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『五等分の花嫁』93話 感想、中野一花の決断と中野二乃の家族愛!変わっていく"現在"に風太郎は何を想うのか...?

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五等分の花嫁 93話「ツンデレツン」 感想

五等分の花嫁 最新話 感想 ネタバレ注意

 

今週の『五等分の花嫁』を読了。

 

ツンデレツン」というサブタイトルを見た瞬間に予感めいたものが脳裏をよぎりましたが、期待通り、全国8千万の二乃ファン待望のラブコメ回でしたね。

 

中々振り向いてくれない風太郎との関係に悩む"女の子らしさ"と「家族愛」を滲ませながら儚い表情を浮かべる"彼女らしさ"。中野二乃というヒロインの持つそういった一面がとても可愛らしく感じられる、そんなお話でした。

 

これはあくまでも僕個人が抱いている印象ですが、二乃は姉妹の中でも比較的寂しがり屋な子だと思っています。強い芯を持っている一方で、繊細な心の持ち主でもある。零奈さん関係のエピソードは五月と四葉ちゃんが印象に強いですが、誰よりも「家族」を大事に考える二乃の性格は、幼くして母を亡くした事とも少なからず関係があるはずです。

 

 

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二乃の想い

 

フー君はずっとそばにいてくれる?

 

 

だからこそ、こういう言葉が出てくる。

 

きっといつか離れ離れになる時がやってきて、それが悪いことではない事を彼女も頭では理解しているのです。

 

でも、それでもやっぱり寂しさは拭えない。「自分のお店を出す」という夢を持ちながら、未だ明確に進路の話題を口に出していない二乃の姿には、「ずっとこの時が続いてほしい.....」という気持ちが表現されてもいるのかもしれません。

 

変えたい"関係性"と変わって欲しくない"現在"。今回はそんなところを中心にお話を振り返っていきたいと思います。

 

  

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第93話:ツンデレツン

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急ぎなさい上杉

 

さて、そんなわけで今週のお話は二乃をメインに据えたエピソードであります。

 

バイト先の店長のお見舞い...という事で風太郎と2人きりになるチャンスを得ることになった二乃。恋心を自覚して以降「愛の暴走機関車として大活躍を果たしてきた彼女ですが、それでも風太郎との距離は中々縮まらない...という手詰まりな状況でした。

 

まぁ、一度「告白」を行っている二乃の立場からすると、ここから先のステージに進展できるかどうかは実際「風太郎の気持ち次第」なのでこの状況は必然ですが、しかし、風太郎に振り向いてもらうための努力を怠らないのが中野二乃という女の子です。

 

どんな物事も諦めた時点で可能性が閉ざされる。自分の恋を全うし、めげずに最後まで駆け抜けようとするその姿はやっぱり二乃の魅力ですよね。

 

 

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作戦名:押してダメなら引いてみろ

 

...というわけで、そんな二乃さんが考案した次なる一手が「押してダメなら引いてみろ」作戦でありました。

 

なるほど.......。超押せ押せガールだった二乃がストレートではなくテクニックを発動するとは何とも面白い展開ではないですか。実際、恋愛マニュアルを熟読した風太郎にその意図は見抜かれ気味ではあったわけですけれど、

 

 

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迫真の演技

 

こんな真に迫った「演技」をされてしまえば、本当に避けられているのでは...と思い至ってしまうのも止む無しというもの。

 

人間、好意を持ってくれていたはずの相手から敵意を向けられるのは中々にきついものですからね。特に風太郎は過去に自分の不要さに打ちのめされそうになった経験もありますし、こういう具合に突き離されるのは色々な意味で効果があったように思います。

 

 

風太郎の気持ちと二乃のストレート

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大ダメージを負った風太

 

さて、そんな経緯で心に大ダメージを負った風太郎少年ですが、自身の思い上がり(ではなかったわけですが...)を恥じていた所は何とも興味深い点でした。

 

一見、恋愛的な意味での効果が薄かったようにも思えた今回の作戦。しかし、風太郎としても二乃を意識する気持ちが少なからずあるのかもしれません。

 

彼女に嫌われたかもしれない事に傷付いたのも、二乃が自分を好きだと思ってくれていた事に嬉しさを感じていたから。自身の気持ちがわからない状況で二乃の想いに応える事は出来ない....と考えたためか、一度は告白を断る素振りも見せてはいましたけれど、

