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『五等分の花嫁』59話 感想、二乃が認めた”恋心”!あなたとならどんな道でも進んでいける!

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五等分の花嫁 59話 「最後の試験が二乃の場合」 感想

五等分の花嫁 最新話 感想 ネタバレ注意

今週の『五等分の花嫁』を読了しました。

 

既に読み終えているみなさんも同じ気持ちだとは思いますが、もはや完全に春場先生にしてやられたなぁ...という感じですね。一花さんが三玖の告白を阻止した次のお話で、まさか二乃が告白をしてくるなんて...。良い意味で読者の予想を裏切る展開になっていて、本当に胸が熱くなるばかりでした。

 

それに、今回の”最後の試験”編は、偶然か否か、蓋を開けてみれば人気投票(※別記事で感想を書きます)の結果に準じた順番になってはいるのですけど、それを差し引いてもやっぱりこれ以上の順番はなかったと思うんですよね。今回はその点も踏まえながら至高の二乃回を振り返っていきたいなと思います。

 

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揺れ動く二乃の気持ち

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最後の試験編・大トリは二乃!

 

というわけで、今週は二乃が自分の「好き」を認めるお話になっておりました。

 

そもそも「誰かを好きになる」ってどういうことなんでしょうね。いや、こんなことを改めて書き始めるとなんだか気恥ずかしくはなってくるのですが、でも真面目なお話、ラブコメにおいてこれはとても重要なポイントだと思ってます。「好き」の感情とはどういうものなのか。また、どうしてその気持ちを「認める」ことが出来ないのか。

 

例えば、幼い頃って「好き」に対してとても素直でいられましたよね。お気に入りのおもちゃはいつでも楽しくて、好きなお菓子はいつだって美味しいもの。それらに何かして欲しいなんて望むこともなければ、ただ自分の側にあればそれだけで良かった。当然、そこに生まれる「好き」の気持ちを偽ることもなかったはずでしょう。

 

 

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二乃の心の声

 

それなのに、”人”を好きになると、なぜこんなにも「素直」になれなくなってしまうのか。

 

その答えは...、きっと「誰かを好きになる」ことが、本質的に、その相手に対して自分と同じ気持ちを求めてしまうことだからなのだと思います。誰だって、「好き」になれば会いたいと感じるし、当然相手にも自分を「好き」になって欲しくなるものですよね。

 

しかし、二乃は「あいつは私のことなんてなんとも思ってない」と感じていました。そして、それゆえに、自分の気持ちを認めることが出来なかった。フータローがなんとも思ってないんだから、自分だってなんとも思ってない。そう言い聞かせることで自身の”想い”を抑えようとしていたんですね。

 

 

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フータローを遠ざける二乃

 

でも、二乃の想いは次第に自分でも抑えられなくなっていきます......。

 

ゆえに、フータローを遠ざける。だって、これ以上一緒にいたら、キンタローくんとのことを思い出してしまうから。つまりは、フータローのことを好きになってしまうから....。

 

今回は二乃のこういう心情変化がとても印象深く描かれていたと思います。「こいつのことなんてなんとも思ってない...(1月)」と自分の気持ちについて考えていた二乃が、試験の後には「あいつは私のことなんてなんとも思ってない(3月)」とフータローの気持ちについて考えていたところも本当ニヤニヤポイントですよね.....。

 

 

二乃が認めた”恋心”

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彼と彼女たちのこれから

 

一方で、今回はフータローの想いが描かれていたことも見逃せません。

 

今の「関係」が終わろうとしていることに対して「寂しくなるな」と本音を漏らしたフータロー。なんだかんだで、彼がここまでストレートに自分の胸の内を明かしたのはこれが初めてのことでした。

 

それに、彼自身は否定こそしていますが、フータローが満点を逃したことも、やっぱりそれだけ五つ子たちに入れ込んでいたことの示唆なのだと思います。それこそ、彼の本気を示すためのアイテムとして、「良い教師になる為のいろは」という本が幾度も描かれていたくらい、彼は彼女たちに対して真摯に向き合っていましたよね。

 

 

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好きよ

 

それゆえに、二乃の想いは止まらなくなってしまった。

 

「私のことなんてなんとも思ってない」と感じていたのに、本当はとても大切に思ってくれていた。片側の意見だけじゃなく、大切に想う気持ちはお互い同じ。そのことが二乃は本当に嬉しかったんですね。だから、一度は離れなきゃと思ったのに、今はもう掴まって離せない。それほど二乃はフータローのことを好きになってしまっている。

 

”人”と”人”が一緒にいることには相応の理由があります。物みたいにそこにあるのが当たり前じゃない。『友達』だから...、『家族』だから...、『恋人』だから...。理由は様々あっても、やっぱりそこにはお互いを繋ぐものがあるのですね。

