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『ぼくたちは勉強ができない』86話 感想、 文乃さんの心に宿る雨は止むのか!これは古橋家を照らす"お星様”の物語!

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ぼく勉 問86 感想「最愛の星に[x]の名を②」

ぼくたちは勉強ができない』 最新話 感想 ネタバレ注意

今週の『ぼく勉』を読了。

 

フッフッフッ、ヤバいな...。控えめに言って、神展開過ぎる...。この1話のエピソードを読み切るのに何度悶絶したことか...。まさに自分が『ぼく勉』に求めているものはこういうお話なんだろうなぁと心から思いましたね。本当に文乃さんは可愛すぎるよ...。

 

文乃さんが登場してくれるだけでも幸せだというのに、ここまで濃密な「成幸くん×文乃さん」イベントを連続して堪能することができるなんて...。「最愛の星」編は本当に素晴らしいなって。読み進めるたびに文乃さんのことが愛おしくなる。今週は本当にそんな感情が湧きあがってくる回でございました...。

 

し・か・も!

 

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文乃さん×成幸くん

 

今週の文乃さんは完全に「唯我文乃」そのものでしたからね!

 

見てくださいよ、この息ピッタリな歯磨きシーン...。文乃さんが成幸くんにカップを渡すシーンとかさ....。もう最高にニヤけるじゃないですか...。こんなん文句なしに新婚ですよ!シ・ン・コ・ン!

 

むしろ、これで結婚してないとかちょっと無理があると思うな(※個人の願望です)。いやー、本当に今週の同棲展開は『ぼく勉』史に残るニヤニヤエピソードであったと語り継いでいきたいレベルの破壊力でしたね。この世すべての幸せは唯我家( in文乃さん)にあったんだなぁ...。

 

 

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新婚さんみたいだな

 

また、今回はこのセリフを成幸くんがさらりと言うところもポイントでしょう。

 

文乃さんによる女心練習問題の賜物というかなんというか...。「こういう時はさ...”新婚”みたいって言うもんだよ」と言いたくなるシチュエーションで見事に言い切ってくれたわけですから。成幸くんの成長が伺えるシーンで最高に胸が熱くなるというもの。

 

それに、文乃さんの反応もめちゃんこ可愛かったですし!自分が教えたセリフで赤面をさせられちゃう文乃さん。「52話⇒58話」からの繋がりを感じられる回にもなっていて本当に最高でした。唯我家での雨宿りを経て、文乃さんの心の中に降る雨は止むのか。今回はそんな視点を持ってお話を振り返っていきましょう。

 

 

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ぼく勉 86話:文乃さんの抱える雨、古橋家の過去

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お邪魔します

 

そんなわけで、今回は唯我家で暮らすことになった文乃さんのお話です。

 

現状では何話続くかわからない「最愛の星」編ですが、いやはや2話目から凄まじい展開になったものですよね。上述しましたが、今週の同棲展開は本当に、誌面から幸せが溢れ出してくるような破壊力を持ったシーンのオンパレードでありました....。

 

しかし、真面目なお話、『ぼく勉』の物語をマクロ的に見れば、この展開は文乃さんにとって雨宿りでしかないのも事実でしょう。少なくとも今は、彼女の家はここじゃない。(心に)雨が降ったから、唯我家に身を寄せる。古橋家は今、とても激しい大雨に見舞われています。

 

 

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古橋家の過去

 

そんな中、今週は文乃さんの口からお母さんのお話が語られていました。

前回の感想でも触れましたが、やっぱり文乃さんのお母さんは、数学者の中でも特に突出した才能を持った人だったんですね。それこそ、数学の世界を変えられる程の「可能性」が静流さんにはあった。文乃さんの言う通り、きっと多くの人が彼女の才に期待をかけていたことでしょう。

 

それもそのはず。圧倒的な「才能」って、やはりいつだって人に「夢」を見させるものです。うるかの国体優勝の時だってそう。誰もが彼女の将来に期待する。特にそれが親しい人ならなおのことですよね。

 

 

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妻の死

 

でも、静流さんは亡くなってしまいました。

 

最愛の妻が亡くなってしまっただけでも失意の念は凄まじいものだろうに、彼は同時に「才能」も「可能性」もその全てを一度に失ってしまったわけです。あの人と一緒なら、自分の見れない世界にたどり着ける。そんな「夢」を抱いていた彼にとって、この出来事は本当に耐えがたいものだったのでしょう。

 

ゆえに、彼の時間は止まってしまった。それと同時に、古橋家の時間も止まってしまったわけですね。過去にも戻れず、未来にも進めない。まさに昨日と今日の境界線でもある「0時」という時間の中に閉じ込められた存在・「零侍」。そんな風に彼の名前を解釈することも出来るのかもしれません。

 

 

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未来を見つめる文乃さん、過去を見つめる零侍

 

だからこそ、文乃さんに辛く当たってしまった。

 

文乃さんからすれば、失意のお父さんを励ますための行動だったけれど、零侍にとっては「お母さんみたいに」というワードは地雷そのもの。静流さんの持つ「数学の才能」に誰よりも憧れていた彼からすれば、間違いだらけの算数ドリルは見るだけでも辛いものだったはずです。

 

無論、これがビンタをしていい理由にはなりません。この一点に関しては、どう考えても悪いのは、零侍の方。でも、心情としては理解できる部分も少なからずあるのが憎めないところでしょうか。それだけ彼が妻を愛していたということの証左でもあるわけですからね。

