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『五等分の花嫁』39話 感想、二乃の心の扉を開ける鍵は・・・。

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五等分の花嫁 39話 「七つのさよなら①」 感想

 

二乃のターンが回ってきたぞ!

 

今週から期末試験編が開幕しました。春場先生が仄めかしていたとおり、期末試験は二乃を中心にしたエピソードが展開されるようで。

 

曰く、「変わらぬ想い。姉妹への愛。」である。詳しくは後述しますけど、今週の話に対してこのアオリ文はなかなかどうして興味深いものがあります。二乃の現状と姉妹たちの状況を鑑みると特に...。

 

で、極めつけは今回のサブタイトル「七つのさよなら①」ですよ。サブタイトルの時点でかつてないインパクト過ぎるじゃろうて...。これは、二乃を起点に物語が確かな一歩を進み出す....ということの示唆なのかもなぁ...。

 

 

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 「愛」がぶつかる期末試験編!

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三玖vs二乃

三玖と二乃のケンカが勃発.....!

 

赤点を取ったら今度こそクビ...。そんな状況で迎えた期末試験編ですが、初日から盛大に喧嘩をはじめた三玖と二乃である。「何事もなければギリいける!」という前フリを秒速で回収していくっていうね。さすがは、五姉妹クオリティよ...。

 

まぁ、この2人のいざこざはこれまでも何度か描かれてきました。5人姉妹のわりに喧嘩の描写が少ないってのもありますけど、三玖と二乃の口論は他の姉妹たちのそれと比べてもやや目立ちに過ぎる。おそらく、春場先生も意識していた部分でしょう。

 

というのも、三玖と二乃はヒロインの性質としては真逆なんですよね。長女の一花さんが「犬猿の仲」と評するくらいなので、元々そういうきらいはあっただろうけれど、特にフータローのことになると三玖と二乃の立ち位置は正反対と言わざるを得ません。

 

 

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三玖と二乃は真逆

 

なんせ今回の争いのキモは、「フータローに素直な好意を示す三玖」「素直になれない二乃」の構図にありますからね。キーワードは『素直』ですよ!うん、これは期末試験に出ると思うな!(※出ません)

 

見てください、この三玖の表情...。マジ切れもいいところである。テレビのチャンネル争い、消しゴムの貸し借り、ジュースの奪い合い。その程度のことではこれだけの剣幕で怒ったりしない。子供同士のケンカではありませんから。

 

無論、三玖が怒ったのは二乃がフータローを蔑ろにするような発言を繰り返すからです。あまつさえ、フータローが作ってきた問題集を受け取ることもしないんだから、そりゃ三玖が怒るのも無理はないよねって...。

 

また、一方の二乃も姉妹のことが大好きなのに、三玖が二乃に対して反論(これは三玖が正論なんですけど...)してくるから反発してしまう。つまり、2つの『愛』が交わることなく反発してしまってるのが今回の問題というわけです。

 

そして、ついに後に引けなくなった二乃は....フータロー謹製の問題集を破いてしまうのでした...。表情からもやり過ぎてしまった...と二乃も思ってるはずなんですけどね...。あぁ、戦争の引き金を引いてしまったでござるよ....。

 

 

五月の変化から見る二乃の悩み...

 

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謝ってください

うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ....!

 

って、ここで五月がビンタするんかいな!三玖と二乃のキャットファイトが始まるのかと思いきや、二乃と仲の良い五月による本気のビンタが繰り出されたのである...。Oh....これは本格的に効くやつだ...。

 

とはいえ、五月のビンタはこれ以上ない絶妙な描写だったなって。というか、二乃のエピソードを語る上で五月はハズせないと思い知らされましたわ...。春場先生のストーリー運びの上手さにはホント舌を巻くなぁ...。

 

だって、二乃にとって三玖は正反対の性格ですけど、五月はそうじゃないですから。むしろ、ストーリー序盤の五月は今の二乃に近かった。もっと言ってしまえば、今回の意固地になった二乃の姿は、中間試験の時の五月と重なるわけですよ。

 

 

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期末試験の二乃(39話)/中間試験の五月(16話)

 

期末試験の二乃と中間試験の五月。

 

この2人の共通点として挙げられるのは、フータローをパートナーとして認めていない(いなかった)ことです。部屋で自習すると言い出すところまで似せていますからね。どう考えても意図的なものがある。

 

しかし!中間試験と林間学校を経て、五月の気持ちは変わっていきました。フータローを認めるようになった。「あなたは私たちに必要です...」と言うほどに。はじまりを考えれば、五月は作中の中でも随一に成長した人と言えるのかもしれません。

 

 

 

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頼りにしてますから

 

それは今回の描写を見ても顕著でしょう。フータローが自分たちのために寝ずに問題集を作ってきたことを知り、「頼りにしてますから」とも言っている。

 