 

 

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真っ直ぐな気持ちを伝え続ける二乃

 

初めて面と向かって自分へ気持ちをぶつけてくれた彼女の存在は、風太郎の恋愛意識に大きな影響を与えたはず。

 

そういう意味でも、二乃が切り拓いてみせた道の大きさにもっと目を向けてくれたらいいなとは思います。恋愛の難しさ、ままならなさに立ち向かいながら右往左往する二乃には絶対に幸せな恋を掴んで欲しい。結末はどうであれ、上杉風太郎に恋をして良かったと思える未来を二乃には過ごして欲しいのです。

 

 

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風太郎と二乃の恋愛譚

 

実際、風太郎も二乃の猛アプローチには度々頬を赤らめていますからね。

 

「押してダメなら引いてみろ」作戦もワンポイントとしては非常に効果的ではありましたが、やっぱり二乃の真骨頂は真っ直ぐなストレート。

 

好きだから、特別だからこそ離れたくない。「フー君はいなくならないで」「ずっとそばにいてくれる?」という純度100%の好意に果たして風太郎は何を想うのか。今週はそんな2人の姿がとても微笑ましい回だったなと思います。

 

 

 

一花さんの決断と風太郎に対する未練

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一花さんの選択

 

一方、今回非常に印象的だったのは、一花さんの「学校辞める発言」でした。

 

実際のところ、本格的に「女優」の道を目指すなら学校を休まざるを得ない場面は嫌でも出てくるでしょうし、大学受験をするわけでもない彼女がわざわざ高校に通って勉強をする意義があるかと言えば微妙なところだとも思いますが、でもこれは中々に"含む"ところを感じさせる決断ですよね。

 

もう残すところ学校生活も半年程度しかない高3の夏にこの決断をしている事も些か以上に違和感がありますし、色々なことに踏ん切りをつけるための行動なんじゃないか...と思えてなりません。

 

 

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風太郎への未練(第33話より)

 

なにせ、元々「休学」を考えていた一花さんが学校に通い続けていたのは、風太郎への「未練」が理由だったわけですから。

 

であれば、風太郎への未練を断ち切るための決断と考えるのが妥当というもの。高校を辞めてテストも勉強もなくなれば、風太郎に家庭教師をしてもらう理由はなくなるし 誰にも譲りたくなかったそのポジションもなくなる。

 

もちろん、そこには「女優業に専念したい」という想いも含まれてはいるのでしょうけれど、自分の「恋心」に一つの区切りをつける事が主の目的であるならば、正直、ちょっとやるせない気持ちはあったりで。

 

 

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一花さんの夢を肯定する風太郎(第28話より)

 

 

とはいえ、奇しくも一花さんの選択が「押してダメなら引いてみる」作戦と同様の効果をもたらす可能性もあるかもしれませんし、風太郎自身、「選択肢のあるお前が羨ましいよ」「何事も挑戦だ」と一花さんの夢を肯定的に捉えてもいましたから、きっと今回の件が物語的に悪い方向へ向かっていく事はないのだろうとは思います。

 

過去の風太郎と交流を持っていた事だけでなく、自身の失敗に自責の念を抱えている点も四葉ちゃんと非常に状況が酷似していますし、この2人の関係も物語を動かす鍵になるのかもしれませんね。

 

一花さんの決断を通じて、4人の妹たちが何を想いどう変わっていくのか。そして、少しずつ変わり始める"現在"に風太郎はどんな感情を芽生えさせるのか。ここからの展開に期待したいところです。

 

 

 .....というわけで、今週の感想をまとめると、

 

 

 

マルオの存在にも注目!

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マルオパパの存在も気になる

 

今後のマルオパパにも注目したい!ってことですよ。

 

零奈さんの命日に関するシーンがわりとあっさり描かれていたのがちょっと意外でしたが、娘たちとの距離を掴めずにいる不器用な父の姿が何とも印象的でしたね。

 

仕事が忙しいのは本当の事でしょうし、娘たちを大切に想う気持ちがあることも間違いないはずですけれど、その実、父親として彼女たちに接することにある種の遠慮があるのかもしれません。

 

二乃たちが父に求めているものは、裕福なマンションではなく、「家族」としての繋がり。今週のお話からはそんな事も読み取れましたし、マルオパパがどういう風に物語に関わってくるのかも楽しみにしております。

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『五等分の花嫁』/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。