス」を基点にした導入が1ページ目に仕込まれているわけですが、このワンシーンが何を示唆しているのかはやはり非常に気になるところですよね。

 

教室のベランダで外の景色を眺めている一花さん

教室の中で物憂げな表情を浮かべている二乃

 

という具合にそれぞれの状況が提示されており、2人とも風太郎と「後夜祭」を楽しんでいる様子はありません。

 

第100話で描かれていた「教室を訪れる風太郎のシーン」とこれらのシーンが時系列的に同時刻であることから風太郎が彼女たちを教室に呼び出した状況が伺えますが、しかしそうなるとそれよりも前の時間、「学園祭三日目の後夜祭」を風太郎がどのように過ごしていたのかという点が学園祭編におけるひとつのターニングポイントになってくるのかもしれませんね。

 

 

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特にすごいのが「三日目の後夜祭」(第102話より)

 

先週のお話でも 「三日目の後夜祭」は特にすごいとの前置きがありましたし、ひょっとすると学園祭最終日に何かしら大きな進展がもたらされる可能性もありうるのかなと。

 

もちろん初日に語っていた「誰も選ばない」という答えをそのまま三日目で全員に対して打ち明ける展開もあるとは思いますが、それなりの尺を設けて描かれている長編シリーズの結論であることを考えれば、流石にそれだけということもないのではないでしょうか。

 

 

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今週は二乃のターン!

 

まぁここら辺は後々の展開を見守っていくしかないところではありますので、ひとまずはエントリーナンバー2番・中野二乃さん視点で語られる学園祭エピソードを振り返っていきたいと思います。

 

 

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第103話:最後の祭りが二乃の場合①

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お可愛すぎる二乃

 

さて。そんなわけで今回は二乃視点で語られる「学園祭初日&二日目」のお話です。

 

学園祭の初日。イベントの開幕を飾るオープニングアクトでのパフォーマンスをきっかけに一躍有名人となった二乃ですが、なるほど、四葉ちゃんが登壇する予定になっていたところを二乃が代理として引き受けた経緯があったわけですね。

 

色々な仕事を引き受け過ぎてキャパオーバー気味になっている妹を放っておくことができない。利他的に動く四葉ちゃんの在り方に対し、

 

 

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二乃の家族愛

 

自分のこともちゃんと考えなさいね

 

と語る二乃の姿がまさしくお姉ちゃんという雰囲気で凄く温かみの感じられる一幕でした。

 

きっと四葉ちゃんの「秘め恋」に気が付くときがやってこようとも、二乃は全く同じ言葉を口にするのだと思います。フー君も姉妹たちも彼女にとっては本当に大切な存在だから。自分の恋心を大切にすることと、姉妹たちの幸せを考えることは必ずしも矛盾するものではない。

 

二乃が身を以って示しているその在り方は、自分の幸せを蔑ろにして姉妹たちの幸せを願おうとしている今の四葉ちゃんにとって目指すべき「お手本」と言っても良いのかもしれません。

 

 

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父への想い

 

そして、そんな二乃の抱く美しき「家族愛」は父・マルオに対しても向けられていたわけですね。

 

1:「フー君」に衣装を見てもらいたい

2:忙しい「妹」の手助けがしたい

3:舞台に上がって「父・マルオ」の姿を確認したい

 

彼女がオープニングアクトの踊り子を引き受けたのは「1」と「2」の理由だけではなく、招待状を送った父・マルオの姿を確認したいという思いがあったから。

 

ダメで元々なんて強がりを言いつつも、「親が来ている」と語る友人たちを羨ましく思うその姿には、「家族」のつながりを誰よりも大切にしている二乃らしさが表れていたように思います。

 

 

父と娘とお母さん

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風太郎の優しさ

 

また、そんな二乃の心情を丁寧に汲み取り「お前だって勇気出して招待状送ったんだろ」と言ってのけた風太郎が非常にカッコよく思えましたよね。

 

大切な母親を亡くしてしまった悲しみ。それは風太郎と五つ子たち双方に共通する痛みではありますが、幸運なことに風太郎には気さくな父親・勇也の存在がありました。大切な妹と愉快な父のいる上杉家という空間。「お金」や「モノ」に恵まれなくとも、お金では決して代替できないものがそこにはたくさんあったはずです。

 

母が他界して、それでも前を向くことができたのは温かい「家族」が側にいてくれたから。そんな状況を妄想してみると、風太郎が語気を強めて二乃の気持ちに寄り添おうとしている今回のお話にも納得がいくというものではないでしょうか。

 

 

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風太郎が受けてきた「愛」

 

「家族」というつながりと父に対する想い。

 

もちろん、養父として5人の少女たちを一斉に引き取り、何不自由ない暮らしをさせてくれたマルオには返しても返しきれない「恩」や「感謝」をたくさん抱いているのだと思います。

 

でも、二乃が第一に求めているものはやっぱりそういうものじゃないんですよね。「家族」として私たちの最後の学園祭を見に来てほしい。大きく成長した自分たちの姿を見て、何かを感じ取ってほしい。

 

 

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お父さんに来てほしい

 

