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『五等分の花嫁』46話 感想、三玖の向こう側に見えた五つ子の「可能性」!二乃の心の扉がついに開かれる!

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五等分の花嫁 46話 「七つのさよなら⑧」 感想

 

五等分の花嫁 最新話 感想 ネタバレ注意みなさん大事件です!今週の三玖がとてつもなく可愛いのです!やっぱり、三玖の成長ぶりには目を見張るものがありますのう...。(しみじみ)

 

「バラバラの私たちがそこまでして一緒にいる意味って何?」。そう二乃に問われて、『家族だから』と答える三玖。

 

詳しくは後述しますが、今回は三玖がいかにして変わってきたのか、そこを丁寧に掘り下げていくかのようなセリフがマシンガンのように飛び出してきて胸が熱くなりまくりでした。「七つのさよなら編」ホント面白すぎるよ!

 

 

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三玖と二乃の”新しい始まり”!

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元々好きだから戦国武将

 

三玖と二乃が語り合う今週のお話。この1話のエピソードの中には、『五等分の花嫁』という物語の始まりと、新しい始まり(=「過去」とのさよなら)との対比を感じさせる要素がたくさん詰まっていました。

 

それが最も顕著に表現されていたのが、三玖が二乃に戦国武将が好きであることを自ら打ち明けたシーンです。

 

物語が始まった頃(4話)は「姉妹だから言えないんだよ」とあれだけ秘密にしていたそれを得意げに語りだす三玖。その表情には笑顔すらある。彼女の成長を表現する手法としてこれ以上の物はないだろうと思えるほど秀逸な描写でした。

 

しかも、「戦国武将って...あんなおじさんが?」という二乃の反応を見てもわかるとおり、やっぱりこの2人の好みは全く以って違うんですよね。テレビのチャンネル、紅茶と緑茶、フータローへの態度。期末試験編で描かれてきた範囲だけでもこれだけの違いが彼女たちには存在している。

 

 

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三玖の成長

 

しかし、三玖はそんな2人の違いを肯定して見せます。「(紅茶の味を)二乃がいなければ知らなかった」「だから違ってていいんだよ」と。そう二乃に語り掛ける三玖。

 

このセリフを聞いて、どうして二乃の元に訪れたのが他の誰でもなく三玖であったのか自分の中でとても得心がいきました。もちろん「この2人が正反対だから」というのもあるでしょうけど、二乃の心の扉を開く役割を担うのが三玖であったことにはきっとそれ以上の意味がある。

 

というのも、今回の一連の三玖のセリフは、4話でフータローが三玖の心の扉を開いて見せた際に語ったこととほぼ同じなんです。「平均20点の問題児」たちが見せた、”それぞれに違うこと”で開ける「可能性」。それを三玖に教えてくれたのは他でもなくフータローだったわけですよ。

 

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足りないところを補い合い 私たちは一人前になろう

 

だからこそ、この言葉を三玖が二乃へ語ることには物語として大きな意義があるのでしょう。

 

フータローから三玖へ。そして、三玖から二乃へと語られる五つ子の「可能性」。一人一人が違うことで笑い、違うことに怒って、違うことで悲しむ。かつて何もかもが同じだった彼女たちだからこそ、姉妹たちの変化や成長を通して、自分の『可能性』を見ることが出来る

 

二乃に出来ることは三玖にも出来るし、三玖に出来ることは二乃にだって出来る。それでも彼女たちに「違い」が生まれるのは一人一人が違う「経験」をしているから。三玖はその答えにたどり着いた。そう、フータローから受け取った言葉はきちんと三玖の心の中で生き続けているのです。

 

 

二乃の覚悟

 

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二乃の変化

 

また、 今回非常に面白かったのは、「二乃の変化」について「紅茶」と「緑茶」をメタファーとして用いて表現していた点。これがとてもよかった。

 

43話において、二乃は「(過去を)忘れたらいいって そんな簡単に割り切れないわよ」と言っていました。自分だけがあの頃のまま変われていないのだと。

 

