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『五等分の花嫁』71話 感想、私のことを知ってほしい!中野二乃が求めた”恋”のカタチ!

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五等分の花嫁 71話 「アドバンテージ」 感想

五等分の花嫁 最新話) 感想 ネタバレ注意

 

今週の『五等分の花嫁』を読了!

 

本当にもう堪りませんね...。好きな人のことを想って、悩んだり、落ち込んだり、それでもやっぱり嬉しい気持ちになったり。思い通りにいかない感情を胸に、色々な表情を見せる二乃があまりにもいじらしくて...。今週のお話を読み終えた後は、ひたすらに二乃のことが愛おしく感じられるばかりでした。

 

一方で、フータローのままならない「感情」がきちんと描かれていた点も素晴らしい。前回の感想でも書きましたが、やはり3年生編の焦点は、フータローにまつわる「人間関係」とそこに付随して発生する彼の気持ちにこそ力点があるのでしょう。

 

「恋」も「友人」も「学校」も。その全てが上杉風太郎という一人の男の子が人間的に成長し、変化していく道のりの中にあるもの。ティーンの彼らにとって、「高校時代」という時間のうちに学べるものは、決して「勉強」だけではないのです。

 

これまで「勉強」というフィルターを第一としてきたフータローの世界が、これからどんな風に広がりを見せていくのか。きっと、クラスの風景を描いていく意味もこういった点にあるんじゃないかな。今回はそんな背景も踏まえながら、フータローと二乃の”恋”物語を振り返って参りましょう。

 

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二乃が求めた”恋”のカタチ!

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二乃の想い、焦燥感

 

というわけで、今週は「二乃の心情」の動きがとびきりお可愛い回でした。

 

三玖も一花さんも、依然として踏み出した様子はありません。でも、どこか心に余裕があるように見える。

 

同じバイト先で働くことになって、しかも既に想いを伝えている自分が一番「リードしてる...はず...」なのに、2人の自信とも取れる泰然とした雰囲気は一体全体どこからくるものなのか。そんなことを考えると、どうしても不安になってきてしまうわけですね。

 

 

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不安

むしろ前より距離がある気がする...

告白なんてしなければよかったのかな...

 

ゆえにこの言葉が出てくる。

 

「告白したのに意識されていない」んじゃないか、もしかしたら「告白なんてしなければよかった」んじゃないか。

 

せっかく勇気を出して想いを伝えたのに、それが原因で変に避けられて距離ができてしまっているのでは逆効果もいいところ。だから、フータローに良い所を見せて、もっともっと近付かなきゃ。今週序盤の二乃の心情はこんな具合だったように思います。

 

 

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フータローの”気持ち”

 

しかし、冒頭から始まる大枠のストーリーを踏まえると、やっぱり今週の二乃はやや空回り気味だったと言えるのかもしれません。

 

もちろん、こういう気持ちが時には前向きに作用することもある。好きな人にカッコ悪いところは見せられない。そう意気込む気持ちもわかりますし、結果的に、普段ならしないようなミス(キンタローにシュークリームを作った時も似たことがありましたね)をしてしまったことで、フータローの気持ちを知ることも出来た。ゆえに、新人ながらに早く「結果」を出さなきゃという彼女の焦りが意味のある失敗として描かれていることも事実。それは間違いありませんよね。

 

でも、距離の縮め方もどんな歩幅で歩くかも、自分らしくていいのです。ライバルの存在に焦って肩肘を張っても、二乃らしさが出せなくなる。だから、他の姉妹とのリードがどうこうではなく、自分とフータローの関係だけに目を向ければそれでいい。

 

だってそれ以上に大切なことなんて他にありはしないんですから。きっと、一花さんも三玖も様々な葛藤を乗り越えて、この地点までたどり着いた。焦る二乃と冷静な2人との対比はまさにこの差を表現してもいたのでしょう。

  

 

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二乃が求めた恋のカタチ

 

じゃあ、二乃らしさってなんなのか。

 

これを、ズバリ今回のサブタイ風に言い換えるなら、二乃にしかないアドバンテージとは一体どういうものなのかということでもある。そして、それはもちろんフータローに飾らない想いを真っ直ぐに伝えられる勇気ですよね。

 

私がどれだけフータローを好きなのか

ちゃんと知ってほしいの

 

そういった流れを踏まえると、やっぱり二乃の本心として描かれたこの台詞がもう最高に輝いて見えるわけじゃないですか...。

 

ハッキリ言って反則だとさえ思います。今はまだフータローに恋愛感情がないことなんてわかってる。でも、だからこそ、もっと自分のことを知って欲しい。自分の気持ちをもっともっとわかって欲しい。片想いがいつか両想いになるくらい、自分に踏み込ませたい。

 

今週はそんな二乃の想いの発露がとても美しい回だったなと。こんな熱烈な告白を受けたら、普通意識しちゃいますよ....。あぁ、心の底から二乃の恋が叶って欲しくてたまりません!