そんな想いの結実こそがあの「招待状」であり、もっと言えば「思い出のパンケーキ」でもある。かつてお母さんが作ってくれたふわっふわのパンケーキ。その味に今の自分がどれだけ近づけているのか、あの日調理道具を与えてくれたお父さんにその成長ぶりを見てほしい。

 

二乃が学園祭にマルオを招待した理由はやはり、そういった想いに由来してのことだったのかなとそんな風に思う次第でありました。

 

 

 

上杉父と中野父

 

さて。そんな切なる願いを胸に秘めながら「父」の影を待つ二乃たちの前にもう一人の父親が颯爽と登場であります。

 

 

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勇也とらいはの登場

 

風太郎の父・上杉勇也の突然の訪問。急遽予定を変更して「一日目」に来ることにしたその理由が非常に気になるところですが、以前から示唆されていた「勇也」と「マルオ」の関係性が作中できちんと明示されていた点も中々に興味深いところでした。

 

バリバリのアウトロー男子だった勇也に対し、不動の学年トップで生徒会長だったというマルオ。第57話の段階で「上杉父・中野父・下田さん」の上中下トリオにつながりがあるだろうことは察しがついていましたけれど、彼らの関係を繋ぎ止めてくれたのが零奈さんだったという新情報は面白いですね。

 

杉勇也と中野マルオの間柄だけに留まらず、上杉家と中野家には色々と隠された物語がありそうな感じもしてきましたし。もしかしたら「上杉母」と「零奈さん」の間にも浅からぬつながりがあったのかもしれない。更に言えば、風太郎と四葉ちゃんが京都で運命の出会いを果たす前の「歴史」を紐解いていくとこれまた不可思議な「因果」が見えてくる可能性だってある。

 

無論、いまの二乃たちにとって最も大切かつ優先されるべき課題はそんな歴史を持つ父と心を通わせるためにお互いが歩み寄って距離を縮めていくことを置いて他にありはしないわけですが。

 

 

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父親という生き物

 

お嬢ちゃんたちが心を開いていったように

あいつも少しずつ歩み寄っているはずさ

 

とはいえ、同じ「父親」の目線を持ち昔から中野マルオを知っている人物でもある上杉父がこう言ってくれるのなら、そこにある「愛」を信じて待ってみてもいいのではないかという気持ちにはなりますよね。

 

おどけているように見えても、大事なところで立派に「父親」らしい風格を匂わせてくれる勇也はやっぱり魅力的なお父さんだなと。いつの日か風太郎もそんな「父親」になっていくのかもしれませんね。

 

 

思い出のパンケーキはマルオの心に響くのか

 

一方、噂のマルオパパの状況はと言えば......。

 

 

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その時「父・マルオ」は....

 

なるほど。既に伏線が張られていた通り、学園祭自体には姿を現していたわけですね。

 

招待状という娘からの想いを受け取ってここまでやってきたその事実には、確かに勇也の言う通りマルオなりの「歩み寄り」が見て取れます。モニターに映る三玖の姿が気になって足を止めていた事も何か思うところがあっての描写なのでしょう。

 

 

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中野マルオ、突然の撤退

 

 

ただ、そこから携帯を取り出して踵を返しちゃうところに複雑で難しい感情が隠されているのですよね。大切に想っているはずなのに、距離感が掴めない。距離感が掴めないからあと一歩が踏み込めない。

 

その壁を超えるためのアイテムとして「招待状」を二乃が送ってくれたはずなのに、それでもなお逃げるように仕事に向かってしまうマルオの姿は、もはや「不器用」というより「勇気」がないだけのようにも思えます。

 

大切なのは娘たちと真正面から向き合う勇気。幾分お節介にも感じられる風太郎の行動ではありますが、

 

 

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風太郎さんカッケー!

 

二乃の想いを汲み取り、「待っていても来ない人はこちらから行くしかない」の精神でマルオに特攻をかけようとする風太郎は漢気に溢れていて本当にカッコイイなと思いました。

 

二乃とマルオがパンケーキを通じて心を通わせることができるのかという本題に加え、父親譲りの性格で風太郎がどんな風にマルオに挑むのか。次週の展開に期待したいところです。

 

 

 ............というわけで今回の感想をまとめると、

 

二乃の活躍にも期待!

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二乃編に期待

 

今回の二乃個別回がどんな顛末を迎えるのか非常に気になる!ってことですよ。

 

トップバッターの一花さんはその想いを「キス」という形で表現してきたわけですが、果たして二乃はどんな行動に出るのでしょうか。

 

2日目のスケジュールが

 

「竹林さん襲来⇒学園祭2日目終了のアナウンス⇒マルオの元へ特攻⇒妹の誰かが倒れてそのまま病院へ⇒(二乃編はここで終了)⇒一花さんとのキス」

 

という工程だとするとキスまでいくかは五分五分な感じもしますが、二乃のことですから何かしらやってくれそうな気も。いずれにせよ、とびきりお可愛い二乃が拝めたら嬉しいですね。来週のお話を楽しみにしております!

 


<追記>

 

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『五等分の花嫁』/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。