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『カッコウの許嫁』第1話 感想:ボーイミーツガールの王道がここに!今後が楽しみな期待の新連載ラブコメ開幕!

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カッコウの許嫁』1羽目  感想

カッコウの許嫁』 最新話 感想 ネタバレ注意

今週号(2020年9号)の週刊少年マガジンで封切りとなった、吉河美希先生ファン待望の新連載『カッコウの許嫁』。

 

昨年9月に一度読み切りが掲載されている本作ですが、連載漫画として改めて読んでも個人的にかなり興味をそそられる展開が繰り広げられていました。

 

正反対の環境・異なる価値観を持った主人公とヒロインが出会い、その交流を通してお互いの世界を広げていく。ボーイミーツガールもののド定番を全力で突き進みながら、一つの"ギミック"によって生じた関係がこの先どう2人を変えていくのか。

 

生みの親と育ての親が異なる『カッコウ』たちの恋愛物語、その記念すべき第1話について早速感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

1羽目「わたしのカレシになりなさいよ!」

 

さて、本作の内容についてざっくり説明すると、赤ちゃんの頃に病院で取り違えられてしまった2人──主人公の海野凪とヒロインの天野エリカ──をメインパーソンに据えた王道ラブコメです。

 

16歳にして取り違えの事実を知り、お互いの両親と面会を行う直前に運命的な出会いを果たすことになった2人。親が決めた結婚に反対するエリカが偽の彼氏として凪を指名し、

 

 

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ラブがコメる

結婚相手が凪くんだったらよかったのにな…!

なーんて

 

 

と冗談めかしに言ってのけ、許嫁の正体が凪だったと発覚してお約束のワンパンを喰らわす。読み切りとほぼ同じ構成ですが、第1話の内容はこんな具合でした。

 

 

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とはいえ、読み切りの頃と比べて違う点もいくつかあり、その最たるものが凪に「想い人」がいるという設定を付与してきたこと。つまり、「1対1」ではなく「1対多」の方向性に舵取りを行い、ラブコメストーリーに横軸の幅を持たせてきたわけですね。

 

こうなってくると、必然その結末を"色々な意味"で注目したくなってしまうのがラブコメスキーの性なのですが、個人的に特に気になるポイントが3点ほどありますので、それぞれの展望を以下の項目別に書いていきたいと思います。

 

①凪とエリカのつながり

②凪の想い人・瀬川ひろの立ち位置

③妹・幸の存在とお互いの家族との交流

 

①凪とエリカのつながり

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メインヒロイン・天野エリカ


凪の「許嫁(仮)」にして取り違えられた娘でもあるファーストヒロインのエリカ。

 

親が勝手に決めた婚約の話に反発しながらも、最初から凪に対してそれなりに好意的な接し方をしている点がミソと言えそうでしょうか。

 

この手のラブコメでは「印象最悪からのスタート」こそが"お約束”みたいな面もある中で、エリカと凪は割とウマが合っていると言いますか、異なる環境で育ってきた2人が「お互いの価値観」に関心を示すようなシーンが意図的に描かれているんですよね。

 

 

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2人の始まり

 

写真に対するエリカのこだわりも、"売られたケンカは全て勝て"という海野家の家訓も。

 

まさしく2人の育ち(より正確に言うなら「美意識」や「ポリシー」に近いですね)を象徴していて、そんなお互いの在り方に思うところがある。

 

 

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好意はあれど「恋」はこれから

 

もちろん、現状において"恋愛感情"に至るほどの関係値ではないわけですし、更に言えば、「通う学校の異なる2人」がこの先どう"接点"を持って行くのかも気になる点ではあります。

 

身も蓋もないですが、学校が違う以上イベント事が圧倒的に作り辛いでしょうからね。そういう意味では、心情的な面で正式なカップルとは言えない2人にどのような交流の場を与えていくのかによっても、今後のラブコメ展開に大きく影響が出てきそうで面白いのかなと個人的には思ってみたり...。

 

 

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恋物語の幕開け

 

まぁ、どう読んでもエリカがメインヒロインであるだろうことは疑う余地もありませんので、「お互の家」で暮らしてみるとかそういう展開はありうるのかもしれませんね。

 

いずれにしても、親が勝手に決めた「許嫁」という関係がいかにして「恋愛」に変わっていくのか、全力で注目していきたいところです。

 

 

②凪の想い人・瀬川ひろの立ち位置

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セカンドヒロイン・瀬川ひろ

 

連載版で新たに登場した「凪の片恋(?)相手」である瀬川ひろ。

 

凪の通う名門私立学校で学年一位に君臨し、万年2位である凪が対抗心と恋心を抱いているヒロインです。

 

正直、第1話の時点では情報が少なすぎてよくわかりませんが、"売られたケンカは全て勝て"という心情ゆえに凪は彼女を特別視している...という状況になっているんだろうなとは思うんですよね。

 

好きなタイプを聞かれて「私より頭が良い人かなぁ!」と答えている描写も言ってみれば凪にとって一種の挑戦状みたいなもので、「恋愛感情」と多少こんがらがって見てしまっている面はあるんじゃないかなと。

 

 

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瀬川ひろの立ち位置

 

とはいえ、エリカと違って同じ「学校」である以上お話に上手いこと絡んでこれる立ち位置ではあるでしょうから、間違いなく今後に期待していきたい人物ではありますね。

 

ブコメフォーマット的にはどうしても「新しい感情>既存の感情」という結論に至りやすいですが、彼女に関しては両想いどころか凪のことをきちんと認識すらしていないみたいなのでその辺りの変化球がどう物語を盛り上げてくれるのか。第二話以降に注目していきたいと思います。

 

 

 

 

③妹・幸の存在とお互いの家族との交流

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妹の幸

 

読み切りの頃から参戦が期待されていた妹ヒロインの幸。 

 

 

連載版ではより可愛らしく描かれている節があり、柱のコメントで「四角関係」と銘打たれていることから完全にラブコメヒロインの一角としてカウントされている模様です。

 

お兄ちゃんが家を出て行ってしまうのではないかと不安になって泣いてしまうあたりに「パーフェクト妹」としてのオーラを感じますが、まぁハッキリ言ってラブコメ的には中々に難しいポジションですよね。

 

 

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お兄ちゃん大好きな妹

 

十数年間「家族」として育んできた思い出があるからこそ難しい恋。

 

「血」の繋がりが無くとも「心」で繋がっている2人が「家族」以上の関係に発展する可能性は正直極めて低いのだろうと思わざるを得ません。

 

エリカの実妹というポジションであることも結構複雑ですし、「家族の在り方」を一つの縦軸として据えている作品でもありますからね。

 

名前のとおり「幸せになってくれる」とは思っていますが、妹の幸が本格的に恋愛道を歩んでいくのだとしたら切ない展開はもはや必至ですよ。

 

家族として大好きだったお兄ちゃんを男の人として意識してしまった瞬間、果たして幸がどんな乙女力を見せてくれるのか。

 

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妹スキーの伝説になってくれることを期待!

 

全国の妹スキーたちの伝説になりうるポテンシャルを秘めた幸の姿にありったけのエールを!

 

ここからいよいよ始まっていく、彼と彼女たちのラブコメディ。笑いあり感動ありのストーリーが展開されていくことを心より楽しみにしております!

 

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『カッコウの許嫁』/古河美希/週刊少年マガジン」より引用しております。