 

 

上杉風太郎の成長と恋心!

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二乃とフータローのバイト回

 

それにしてもまぁ、前々から期待していた「二乃×フータロー」のバイト回ですけれど、まだスタートしたばかりだというのに、完全に想定以上の破壊力でしたね。

 

新しくバイトを始めようとする人の多くが経験する「早くこの店の一員になれるように頑張る!」という気が急くような感情と、フータローとの距離に焦りを覚える乙女な気持ちの2つを、上手にストーリーの中に落とし込んでいたのが実に見事だったなと。先輩として二乃のミスを励ます風太郎の「優しさ」もニヤニヤの一言でした。

 

やっぱり僕はこういう”ラブコメらしい”回が大好きなんです。人が人を好きになる。こういった感情はもう「理屈」ではありません。他でもない、自分の気持ちなのにコントロールができない。好きになろうと思って好きになれるものではないし、嫌いになろうと思って嫌いになれるものでもない。当然、「勉強」のように明確な答えが設定されているようなものでもありませんよね。

 

 

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フータローの”気持ち”

 

しかし、だからこそ、「恋」と「勉強」という2つのテーマは、鮮やかなコントラストとして、物語に彩りを与えているのでしょう。

 

もちろん、人の存在が人を傷付けることだってある。「人間関係」というものは、決して一人では完結しないものですし、必ずしも美しいものばかりというわけにもいきません。

 

特にフータローは、小学生の頃、失恋とも言い難い何かを経験し、子供ながらに「自分の不要さ」を噛み締めたことのある人ですから。そういった背景を考えれば、他者との関わりに不器用な面があるのも無理からぬこと。

 

そんな彼にとって、とても大きな転機となったのが”写真の子”との出会いでした。「あの日 京都で あの子と出会い いつか誰かに必要とされる人間になると決めた(41話)」。彼自身がそう語っていた通り、5年前、学業御守りを笑顔で掲げていた女の子の存在こそが、彼が「勉強」に固執していく理由でもあったわけですね。

 

 

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写真の子が望んだこと(42話より)

 

でも、写真の子がフータローに向けて語った「必要とされる人になれてるよ」という言葉の真意は、無論、「勉強」という部分だけではなかったはず。

 

勉強ができて教え方の上手な家庭教師というだけならば、フータロー以上に適任の人材は他にもたくさんいる。それでも、彼女たちがフータローを”必要とする”理由はなぜなのか。

 

それは、写真の子が直接彼に対して言葉にしていたように、彼が彼女達に”真剣に向き合っている”からですよね。勉強ができるからという理由でフータローに惹かれたわけじゃない。不器用でも、誰かを思い遣り、人の気持ちに寄り添える優しい一面を持っている。

 

そんな彼の在り様に、5人の少女たちは心を開いていったのです。 「七つのさよなら」編は、写真の子(=過去への固執)との”さよなら”というストーリー上の大きな縦軸を描きながらも、きっと、そういった6人の人間関係・信頼関係を提示していたシリーズでもあったのでしょう。

 

 

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恋の行方は...?

 

ゆえに、今後の物語の中で、フータローが姉妹のことを「女の子」として意識し始め、やがて誰かに「恋」をしていくという展開が描かれていくと思うと、いち読者としては非常に楽しみで仕方ありません。

 

今度は、フータロー自身が彼女たちの持つ「女の子」としての魅力に気付いていく番なわけですからね。果たして、ここから恋の行方はどうなっていくのか。四葉ちゃんが盛大に絡んできそうな修学旅行も、五月(=M・A・Yさん)がどんな凄いレビューを書いているのかも、わたしとっても気になります!

 

 

 というわけで、今回の感想を要約すると、

 

二乃の恋に幸あれ!

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ポニテ二乃

 

今週の二乃が最高に可愛かったなということですよ!

 

やっぱり、ポニーテールは人類が生み出した究極の髪型ですね。こうかはばつぐんだ!過ぎてヤバい。まさに圧倒的な可愛さでした。同じバイト先で働けるというのも大きなチャンスですが、ポニテ姿を披露できるというのも最高のアドバンテージと言えましょう。

 

まぁ、あまりフータローには響いていないようにも見えますが...、反応的には照れ隠し説も有力ですから....。

 

そんなこんなで、二乃には本当に頑張ってもらいたいですね。ここから、フータローの誕生日、5人の誕生日、修学旅行とイベント盛りだくさんですし、ついに「全国実力模試」なるワードも飛び出てきたので、進路関係の話題についてもどんな風にストーリーが展開されていくのか楽しみです!

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『五等分の花嫁』/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。