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『五等分の花嫁』73話 感想、中野五月の”想い”と上杉風太郎が気付いたもの!これは共に成長していく”6人の物語”!

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五等分の花嫁 73話 「新川中島」 感想

五等分の花嫁 最新話 感想 ネタバレ注意

 

今週の『五等分の花嫁』を読みました。

 

なるほど、「新”川中島”」ですか。史実通りに「武田 vs上杉」の真っ向勝負というわけですね。唐突に告げられる家庭教師交代案。ここで勉強軸のライバルを大々的に描いていく意味を考えるなら、やはり3年生編は、主人公・上杉風太郎の”パーソナルな面”に焦点を当てて、物語が展開されていくことになるのかな。

 

なんせ、5人がフータローを必要としているのは、彼が「学年一位」だったからではなく彼が彼女達に真剣に向き合ってくれた人だからなわけですし。それは今週のお話からも明らかですよね。

 

たとえ、出会えたキッカケがどうであっても、今は違う。人と人との結びつき、誰かが誰かを心から必要だと思う理由。そこには確かに、理屈だけでは説明のつかない、合理性を超えた”何か”がある。今週のお話の肝はそこにあったのではないでしょうか。

 

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上杉風太郎が気付いたもの!共に成長していく6人の物語!

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フータローの成長

だが去年の夏までは...

あるいはこの仕事を受けていなかったら...

俺は凡人にもなれていなかっただろうよ

 

半年前の夏、「五つ子に出会う前のフータロー」はこの事実に気が付いていませんでした。

 

「いつか誰かに必要とされる人になる」ために「勉強」をする。それでいいと思っていた。それが自分にとっての道標だと思っていたから。ゆえに、不器用な彼は、外の世界との関りを忌避し、教科書の中にある世界に身を寄せていたのでしょう。

 

が、それ”だけ”が世界の全てではないことを彼は少しずつ知っていきます。世の中には色々な人がいて、それぞれに色々な気持ちを抱えていて、誰かの為に泣いたり笑ったり、時には悩んで喧嘩をしたりする。でも、そういう感情は、相手のことを本当に大切に想うからこそ芽生えるもの。

 

そして、今の彼にも、そう想える大切な人達が5人もいるのです。その子たちは奇しくも「勉強が壊滅的にできない」おバカな女の子達でした。家庭教師として、ずっと彼女達を教える立場にいたようでいて、同時に彼自身も、そんな彼女達の存在からとても大切なことを学んでいたんですね。

 

 

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フータローが気付いたもの

 

とはいえ、もちろんこれは「特別なこと」ではないのでしょう。

 

「人と人との本質的な繋がりが理屈ではない」なんて、至極当然のこと。友達がいて、好きな人がいて、大事な人がいて..。普通の学園生活を送っていれば、誰もが当たり前のように享受していることです。フータロー自身が「知らなかったんだ...俺がこんなに馬鹿だったってことも」と自ら評しているのも、きっとそのため。

 

でも、これこそが、フータローが気付き、6人がこれまでに築いてきた「関係性そのもの」でもある。だから、同じ馬鹿として、この6人で一緒に成長していきたい。人と人との繋がりに、義理も理屈も必要ではないとわかったから。必要なのは、”気持ち”なんだと今ならハッキリわかるから。

 

 

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フータローの”気持ち”

この仕事は俺にしかできない自負がある!!

 

だからこそ、この言葉が出てくる。これが今の上杉風太郎の中にある、飾らない”気持ち”なのです。

 

他でもなく、自分自身で決めた「選択」なのだから、縛られてもいなければ、解放してもらうもなにもない。5人が望む限り、最後まで付き合う覚悟はもう出来ている。ゆえに、この仕事は俺にしかできないことそれを証明するために一番になる。彼にとってこの対決はそのための闘いなのでしょう。

 

 

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vs.中野父 再び!