要するに、五月は大人になったんですよね。いや、フータローとの出会いをきっかけに大人になれたと言うべきでしょう。フータローが写真の子との出会いで変わったように、五月もまたフータローとの出会いによって少しずつ変わっていった

 

だから、このビンタは子供同士の喧嘩ではありません。素直になれず未だ完全に変われていない子供のままの二乃に、成長した五月が「謝ってください」と諭すことに意味がある。

 

正反対の三玖ではなく、同じベクトルだった五月が二乃に対して怒りを見せる。それこそが今回のポイント。二乃回であり同時に五月の成長を示す回でもあるんだなぁ...と。

 

また、それゆえに冒頭の「変わらぬ想い。姉妹への愛。」っていうアオリが効いてくると思うんですよ。姉妹への愛。その想いは確かに大切なものだけど、でもこのままじゃいけない。

 

二乃も変わらなきゃいけないんです。成長した五月の姿がそれを雄弁に物語ってる。さて、五姉妹の中で攻略難易度最高峰の二乃が、ついに変わる時がくるのでしょうか...。

 

 

 

二乃の心の扉を開ける鍵は・・・

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6話「扉を開けて」

 

昔は仲良し五姉妹だったじゃん...

 

というわけで、想いが複雑に絡み合うなかなかに重いテーマを内包していそうな二乃回ですが、一つ気になったのが、今回の喧嘩の流れが6話の話を踏襲している点です。

そう、みんな大好き裁判回でございます!事故でフータローが二乃を押し倒した幻の回ね。うん、これが二乃関連のお話の中では指折りのブヒブヒエピソードでありました。(そっち?)

 

というのも真面目な話、今回と裁判回を比べてみると、2つのお話は「三玖と二乃の言い合い→一花さんがふざけて煽りを入れてみる→二乃がその場を立ち去る(立ち去ろうとする)」という同じ構成になっているのがわかります。

 

まあ、この時四葉ちゃんは助っ人で不在だったんですけど、五月がフータローのために動くところ(6話の時は今回ほど露骨ではないのも成長を示唆するポイントかな...)までを含めれば、6話と今回の流れはかなり酷似していると言っていいレベルだと思います。

 

 

で、6話で立ち去った二乃がどうなったかと言うと...、

 

 

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独り閉め出される二乃....


閉め出されて「扉を開けて」状態になりました。鍵を持たぬ二乃は姉妹たちのいる家には入れない...。これがなかなかに示唆に富んだ描写だと思うわけで...。

 

結論から言ってこれは、二乃の心の扉が開いてないことのメタファーでもあるでしょう。意味深にも6話のサブタイになってるうえに、今回の二乃回で6話の流れを踏襲しているのも明らかに狙いがあるように思えるし...。

 

つまり今回の二乃エピソードの焦点は、6話では完全に開けることが出来なかった二乃の心の扉をフータローが開けることが出来るのかってことですよ!

 

きっと、フータローが扉を開ける鍵になってくれるんじゃないかな。そして、姉妹たちと二乃の行き違いを取り持つことで、二乃の気持ちに変化が生まれる。そんな展開を期待!

 

 

「七つのさよなら」が示す意味・・・

 

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サブタイが示す真意は・・・

 

最後に冒頭でも少し触れた今回のサブタイトル「七つのさよなら」。あまりにも意味深過ぎて気になるところです。

 

まぁ、単純にテストまでの1週間(7日)とかけている...という可能性もありますけど、それにしてもなかなかに重たいものを想起させるなって...。今までのサブタイを振り返っても類を見ないレベルのオーラを放っていることは言うまでもありません。

 

軽い意味ならそれでも全然いいんですけど、ここまで引っ張ってきた二乃の成長にもつながる回となると、なにか大きな含みを持たせた回にもなるのかなぁと...。

 

だって、「さよなら」ってのは同時に「前に進むこと」ですから。物語において別れと成長はいつだって表裏一体。それが物理的なものであれ、精神的なものであれ、「さよなら」は「前に進むこと=成長」の裏返しなんですよ

 

もしかしたら、「七つのさよなら」というサブタイにもそんな意味がこめられているのかもしれません...。具体的に言えば、五姉妹とフータロー兄妹がお母さんとさよならしたエピソード(それぞれの視点で5+2だし...)が盛り込まれる...とかね。

 

まぁ、まだ何とも言えませんが、ひとまず今回の結論としては・・・。

 

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今週の四葉ちゃん!

 

みんな仲良し作戦を提唱する四葉ちゃんがかわいいってことです!やっぱり、四葉ちゃんが写真の子だと思うな僕は!

 

重たい雰囲気を緩和させてくれる四葉ちゃんの天使っぷりに今週も癒されました。週の真ん中で疲れが貯まる暗黒の水曜日を優しく照らしてくれる四葉ちゃんこそ女神!

 

というわけで、来週も四葉ちゃんに期待しております!(えっ)