ふわふわびより

『五等分の花嫁』63話 感想、関係は変わっていく!上杉風太郎にとって”特別な人”とは...!?

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五等分の花嫁 63話 「スクランブルエッグ③」 感想

五等分の花嫁 最新話 感想 ネタバレ注意

 

今週の『五等分の花嫁』を読了!

 

いやはや、なんともまた素晴らしい展開になってきたではありませんか!心情的にも、視覚的にも非常に楽しめる回になっていたというかなんというか...。有体に言って、とてもエッチでした。本気で読者を悩殺しにきてます。ほんと破壊力抜群過ぎィィィ!

 

フッフッフッ。やっぱりラブコメで旅館と言えばお風呂なわけですよ。前回のモヤモヤ展開が嘘のようにスッキリしてしまいましたよね(※何が?)湯気ひとつなき理想郷!実に胸が熱くなるファインプレーの連続でございました...。

 

 

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天然な五月ちゃん

す、素晴らしい...... 

 

ふぅ...。特に、この五月さんのド天然っぷりと赤面っぷりが、大変素晴らしかったことだけは主張しておきたいわけでございまして...。

 

曰く「混浴なので問題ありません」である。ふむふむ、確かに問題はありませんな...。だって混浴ですもの!まさに「ごちゃまぜ上等」の混浴スクランブル。もはや、男風呂も女風呂もラブコメ漫画には必要ありません!と言わんばかりの精神でサービスシーンを放ってきた春場先生の采配には、全力でひれ伏すしかないというものでありましょう。

 

 

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五月の語る関係性

 

また一方で、ストーリー的にもとても興味深いお話になっていたのではないかと思いますね。

 

五月の口から語られた彼・彼女たちの関係性。前回の「関係終止符宣言」が五月本人によるものでなかったことを明かしながらも、”偽五月”が今の関係性について自分の気持ちを表明した(その真意の程は定かではなくとも)ように、五月もまた彼との関係について自分の想いを語っている。私たちの関係は”友達”であると。それが今の五月の答えであると。

 

正直、とてもグッときました。そもそも、もうフータローと五月たちの間には明確な利害関係なんて存在しないのです。「出世払いで結構だ(51話)」というオチのためのセリフはありましたけど、もし真に利害だけで動く関係であるならば、いつリワードが発生するともわからない仕事に一生懸命になるなんて普通は考えられませんよね。

 

 

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フータローが動く理由

 

ゆえに、フータローが彼女たちとの「家庭教師関係」にこれほどのこだわりを示す真の理由は、その繋がりを失いたくないと感じているから...に他なりません。

 

無論、その内側から湧きあがる内的動機の「本当の意味」をフータロー自身はまだ明確には理解できていないけれど、今回五月が語ったことはまさにその取っ掛かりであり、また核の部分でもあるのでしょう。

 

不器用にも”理由がないと繋がりがなくなってしまう”と考えているフータローに、”友達”という理由(理由なんて必要ないという意味でもある)を諭した五月。だからこそ、フータローは五月の言葉に響くものを感じている。この構図こそが今回のキモ。そこを踏まえても、この長編はやはりフータローの気持ちも含めて、6人の関係性が一歩前に進むお話になっていくのかもしれませんね。

 

......というわけで、幾分前置きが長くなりましたが、今週はそんなことを感じさせる”家族旅行編”3話目でございます!一体、この”家族旅行”の果てに、上杉風太郎はどんな想いを抱くのか。そんなことを想像しながら、今回のお話を振り返ってまいりましょう。

 

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ドキドキとトキメキの混浴スクランブル!

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二乃襲来!

 

そういうわけで今週は様々な想いが入り乱れる実に素晴らしい混浴回でありました。

 

壁一枚を隔ててお風呂場で会話をしていたフータローと五月ですが、その最中に二乃が乱入してくるという強イベントの発生である。タイトルがスクランブルだった時点で混浴描写はあると期待していましたけど、よもや五月と二乃の2人同時とは...。しかもこの2人は、24話の旅館回でフータローとの混浴に難色を示していた2人ですし...。春場先生にぬかりなしですね。実にデンジャラスでマーベラスな展開でございましたなぁ...。

 

もう終始ニヤニヤしていましたね。「混ぜるな危険!」とはよく言ったものですが、フータローと会話をしていたのが五月で本当によかった。万が一、これが三玖だったりしたら...大惨事は免れなかったことでしょう。

 

 

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二乃のファインプレー

 

なんせこんな過激なシチュエーションが繰り広げられていたなんて三玖が知ってしまったら、それこそ事件というか.....、本格的にミステリーになってしまいかねないですから...!いやー、今週の二乃の大胆さには本当に目を見張るものがありましたよね...。

 

