ふわふわな日記

『五等分の花嫁』エピソード人気投票 感想:読者が選んだベストエピソード第一位は...!?

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五等分の花嫁 ベストエピソード結果発表!

五等分の花嫁 最新話 感想 ネタバレ注意

 

週刊少年マガジン」第27号にて実施されていた『五等分の花嫁』のベストエピソードを決める投票企画。

 

その結果がついに今週号のマガジン(第40号)で発表となりました。投票の集計対象話数は「第1話~第88話」までの計88話分で、人気上位に輝いたエピソードに関しては11月15日から毎月1冊ずつ発売予定の「キャラクターブック」に連載時のネームが掲載される特典も。

 

個人的に『五等分の花嫁』は思い入れの強いエピソードばかりで自分の中の"一番"を決めるのが非常に困難だったんですが、どのエピソードが読者から最も支持を得ているのか」を客観性と信用性が担保されている"公式結果"として知れることには正直興味があったんですよね。どんなランキングになるのか、予想を立てるのが難しかっただけに結果の発表を楽しみにしていました。

 

そんなわけで今回は、連載当時の思い出を踏まえつつ、ランキング1位のエピソードから順に振り返り感想を書いていきますので、以下ご笑覧いただければ幸いです。

 

 

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第1位:第67話「スクランブルエッグ⑦」(三玖回)

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第67話「スクランブルエッグ⑦」

 

 

読者が選んだベストエピソード。その栄えある第一位に輝いたのは、風太郎が五月の森から三玖のことを見つけ出した「第67話:スクランブルエッグ⑦」でした。

 

メインエピソードの多い三玖回は票がバラけてしまうんじゃないかとも思っていたんですが、全くの杞憂だったみたいですね。キャラクター人気投票も含めて堂々の2冠です。改めて三玖人気の高さを思い知らされる結果でもありました。

 

 

 

 

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『五等分の花嫁』カテゴリー記事閲覧数

 

ちなみに、このブログの閲覧数的にも第67話の感想記事は3番目(投票対象外の第90話を除けば2番目)に多く読まれている、反響の大きい回となっていたようです。

 

風太郎」と「三玖」の両方に見せ場が描かれており、かつ作品を貫く重要なテーマ(=「"愛"があれば見分けられる」)が盛り込まれてもいる点がこの回の魅力と言えるでしょうか。

 

「一歩一歩成長を遂げていく三玖」「少しずつ五つ子たちへの"愛"(=それは親愛でもあり恋愛でもある)を深化させていく風太郎」。

 

第67話のお話はそんな2人の様子がとてもわかりやすく描かれている、個人的にもとても印象深いエピソードでした。TVアニメ2期でもギリギリカバーされる範囲の内容だと思いますので、アニメでどのように描かれるのかも期待したいところですね。

 

 

 

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第2位:第37話「勤労感謝ツアー②」(四葉ちゃん回)

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第37話「勤労感謝ツアー②」

 

続いて第2位にランクインしたのは、風太郎と四葉ちゃんの初デートの様子が描かれていた「第37話:勤労感謝ツアー②」でした。

 

まぁ、第88話までの内容で「ベストオブ四葉ちゃん回」を選ぶならやはりこの回は外せないと思いますし、第90話が描かれた今となっては、なおのこと感動的なお話でもありますからね。

 

 

 

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笑顔

 

 四葉ちゃんの笑顔と風太郎の笑顔。

 

枷の象徴でもある「ブランコ」で楽しげに遊ぶ2人の姿がもう最高としか言えず...。何度か読み返しているうちに「この2人早く結婚した方がいいのでは...」としか思えなくなってくるから不思議です。

 

アニメ的にもキャストの佐倉綾音さんがどんな風に四葉ちゃんの心情を汲み取って演じてくださるのか楽しみですし、四葉ちゃんの欲しいもの」が今後の物語の中でどう表面化していくのか、温かい目で見守っていきたいですね。

 

 

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第3位:第84話「シスターズウォー七回戦」(三玖回)

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第84話「シスターズウォー七回戦」

 

そして、トップ3最後のエピソードとして多くの票を獲得したのは、三玖の告白が描かれた「第84話:シスターズウォー七回戦」でした。

 

この回は第85話で描かれた「(裏)」があってこそ成立するお話であることは言うまでもありませんが、第84話できちんと登場しているヒロインが「三玖だけ」だったというのはやっぱり印象的なところだったでしょうか。

 

 

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頑張ったな

 

風太郎が「お前の努力 それだけは味わえた」と三玖の頑張りをその身できちんと受け止めていた点も非常に感動的でしたし、勇気が持てず長いこと思いを伝えられないままだった三玖が自分の気持ちをついに言葉にしていたシーンも本当に胸が熱くなるばかりでした。

 

上杉母が「手作りパン」を得意としていたことや、風太郎が6歳の時に亡くなってしまったことが語られていたお話でもありますので、上杉家の内情を考察していくうえでも重要な回となりそうですね。