 

 

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古橋家のすれ違い

 

とはいえ、このまますれ違い続けた状態でいいわけもないでしょう。

 

何よりも、こんな状態を、お星様になった静流さんが望んでいるわけがない。そう考えると、やはりこの物語の鍵は静流さんしかいないのだと思います。

 

 

古橋家を照らす”最愛の星”

 

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天の光はすべて星

 

その背景を踏まえると、やっぱり39話で語られた『天の光はすべて星』という本の内容はとても重要なものになってくるんじゃないかなぁと思うわけでありまして...。

 

だって、この本のストーリーについて文乃さんが語った内容は少なからず零侍と重なる部分があるじゃないですか。一度「夢」を失った元宇宙飛行士の主人公が...再び宇宙を目指して「夢」を追いかける。まさに、時間の止まってしまった零侍の再起の物語と連動しているんじゃないかと思えてくるわけですよ。

 

最愛の妻が数学の世界を変えることを「夢」(=過去の「夢」)見ていた零侍と、お母さんの星を見つけることを「夢」(=将来の「夢」/可能性の象徴)見ている文乃さん。そんな文乃さんの姿に、零侍は再び「夢」を見ることになるんじゃないかなぁ...。

 

零侍が本当の意味で「過去(=妻の死/可能性の消失)」に向き合うことは、家族」である文乃さんの可能性(※これは理珠ちん等では代替不可能な部分)に向き合うことでもあると思いますし。

 

もちろん、実際に古橋家の問題にどう決着がつくのかは、今はまだわかりませんが、僕個人としては、零侍がただ文乃さんの将来を認めるだけでなく、彼にとっても再起の物語になって欲しいなと思わずにはいられません。きっと、夜空のムコウにいる静流さんもそれを願っているのではないでしょうか。 

 

 

成幸くんと文乃さんについて

 

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文乃さんの気持ち

わたしと...お兄さんは

絶対そんな関係にはならないから

 

また、今回気になったのはこの文乃さんのセリフでしょう。

 

まぁ、物語的に言っても、十中八九この言葉はそれと逆の状況になってしまう前フリだとは思いますけどね。理珠ちんやうるかへの遠慮が文乃さんの想いを縛ってる。これ以上、意識してはいけない。そう思ってしまうからこそ、この言葉が出てきてしまうんだろうなぁ...と。

 

 

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否定の裏返しは肯定

 

なんせ、そうでなければ「ラブラブ」と言われて、こうもムキになる理由もありませんから!全力の否定は肯定...というのはもう我々の業界では常識も常識。あぁ、文乃さんは怒っていても可愛いなぁ....(←思考停止)。

 

やっぱり、僕は文乃さんが大好きなんですよね...。どうしようもなく。というか、文乃さんと成幸くんの2人が好きなんです。もうこの2人には、一緒になって幸せになって欲しい。無論、ヒロイン全員に幸せになってもらいたいのは大前提なんですけど、それでも成幸くんの隣で笑っているのが文乃さんだったらいいなって。今週のお話を読んでもそんな感想が自然と出てきてしまうわけです。

 

もちろん、今回の「最愛の星」編で、成幸くんがどこまで文乃さんを救ってあげられるのかはわかりません。物語の核にして、本当の意味で古橋家を照らせるのは、零侍と文乃さんの2人にとって「最愛の星」である静流さんでしょう。そういう意味では、成幸くんに出来ることは、ただ雨宿りを手伝ってあげることになるのかもしれませんね。

 

 

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文乃さんにとっての成幸くん

 

それでも、成幸くんは文乃さんのために、一緒になって雨に濡れてくれる子なんですよ.......。

 

彼が差し出す傘はまだまだ未熟で、物語のヒーローみたいに全てを解決してあげられる力は彼にはないのかもしれないけど、それでも必要な時に側にいてあげられるということはもうそれだけで、きっと何よりも大切な事だと言えるはず。

 

そして、いつか成幸くんには文乃さんを照らしてあげられる強い男の子になってほしいなぁ...と。静流さんが文乃さんの「夢」を照らしてくれているように、成幸くんにも文乃さんの将来を照らしてほしい。今回はそんなことを思わせてくれる回でした....。

 

静流さんと零侍が一緒に「やりたいこと」を追いかけていたように、分野は違えども、文乃さんと成幸くんにも一緒に「やりたいこと」を追いかけるような関係になってくれたらいいな。文乃さんの「夢」に触れて、成幸くんも自分の「夢」を見つけていのでしょうし、そこに付随して、文乃さんの恋愛模様がどうなるのかも俄然楽しみです!

 

というわけで、今週の感想をまとめると....、

 

 

正妻戦争の行方が気になります!

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正妻戦争!

 

水希ちゃんと文乃さんの(※お風呂場での)絡みが非常に最高だったなってことですよ!

 

果たして、本物のSEISAIはどちらになるのか....。

 

ついに「SISTER ENDHING STORY(妹エンド)」を掲げてきた水希ちゃんと、我らが宇宙一の大天使・古橋文乃さんのバトルが今、最高に熱い!古橋家で密室パニック状態ではありますが、まだまだ同棲編は続くでしょうし、来週もこの2人のやり取りを全力で期待しております!

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『ぼくたちは勉強ができない』/筒井大志週刊少年ジャンプ」より引用しております。