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『五等分の花嫁』64話 感想、偽五月の”悩み”に迫れ!想いが錯綜する家族旅行...!

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五等分の花嫁 64話 「スクランブルエッグ④」 感想

五等分の花嫁 最新話 感想 ネタバレ注意

 

今週の『五等分の花嫁』を読了!

 

凄い展開になってきました.....。完全に五月尽くしです。全ページの8割くらいが五月だった。なのに、五月ではなかった。むしろ、本物の五月はラストのオチに2コマ登場しただけという...。

 

もはやこの様相を文字列だけで見てしまえば、圧倒的に「何を言っているのかわからねーと思うが」案件なのですが、こういうストーリーが自然に描けるのも『五等分の花嫁』ならでは。そして、こたつの中で4人の浴衣をめくり、何の下心(=ドキドキ)もなしに全員の御脚を確認してしまえるのもフータローならではなわけですよ。いやー、本当に4人の赤面した表情は素晴らしいものでありました...。

 

....というわけで、今週はそんな家族旅行編4話目です!偽五月の正体を巡り、繰り広げられる五つ子ゲーム。その渦中にいる人物を明かしながらも、また、確実にその”想い”と”悩み”は歩を進めていって......。今回はその点を念頭に置きながら、お話を振り返って参りましょう。

 

 

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偽五月の”悩み”に迫れ!

 

さて、今週のお話は前回の続きから。

 

昨夜、五月に扮して、突然の「関係終了宣告」を言い放ってきた人物は一体全体誰なのか...、その捜索に乗り出したフータローですが、しかし、全員が五月に変装をしている現状に苦戦を強いられていました。曰く「全然違いがわからねぇ!」でございまする...。

 

 

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苦戦するフータロー

 

確かに「容姿を完璧に似せた」五つ子の判別は難しい。特に今回の場合、ゲームという体裁ではあっても、フータローに正体を悟られないよう彼女たちは意図的に会話自体にまで擬態を掛けている(後の三玖との会話は例外ですが)わけですし。

 

無論、約1名わかりやすい子がいて、それが四葉ちゃんの可愛いところではあるのですが、他の3人に関して言えば、本気で五月に似せられてしまったら、ボロでも出さない限り、そう簡単には見抜けないのかもしれませんね。少なくともフータロー視点においてはそう。彼の視点は全体を俯瞰して全員を見比べることの出来る読者とはやはり違うのでしょう。

 

 

 

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偽五月への手掛かり

 

とは言うものの、その難しさが成立しうるのも明確な”違い”がなければのお話なわけですね。

 

ゆえに、フータローは昨夜の揉め事の際に脚についてしまったはずの「怪我の痕」を頼りにその”違い”を見出します。なるほど...、壁に体を打ち付けたあのワンシーンはフータローの焦燥を表現するだけではなく、この展開を描くための布石でもあったということですか...。実に見事な布石の打ち方でございました。

 

しかし、個人的には、この「怪我の痕」がこの一件の鍵を握る要素だとは思ってません。なんせ、今回のお話のポイントは偽五月の正体を見破ること自体にはありませんから。真の目的はなぜ「関係を終わらせる」と言ったのか、その理由と気持ちの方である。

 

よって、身体的な差異からの判別ではこれ以上前に進むことは出来ないのです。正体を突き止め、その先にある彼女の「想いと悩み」に向き合い、踏み込まなければこの問題は決して解決しない。それは本物の五月から「姉妹たちの”悩み”(=様子がおかしい理由)」を聞き出して欲しいと相談を持ちかけられている背景を踏まえても明らかというものでしょう。

 

 

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それぞれの悩み

 

では、果たしてそれぞれが抱えている悩みとは何なのか....。

 

今回のお話でフータローは、四葉ちゃんに関する悩みを知ることが出来ました。姉妹が仲良くしている姿をお爺ちゃんに見せたいという純粋な気持ち。孫から祖父への心からの贈り物。それが同時に四葉ちゃんにとっては「悩み」にもなってしまったけど、でもそれはお爺ちゃんが大好きで喜んで欲しいという想いがあればこその「悩み」でもあるわけで.....。

 

 

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四葉ちゃんの笑顔

 

だからこそ、四葉ちゃんが「笑顔」でこのセリフを口にしたシーンは微笑ましい限りだったなと。

 

フータローの言うように、「ちゃんと変装できるか不安」という悩み...、それ自体は他者から見れば、”しょうもない悩み”として映るのかもしれないけれど、それでも、いえそれゆえに、お爺ちゃんのことを真剣に考える彼女らの想いはこの”家族旅行”における一つの大事なテーマでもあると言えるのかもしれませんね。

 

フータローが彼女らのお爺ちゃんに弟子入りを志願した展開も踏まえて、ここからどうお爺ちゃんがお話に絡んでくるのかにも注目したい所存です!

 

 

二乃から一花さんへの恋愛相談...想いが錯綜する家族旅行!

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す、素晴らしい...

 

一方で、今回は「恋愛」方面の悩みにも進展が描かれていました。

 

二乃のセリフから察するに”偽五月”の正体は一花さん(まだミスリードの可能性はありますが...)だったということでしょうか。まぁ、さもありなんという感じはありますし、上述したように、あくまでも今回はあのセリフを言い放った人物の特定自体に目的があるのではなく、そこに内在している「悩み」にこそ物語的な主軸があるわけなので、偽五月の正体に関してはさらっと正体を仄めかしておくのも理に適ってはいるのでしょう。

 

 

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妹から姉への恋愛相談

 

というより、問題はこっちですよ...えっち...じゃなかったこっち!

 

60話の感想でも何となくこの展開がきてしまうのではないかとヤキモキしていたのですが、ついに描かれてしまうとは...。二乃から一花さんへの恋愛相談。あぁ、ホント誰か一花さんを救ってあげて.....。

 

もちろん、一花さんの想いを知らない二乃からしてみれば、「長女」として信頼のおける一花さんに、恋の”悩み”を打ち明けた...というだけのことではあるのですが...。いやはや何とも難儀な展開になってきましたよ....。

 

 

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長女として?恋する乙女として?

 

二乃からの「告白」を受けて一花さんは一体何を想うのか...。

 

少なくとも今回の時点では、実際に二乃の口から「”フータローのことを”好きになってしまった」と告げられたわけではないけれど、しかし、真実を知っている彼女からすればそれはもう同じこと。

 

きっと、今の状態の一花さんは「長女」として二乃のことを応援してしまうのだろうなぁ...。「こんなこと他の子には言えないわ」なんて言い方で言われてしまえばなおのこと。そして、三玖とのことも抱え込んで、更に自分の気持ちを内側へと追いやってしまう。展開自体はとても面白いのですが、一花さん派としては切なさが尋常ではないですね...。

 

だから、この長編を通してフータローには一花さんを救ってあげて欲しいと願わずにはいられません。彼女の悩みを掬い上げ、真に救ってあげられるのは彼しかいない。鐘を鳴らすことは、余計な感情を取り払い、ただただ自身の願い(=想い)を込めること。様々な想いが錯綜する家族旅行。来週も楽しみにしております!

 

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『五等分の花嫁』/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。