 

 

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第4位:第59話「最後の試験が二乃の場合」(二乃回)

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第59話「最後の試験が二乃の場合」

 

 「三玖回(第67話)⇒四葉ちゃん回(第37話)⇒三玖回(第84話)」ときて、ついに第4位の位置に二乃の第一次告白回である「第59話:最後の試験が二乃の場合」がランクインであります。

 

最後の試験編が連載されていた当時を思い返すと毎週のように「次は誰の番なのか」予想で賑わっていたことが懐かしく思えてきますが、あの頃は、ラストバッターの二乃がまさか風太郎に告白をするとは...という感じだったんですよね。

 

 

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しっかり掴まってろ

 

「突き放し」から始まり「しっかり掴まってろ」へと変化した二乃の恋。

 

まさしく「大嫌い」から「大好き」へと変わる心が主題となっていて、二乃が風太郎に惹かれて想いを認めるに至るまで59話ものエピソードを積み上げてきたその年月があったからこそ、彼女がこうも笑顔で風太郎に抱き付いているシーンに感動させられるのかもしれません。

 

 

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第5位:第60話「攻略開始」(二乃回)

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第60話「攻略開始」

 

 

そして、そんな流れを受けて描かれた「第60話:攻略開始」が第5位にランクインしている...というのがまた因果なものですよね。

 

「第59話、第60話」の間で票の分散が起こるだろうことは予想できていましたけれど、「第59話」派と「第60話」派がちょうど均等くらいに分かれていそうな順位(獲得票数がわからないので実際の票差は不明ですが...)になっていた点はちょっと興味深いところだったのかなと。

 

雑音も背景も消えて、まるで世界から二人だけの空間が切り取られたかのような、そんな贅沢な余白の中で再告白がなされている「第60話」の演出が個人的にはお気に入りだったりするのですが、この記事をお読みになられているみなさまは果たして、どちらのお話がお好みでいらっしゃるのでしょうか。

 

 

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第6位:第21話「おまじない」(四葉ちゃん回)

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第21話「おまじない」

 

さて。続く第6位に選出されている「第21話:おじまない」は、四葉ちゃんの隠された本心が「嘘」という言葉に乗せて仄めかされていたエピソードです。

 

 お前が最初に変わってくれたんだ

 

という風太郎からの評価は、過去の失敗に囚われ変われていない自分に負い目を感じている四葉ちゃんにとって希望とも言えるものでした。

 

伝えたい想いと嘘で打ち消されてしまう「好き」。中野四葉というヒロインの在り方がとても良く描かれているエピソードなだけにこの順位も納得ですよね。これから先、四葉ちゃんの「本心」が風太郎に伝わる日は訪れるのか。楽しみにしたいところです。

 

 

 

第7位:第50話「七つのさよなら⑫」(全員回)

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第50話「七つのさよなら⑫」

 

最後。第7位にギリギリでランクインをしたのは、「第50話:七つのさよなら⑫」でした。

 

五つ子たち全員が風太郎と共に歩んでいく意志を示してみせた回であると同時に、風太郎が零奈に対して「さよなら」を告げていた点も見どころの一つだったでしょうか。

 

風太郎を助けるために川へと飛び込んでいった五つ子たちの姿も、第42話で「さよなら」を言いに来た零奈(池に落ちた風太郎の元から去っていく)との対比になっていて示唆的でしたし、作品的にもどことなく「区切り」感・「再始動」感を抱かせるとても重要な回として機能しているのかなと、個人的にはそんな位置付けのエピソードでした。

 

正直ベスト3くらいには入るエピソードかと思っていたんですが、今回の結果を見ると明確に「誰回」とわかるような回の方が票が集まりやすいみたいですね。無論、7/88に選ばれるだけでも凄いですし、アニメ化の折には「零奈」の声がどう表現されることになるのかにも注目をしたいエピソードだなと思います。

 

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読者が選んだベスト7!

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結果発表

 

 

1位 第67話「スクランブルエッグ⑦」(三玖回)
2位 第37話「勤労感謝ツアー②」(四葉ちゃん回)
3位 第84話「シスターズウォー七回戦」(三玖回)
4位 第59話「最後の試験が二乃の場合」(二乃回)
5位 第60話「攻略開始」(二乃回)
6位 第21話「おまじない」(四葉ちゃん回)
7位 第50話「七つのさよなら⑫」(全員回)

 

 

というわけで、読者が選んだ「人気エピソードトップ7」は上の7つでした。

 

総じて言える事は、やはりインパクトのある見開き」が人気のポイントになっていそうってことですね。

 

今後同様の企画が行われる可能性は流石に低いかもしれませんが、最終回が近付くにつれて破壊力の高いエピソードも自然と増えていくでしょうし、最後の最後まで神回が増え続けてくれたら読み手として嬉しいなと。そんなことを思う、第一回エピソード人気投票でありました。

 

 


 ※本記事にて掲載されている情報物は「『五等分の花嫁』/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。

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