勿論、恋のカタチは様々でそこに絶対的な正解なんてものは存在しませんけれど、でも最近の二乃は本当に輪をかけて魅力的な女の子になったなって。他の姉妹達に先行して二乃が恋物語をガンガン進めていく展開(フータローの気持ちはさておき)になるのも頷けます。だって、「過去」にけじめをつけるという意味もありましたが、恋愛的に言えば二乃はキンタローへの未練と「さよなら」をするために髪まで切った女の子なわけですから。この経験からくる覚悟の差も現状の二乃の強さにもなっているのでしょう。

 

その背景を踏まえると、三玖や一花さんたちにも、自分の中に眠る「覚悟」を奮い立たせるきっかけが描かれてくれたら熱いなぁ...とは思うのですが、”今”という時間が大切であればあるほど、募っていく想いが重さになってのしかかってくるんですよね。特に一花さんは、自分の想いだけではなく、三玖たちの想いまで背負い込んでしまっているから、なお身動きが取れなくなってしまうわけで...。

 

対して、二乃がここまで身軽に動けるようになったのは、きっと告白をすることでフータローへ想い(=重さ)を委ねたからでもあるのですよ。同じ「好き」を描くにしても、アプローチは様々。似た容姿の五つ子姉妹だからこそ、多様な恋愛模様が輝く。ここは春場先生も特に意識されているところなのだと思いますね。

 

 

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二乃の勇気

 

とはいえ、アクセル全開の二乃も、立派な乙女の1人である...!(感涙)

 

ちょっと背伸びをしてセクシーに猛アタックをしてみたはいいものの、心臓はドキドキまっしぐらであった...というね。なんなんだこの可愛さは...。これでも全く揺らがないフータローの防御力の高さにはもう驚愕の念を禁じ得ませんでした...!笑

 

そんなわけで、 今回はこの部分についても少し掘り下げていきたいと思います。

 

 

積み重ねた時間、変わっていく関係性

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フータローにとって特別な人は?

 

というのも、今回のこの描写は、ただ単に乙女心に対する彼の鈍感さが表現されているだけ...というわけではなくて、同時に、現段階においてフータローが「五姉妹の中で特定の誰かを特別視していない」(二乃に対する意識も現時点では恋愛感情のそれではないですし)という点を強調するシーンとも取れるんですよね。

 

だから二乃であることにも気付かない。異常事態を前にしても動揺するどころか「誰だ?」と言っているのがその証拠です。言い方は乱雑ですが、要するに今のフータローにとっては、彼女たちは「5人でワンセット(=全部同じ柄の神経衰弱)」なわけですね。

 

無論、これは恋愛軸に限ったお話ではあります。少なくとも、彼女たちの夢や勉強と向き合う時のフータローはきちんとそれぞれの個性に理解を示していますから。それはこれまでの物語を振り返っても明らかというものでしょう。(林間学校においても髪型や容姿などの身体的特徴に拠らない所で五月の変装を看破していましたし。)

 

 

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五月の森

 

ゆえに、今回全員が五月に変装をしているこの展開は個人的にとても楽しみだなと思っているんですよね。

 

焦点は、五月の姿を装って、あの夜に「関係終止符宣言」をしたのが誰なのか...という所になってくるのだと思いますが、果たして今回のフータローはどういう方法で突き止めるのか。それは、言い換えれば、どういう方法で彼女たちと向き合うのかということでもあるのです。

 

そして、今回の長編の文脈をメタ的に考えるなら、35話の探偵回のような切り口では切り抜けられない(そもそも目的が偽五月の正体を突き止めることにあるのではなくその先の悩みを聞きだすことにあり...必然、心情面のアプローチが必要になる)と思うので、その点には俄然期待をしていきたいところ。もしかしたら、今回のシリーズは、フータローが今後”特別な人"に気付いていくための試金石になるのかも?そんなことを考えてみても面白いのかもしれませんね!

 

というわけで、今週の感想を総括すると、

 

 

今週の五月がとても魅力的でした

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少年の夢、ここにあり!

 

今週の五月さんがとっても扇情的だったなってことですよ!

さぁ、フータローは偽五月の正体を突き止めることが出来るのか。ミステリーのお約束としては、偽五月こそが今回の”家族旅行”編のキーヒロインであり、同時に”誓いの鐘”やキスにつながるヒロインになるのでしょうけど、そうなるとこの時点で既に五月が候補から外れてしまうのでそこは外してくるのかもなぁ..。

 

まぁ、セリフ的に考えると偽五月の正体は一花さんが大本命なのだとは思いますが、今回五月が語ったように、「パートナー」という言葉の意味を利害が一致した関係(=仕事上のパートナー)と捉えるなら、そこから一歩を踏み出したいという意図を込めて三玖があのセリフを言った可能性も十分にあると思いますし、本物の五月の存在も含めて、この長編の顛末がどうなるのかに注目していきたいですね。

 

そんなわけで当ブログは四葉ちゃんの活躍にも期待しております。本当に来週が楽しみ過ぎる...!

 

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『五等分の花嫁』/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。