 

じゃあ、「家庭教師」(=外的要因)という繋がりがなくなった彼・彼女たちが一緒にいる理由はもう本当になくなってしまったのか...。無論そうではないでしょう。

 

「寂しくなるな」と言ったフータローと、「好きよ」と言った二乃。もはやそこに外的な要因はありません。お互いが”自分の心の内”を表明した。今までのようにいられなくなるのが寂しい。お互いがそう思い合ってる。なら、それはもう立派に一緒にいる理由になりえるはずです。

 

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掴まってろ

 

その理由が今後、どういう繋がりに変わっていくのか。

二乃の想いは「恋愛」、フータローの想いは...「親愛」ですかね。現状だと。でも、そんなフータローの「愛」に気付いたからこそ、二乃は今までで一番の「素直さ」を込めて、ストレートな想いをフータローへ伝えたのでしょう。(※聞こえていたかは定かではなくとも、言葉を発したことに意味があると思います...)

 

やっぱり、この2人の関係性とても好きだなぁ...。ここまで来るのに実に59話掛かりました。「突き離し」から始まった二乃の恋物語が、「掴まって離さない」に収束するところもグッときますね。本当に春場先生は凄い人ですよ....。

 

 

 

 これからの展開は...?

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前に進めた気がするの

 

また、今回のお話の中で印象的だったのが、二乃が中野父に対して「もう少し新しい家にいることにした」と表明するシーン。これがめちゃんこ熱い描写だったなと。

 

もちろん、54話の感想でも書いた通り、正しいのは中野父の方だとは思います。彼の言うように彼女たちがこれから進んでいこうとしているのは茨の道。きっと、元の家で生活をしていればする必要もなかった苦労を、これからたくさん彼女たちは経験していくことになるのでしょう。

 

でも.....それでも、今の生活を選ぶのは、みんなとならどんな困難だって乗り越えていけると思えたからですよね。みんなで力を分け合って、全員で今回の試験を乗り越えてみせたように、色々な苦労を経験して一歩ずつ前に進んでいきたい。二乃の言葉にはそんな想いが込められているかのようでもありました。

 

今後の展開をメタ的に見ると、やはり二乃がフータローと同じバイト先でバイトをするようになりそうですが、果たしてどうなるのか。あの告白が聞こえていたのかも含めて、今後の二乃とフータローの関係性には超注目ですね!

 

 

一花さんと三玖について

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一花さんの現状

 

あと、今回とても気になったのは一花さんですよ。清々しいくらいストレートに「好きよ」と言ってみせた二乃とは対照的に、彼女はまだ複雑な気持ちの迷路の中で身動きが取れなくなっているように見えました。

 

正直、一花さんの今の心情は言葉で表現できるほど簡単なものではないのでしょうけれど、でも、.やっぱりあの前回の不敵な笑顔は一花さんの本心が出たシーンなのだとは思います。一番になって、「三玖の告白」を阻止できたことに素で安堵してしまった。それが上手く表現されていたシーンだったんだろうなぁ...。

 

もちろん本当に無意識のうちではあったのかもしれませんが、それでも三玖からの宣戦布告を受けた流れで、夜通しで勉強をしてまで、今回の試験に向かっていた一花さんを見ると、「三玖に負けられない」と感じた気持ちが全くなかったというのはちょっと考え難いですよね。

 

 

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三玖の想い

 

そして、そんな一花さんの本当の気持ちを三玖はもう理解しているはずです。

そもそも、そうでなければ一花さんに「待ってあげない」なんて言うわけないでしょうから。だから、一花さんに点数で負けたことは悔しくても、一花さんが自分に負けないように努力をしてきたことについて彼女が尾を引くようなこともありませんよね。これこそが三玖が語ってきた「公平」なわけですし。

 

ゆえに、後は一花さん自身の問題でしかない。二乃が認めたように、一花さんも自分の気持ちをきちんと認められる日が来てほしいですね!

 

というわけで、今回の感想をまとめると....

 

 

今週の二乃が可愛すぎる問題!

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今週の二乃が最高に可愛かったなってことです!

 

作中で一番フータローに対する想いの振れ幅が大きいのはやはり二乃なんですよね。「大嫌い」で「最低」で「最悪」だったはずなのに...、今はもう「好き」の気持ちが止まらない!そんな二乃の姿を見ながら、今週は色々な感慨に耽っていました....。

 

さて、ここから一体どうなるのか。自らの意志で踏み出した第一歩。その道がどこに繋がっていようとも、きっとあなたとなら...。そう言わんばかりの二乃回に胸が熱くなるお話でした。来週も超期待しております!

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『五等分の花嫁』/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。