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『五等分の花嫁』56話 感想、中野四葉は"努力"の子!答えはいつも自分の中に...!

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五等分の花嫁 56話 「最後の試験が四葉の場合」 感想

五等分の花嫁 最新話 感想 ネタバレ注意

本当に...、本当に凄い漫画.....。

 

今週の『五等分の花嫁』を読んでまず初めに思った感想がこれでした。

 

まぁ、実際もう何度こんな気持ちにさせられてきたか、自分でもわからなくなってくるくらい神回のオンパレードな作品ではあるのですが...、それでも今週のお話は、間違いなく、個人的に「好きなお話BEST3」には入りますね。

 

赤点回避どころか、むしろ破壊力は満点...!と心から叫びたくなったほどですよ....。いや、シャレではなく真面目に...。控えめに言って、最高にグッと来るお話でした。

 

 

 

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至高の四葉ちゃん回!

 

それに、今回の”最後の試験”シリーズで最大のヤマ場になるだろうと思っていた四葉ちゃんの物語がこのタイミングで描かれたというのも、良い意味で予想を裏切る展開で良かったなと思います。

 

詳しくは後述していきますが、これで(個人的に)今回のストーリーの方向性が少し見えてきたような気もしていますし。一体、残る3人の中で誰がトリを飾ることになるのでしょうね。

 

それでは、今回はそういった点も考えながら、四葉ちゃんがいかにして”最後の試験”を乗り越えていったのかについて、振り返ってまいりましょう。

 

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今週は四葉ちゃんの物語!

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遊園地

 

というわけで、今週は四葉ちゃんにまつわるお話が描かれていたのですが、まず舞台設定の時点からして、今週のお話は凄く良く考えられたお話になっているんですよね。

 

三玖が「バレンタイン」ならば、四葉ちゃんは「遊園地」。要するに、それぞれのイメージに合わせた舞台が2週続けて描かれているんです。四葉ちゃんが過去に「公園の遊具」で最高の笑顔を見せてくれたヒロインであることを考えても、これが単なる偶然とは思えない。さすがは春場先生と言ったところでしょう。

 

 

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1人で勉強をしていた四葉ちゃん

 

しかし、今回の試験に対して彼女には抱えている想いがありました。

 

普段なら、誰よりも「遊園地」を満喫していたようにも思える彼女が、みんなの休日モードを邪魔しないようにと気を遣ってまで、1人で勉強をしている。そんな彼女の”異変”にいち早く気付いたのがフータローだったというのも、非常に胸キュンポイントではあるのですが、当然、より重要なのはその理由ですよね。

 

なぜ、四葉ちゃんがそこまで(中野父に啖呵を切ったことも含め)今回の試験に懸けているのか。また、なぜそんな四葉ちゃんの”異変”にフータローが気付いたのか。ここに今週のお話のポイントがありました。

 

 

 

中野四葉は努力の子!

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中野四葉について

 

「上杉さんは知りません 私がどれだけおバカなのか」。このセリフを皮切りに、今週は五つ子たちが以前通っていた黒薔薇女子に関するお話が少し語られていました。

 

四葉ちゃん曰く、黒薔薇女子はいわゆる名門の学校であり、試験に落ちれば落第なんて話も珍しくない学校だったようで...。

 

結果、5人の中で唯一追試さえも不合格だった四葉ちゃんのために、みんなが一緒に「転校」することを選んだんだとか。なるほど、だからこそ、あの日の「失敗」を繰り返すまいと、四葉ちゃんは考えていたわけですね。

 

 

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四葉ちゃんの枷

 

そして、ここで重要なのは、やはりフータローも言っているように、これが彼女にとって、大きな「枷」になってしまっていることでしょう。

 

もちろん「五人でいること」は彼女たちにとって、とても大切なことです。それは今までのお話でも描かれてきたとおりで、その考えは決して否定されるべきものではありませんよね。

 

しかし!一方で、四葉ちゃんが自ら「私が姉妹で一番おバカなのです」と言っているように、試験の結果って、その性質上どうしても良し悪しがついてしまうものでもあるんです。今回の試験で三玖が「一番」を目指していることが、その事実を如実に表現してもいるんですね。

 

ゆえに、これまで何度も「失敗」を繰り返してきた四葉ちゃんが「もうみんなの足は引っ張りたくないんです」という思考になってしまうのも当然のことなのかもしれません。いつだって彼女の成績は最下位でしたから。そして、それこそが彼女を縛ってきた「枷」でもありました....。

 

 

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四葉ちゃんにできること

 

でも、そうじゃない。『五等分の花嫁』という物語が初期からずっと大事にしてきたテーマは「誰かが足手まとい」になるとか、決してそんなものではありませんでした。むしろ、1人1人に、その子にしかない魅力があって、その子にしかできないことがある。それは勉強も恋も同じですよね。

 

だから、四葉ちゃんにだってみんなを導ける力があるんです。46話でも語られた、全員の力で「一人前」を目指していくとはそういうこと。

 

つまり、それぞれが持つ5色の「可能性」を束ねることこそが、今回の試験を突破する鍵になっていたんですね。今回のお話はそれを、四葉ちゃんの姿を通して示す回でもあったのです。

 

 

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今度は...