でも二乃があの頃のまま何も変わっていないはずもないんです。姉妹の中で唯一料理が万能であることも、紅茶が好きであることも、あの頃の彼女にはなかった二乃だけの『個性』。二乃がいなければ紅茶を飲むことがなかった三玖から見れば「二乃も十分変わってる」(=変われてる)になるわけです。

 

 

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変わっていくことを受け入れた二乃

 

そして、三玖が紅茶を飲んで二乃の変化を証明したように、二乃もまた緑茶を飲むことで「違っていいんだよ」という三玖の言葉を受け入れます。

 

五人が同じだった頃が心地いいと、変わっていくこと(=過去とのさよなら)に対して覚悟を決められなかった二乃が、緑茶を飲むという行為を以って、自らの「覚悟」を示す。「紅茶」(二乃)と「緑茶」(三玖)。それぞれは確かに「違う」ものである、と。

 

その「違い」をきちんと認めたうえで、「紅茶」の方が気品がある、「緑茶」の方が深みがあると口論を交わす2人の姿は本当に素晴らしいものがありました。39話を始めとするこれまでの口論(対立)と比較すると、とても趣深い描写と言えるでしょうね。

 

 

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紅茶と緑茶

 

元々は同じ葉っぱである「紅茶」と「緑茶」。でも、その葉っぱは全く違った2つのお茶へと変わっていく。そして、それぞれに違う味わいがあるんです。それはまるで三玖と二乃の2人を表現しているかのように。その点を踏まえても、もう二乃の中で『覚悟』は決まったのでしょう。

 

物語の始まり(姉妹に秘密を抱えていた三玖、平均20点のテスト、ずっと犬猿の仲だった二乃・三玖)と、新しい始まり(自信に満ちた三玖、五人で一人前を目指す、紅茶と緑茶のメタファー)の対比。ここからが彼女たちにとって新しいスタートだと言わんばかりに、今週は鮮やかな構成が光っていたと思います。

 

 

二乃の心境やいかに...?

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赤面の二乃

 

あと、今回少し気になったのが、「キンタロー=フータロー」だったことに関して、二乃が大赤面をしていたことです。二乃の赤面を愛する会の会長(会員数1名)として、これは見過ごせません。

 

ここまで動揺しているということは、やっぱり二乃の中で確信はなかったのでしょうね。前々からほんのり疑問を抱いていたことは間違いないものの、フータローが本音を打ち明けるまで、二乃の中で答えは出ていなかったってところかな。もし本当に最初から気付いていた(芝居だった)ならこんな反応するはずがないので。

 

まぁ、個人的には「前々からほんの少し疑問→44話で再会した際に変装の可能性が頭をよぎるも核心に触れるのが嫌でキンタローのセリフを遮った→”五人一緒にいてほしい”で確信に至ってしまう」あたりじゃないかなと。

 

 

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照れる二乃

 

しかしまぁ、「五人で一緒にいてほしい」というフータローの本音が思った以上に二乃に刺さっているようにも見えるのも興味深い。今後、二乃がフータローに対してどんな反応を示していくのかも気になるところですね。

 

 つ・ま・り!今週のお話を要約すると...

 

 

来週は五月の活躍に期待大!

 

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五月(四葉ちゃん変装ver)が最高に可愛かったなってことです!

 

四葉ちゃんの変装って...。どう考えても髪の毛の長さで変装がバレると思うのですが....。もしかして五月も髪の毛を切られるフラグが立っているのでしょうか。なにそれ、とばっちり過ぎィィィ!(※99%それはないと思いますが)

 

まぁ、今週の三玖が「『家族』だから」と言っていましたが、先週の感想でも触れたとおり、今回の期末試験編の問題解決の鍵はフータローだけでなく、「姉妹たち全員」にあると思っているので、五月が一役買う展開は望むところ。

 

ひとまず来週は四葉ちゃんの内面へ切り込んでいくお話になるかもしれないので、そこにも期待大!

 

四葉ちゃんの代わりに誰かが断って丸く収まるとも思えないし、そもそもそれでは根本的には何の解決もしないので、きっと四葉ちゃんにスポットライトが当たるのでしょう。超楽しみです!

 

 

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 ※本記事にて掲載されている情報物は「『五等分の花嫁』/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。