『彼女、お借りします』感想、乗らせてもらおう!更科るかちゃんウェーブに!
「彼女、お借りします」とはるかちゃんである。(断言)
るかちゃんという奇跡のヒロインの登場によって、我々ラブコメスキーは魂から叫んだのだ。「るかちゃんかわいいぃぃぃ」と。それほど、るかちゃんのかわいさは圧倒的だったのである。
デレヒロインの不在によりラブコメとしてやや盛り上がりに欠ける(※個人の意見です。)と言わざるを得なかったこの作品に光をもたらしてくれた最カワヒロインである更級るかちゃん。誰しもがるかちゃんという大天使の存在に感謝をしたことでしょう。
驚くほどに水原さん一強状態を維持している作品でありながら肝心の水原さんがペルソナを被ったまま本心を見せてくれないので、僕らは圧倒的な乾きを感じていたわけです。もはや、このままじゃニヤニヤ出来ないよ...!って感じでデレ欠乏症になりそうでした。
レンカノという設定も悪くはありませんが、そこのフォーマットに収まらない想いを持ったヒロインがいてこそですから。水原さんにはもっとメインヒロインとしての自覚を持ってほしいもんですねと、たくさんの読者がデレを求めて彷徨っていたわけです。そんな時に現れた超新星。それが更科るかちゃんという大天使でした。
で、今週の33話でついにるかちゃんの時代が到来です。名付けて、ラブホへGO!作戦。るかちゃんウェーブの幕開けを感じますね。……というより、この波はるかちゃんが自分自身で生み出したわけです。
思い立ったときに思い立ったままの積極的な行動が出来るラブコメヒロインというのは、昨今では非常に稀有な存在。その圧倒的な行動力は教科書に載せて後世に語り継いでいきたいほど。つまり、るかちゃん is 最強というわけ。
よし、では乗らせてもらおうか!るかちゃんウェーブに!
るかちゃんがひたすらにかわいい
るかちゃんのターンが始動!
何たる破壊力であろうか……。うぶな女の子が意中の相手を振り向かせたくて、一生懸命に背伸びをしてグイグイ来る。上限なしのかわいさです。るかちゃんはどこまで僕らを悶えさせる気なんです...!!??(褒めてます)
回を追うごとにるかちゃんのかわいさが爆発しまくりで、侵略することるかちゃんの如しですよ。かの名将・武田信玄も裸足で逃げ出す勢いで和也に近付くるかちゃんの侵略術にはあっぱれと言わざるを得ません。
私を紹介してくれればいいんですっ
それだ!
しかも、あまりのかわいさに気付いたら、それだ!とキーボードを叩いてしまう魔力さえある。
まぁ、ぐうの音も出ない正論ですよね。実際、るかちゃんは本物の彼女なわけですし、レンタル彼女の水原さんに頼る必要性は今や皆無。おばあちゃんが水原さんを溺愛してるとは言っても、お金を渡して契約してるだけのレンタル彼女と"本物"とではわけが違います。
そもそも、和也がきちんと"本物の彼女"をおばあちゃんたちに紹介できるようになる日まで付き合うことが2人の間に成立していた本来の"契約"だったはず。
ゆえに、水原さんのことはすっぱり清算して、るかちゃんをメインヒロインにしましょう!それで決まり!やったね、るかちゃん大勝利!
......とはならないのが実にもどかしい。なんだろうなぁ、あまりにも水原さん一強過ぎて、るかちゃん派としては軽く死にたくなってくるよ!なんなの?和也は水原さんを彼女にしないと死ぬ呪いにでもかかってるの?
まぁ、さすがにこのタイミングで最後までるかちゃんとロマンスするところまでを期待していたわけではありませんが、"覚悟"を決めた女の子を前に1人で逃亡をしはじめたときはマガジン叩きつけそうになりましたよね。
しかも、この状況で「水原の清らかな笑顔」...とか言い出し始める主人公...さすがの僕も真顔ですよ。
ドキン・・・
どうしたら、るかちゃんの想いが届くのか。
フラグをバッキバキにへし折られましたけど、此度のるかちゃん特攻にはドキドキ悶絶させられまくりで幸せでした。
これにて、るかちゃんウェーブ第一幕「個室イベント編」の閉幕です。よし、次のるかちゃんのターンまで解散!
……と思っていた時期が僕にもありました。
きたな!るかちゃんウェーブが!(2回目)
るかちゃんウェーブ第二幕「新年に家族へのご挨拶編」がわずか数ページ後に開幕です。この展開力の速さ、もうるかちゃんに付いていくしかねぇ……!(歓喜)
フッフッフッ。るかちゃんの時代はまだまだ終わらんよ!そう、るかちゃんは何度だってよみがえるのさ!
フラグをへし折られたら、再びフラグを立てにいく精神力。気持ちだけは誰にも負けない。そんな、るかちゃんの恋する乙女っぷりに胸が熱くなったんだ!
よし、るかちゃんをメインヒロインにしよう!(再度決定)