 

この一連の流れが、凄く胸が熱くなる展開ではありませんか...。

 

”最後の試験”では、五つ子たちがフータローと一緒にいるために、それぞれの想いを抱えながら学年末試験を乗り越えるべく奮闘していたわけですが、今回はその逆で、フータローが5人と一緒にいるために、「全国模試で10位以内」に入るという高いハードルを飛び越えようとしているんですよね。

 

一見、王道でわかりやすい展開のようにも思えるけれど、こうしてきちんと”双方向に気持ちの矢印”が向いていることを事象として示してくれるのは、何とも感慨深いなって。少しずつでも、確かに関係は前に進んでいるんだなって。今週は確かにそんなことを感じさせてくれる回でした...。

 

 

五月の想い、中野父の真意

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五月の想い

私が三年生で一番の成績を取ります!

 

それにしても、今週の五月のヒロイン力は、大変素晴らしかったですね。

 

フータローが家庭教師に相応しくないと言われ、思わず「私が三年生で一番の成績を取ります!」と感情的になっていた彼女。

 

「全国模試一位に!」と豪語するフータローには「全国は無茶ですって!」と冷静な判断で諌めようとしていたのに...。もはや、フータローと離れたくないオーラがひしひしと感じられる程でしたよ....。

 

 

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中野父の真意は...?

 

まぁ、現実的な予想としては、「全国模試10位以内」はともかく、「学年一位」はフータローが取るのだとは思います。

 

学年で一番優秀な同級生を家庭教師にするという中野父の理屈に従うなら、フータローが「学年一位」を取った時点で、少なくとも武田くんが5人の家庭教師を担当する道理は完全になくなりますから...。中野父がフータローを認めるか否かに関わらず、これは間違いないでしょう。

 

とすると、今回の一件は、フータローや姉妹達のやる気を焚き付けるために、「中野父があえて画策したこと」という深読みが出来なくもないのかもしれません。

 

そもそも、フータローから武田くんに家庭教師をチェンジしたとして、姉妹達の成績が向上するなんて考え難いではないですか。むしろ、娘たちの様子を鑑みれば、明らかに逆効果としか思えない。

 

しかも、フータローが家庭教師をしていることで成績が落ちたのなら、武田くんにも同じことが起こる可能性があるわけなので、高校生の代わりに高校生を家庭教師に任命するというのもやや違和感がある行動と言えるのかなと。

 

 

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フータロー達を見つめる中野父

 

もちろん、そのまま単純にフータローへ敵対心を燃やしている可能性もありますけどね。

 

上杉風太郎という少年がどういう人物なのかを見定めているのか、あるいは、五つ子達に対して何もできなかった自分と比べ、フータローの姿に何か思うところがあっての行動なのか。

 

今はまだ、勝手な想像ばかりが膨らむマルオパパですが、いずれにせよ、6人の前に立ちはだかる壁になることで結果的に彼らの関係を前に進める役割を担っているのは面白い立ち位置と言えるのでしょう。

 

「家族」という要素を一つのテーマにしている『五等分の花嫁』ですから、彼の真意や心情についても今後少しずつ描かれていくことになりそうですし、中野母との過去エピソードとも絡めて、これからの展開が楽しみですね。

 

 

 というわけで、今週の感想を総括すると...、

 

一花さんの出番と五月の”夢”にも期待!

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一花さんは試写会

 

今後の一花さんエピソードにも超期待!ってことですよ。

 

こういう全員集合していても何らおかしくもない回で一人だけ出番がないというのはちょっと珍しいですからね。

 

試験ヤバいフラグかもしれませんが、仕事の方は順調に進展しているみたいなので、いずれにしても一花さん回が近いうちにやってきそうな気も...。当ブログは、一花さんの出番を全力で渇望しております!

 

 

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全国模試と五月の夢

 

 

また、春場先生のツイートを見ると、「全国模試」の開催時期は4月末が正しいそうなので、フータローの誕生日(4月15日)が、試験直前のドタバタに巻き込まれるということもなさそうかな。

 

五月の進路が「学校の先生」であることを考えても、模試の存在は彼女にとっても意識せざるを得ないものになるでしょうから、フータローの誕生日とも合わせて、どんな風に描かれていくのかに注目していきたい所存!

 

1学期最大の超級イベント・「修学旅行」も控えていますし、楽しみが一杯で本当に素晴らしいですね。来週も楽しみです!

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『五等分の花嫁』/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。