 

だからこそ、その鍵を手にするには、今度は四葉ちゃんがあの日の「失敗」を乗り越えなくてはなりませんでした。「無理無理無理」と言っていたら、5人の力を合わせられない。言い換えれば、四葉ちゃんに必要だったのは「自信」だったということ。

 

五人でいることが救いなら、四葉ちゃんはあの日四人に救われたことになります。だったら、今度は四葉ちゃんが四人の力にならなきゃ...。そしてそれが結果的には五人全員の力になるというのですから、実に見事な展開で胸が熱くなるばかりですよね...。

 

冒頭で「今まで失敗続きの私だけど」というモノローグもありましたが、「失敗」を繰り返してきたというのは、それだけ頑張ってきたことの裏返しでもあるのです。

 

最初からフータローに協力的で、勉強に対しても意欲的だった四葉ちゃん。きっとこういった背景も関係していたのでしょう。ずっと四葉ちゃんは”努力”をしてきました。陸上部との騒動の時だって、無理をしながら彼女なりに頑張っていた。ただその「努力」が「結果」という形で報われてこなかっただけ。

 

 

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四葉ちゃんの涙

 

でも...、人間、やってきたことがどこかで報われる必要があります。特に四葉ちゃんは、勉強の他にも陸上部やバスケ部を始めとして、ずーっと誰かのために頑張ってきた人でもあるのですから...。

 

無論、彼女自身は他者にリワードを求めるような子ではありませんけれど...、でもだからこそ、彼女が「私...初めて報われた気がします...」と涙ながらに語る姿に惹かれるんですよね。本当に素晴らしいシーンだったなぁ...。正直、完全にもらい泣きしそうになりましたよ....。

 

「足を引っ張る」のではなく、今度は彼女がみんなの「手を引いていく」。自身の中に秘められていた「可能性」を知り、「鍵」を手に入れた彼女は自分自身の力で「枷」(=失敗)を乗り越えて見せました。

 

さぁ、そんな彼女は果たして今後どんな活躍を見せてくれるのでしょうね。そろそろ恋愛方面の「枷」が外れてもいいんですよ...!(←これが言いたかっただけ)

 

 

彼女たちに必要なのは...

 

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至らぬ教師と生徒

 

また、今回個人的にとても熱かったのはフータローの凄まじいイケメンっぷりであります。こんなん男でも惚れるって...。以前の感想でも触れたように、フータローって誰かの「努力」をきちんと肯定できる人なんですよね...。

 

恋愛方面において非常に鈍感な性格であることは、まさに前回の三玖回でも描かれていた通りですが、誰かの「努力」には凄く敏感に反応しているんです。本当に罪な男ですね。今回の四葉ちゃんの異変に気付いたのもそうですし、53話の一花さんの時もそうでした。

 

それはフータロー自身も悩んだり壁にぶつかったりしているからなんだと思います。彼も努力の人ですし、今回他ならぬ自分自身で「至らぬ教師ですまない」と言っていることからもそれは明らかでしょう。

 

それを踏まえると、改めて彼女たちに必要なのは、人生経験が豊富な優れた「指導者」ではなく、至らなくとも、いやそれゆえに、一緒に壁を乗り越えていける「パートナー」なんだろうなって。今回のお話はそんなことも再認識させてくれる回でもありました。

 


 

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三玖の告白と一花さん&五月回

 

さてさて、残り3人のお話は一体どうなるのでしょうね。

 

個人的な所見を申し上げるなら、今回の四葉ちゃん回を見ると、今後の3人は「赤点回避」よりも、(少なくとも読者視点としては)「三玖の告白」の方に焦点が当たってくるような気はしています。

 

もちろん、まだわかりませんけれど、でも、もう「みんなの力」で乗り越えるというテーマは今回で昇華した感じはするので、トラブル以外で赤点の展開は考え辛いのかなと。

 

であるならば、やはり誰かが三玖よりも高い点数を取り、「一番」になるのか否かが問題になってくるんじゃないでしょうか。現状、三玖の告白の件を知っているのは一花さんだけなので、一花さんがトリでもお話としては面白くなりそうですから。

 

とはいえ、まぁ物語的には五月がさらっとアンカーやりそうな気もしますし、最近スーパーヒロインとして可愛さの階段を超スピードで駆け上がっている二乃という可能性も捨てきれないので、またまた来週の展開が楽しみなところですね。

 

というわけで、今週の感想を総括すると...、

 

 

今週の四葉ちゃんかわいすぎる問題

 

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今週の四葉ちゃんが最高に可愛かったなってことですよ!

 

やっぱり「フータロー×四葉ちゃん」最高ですわ....。久しぶりの濃厚な四葉ちゃん回に胸が熱くなったお話でした。今後の四葉ちゃんの活躍を楽しみにしております!

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『五等分の花嫁』/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。